真空状態から解放されては袋から出たがる私。
圧縮袋を怖がる私。
そんな私を見かねて彼が提案する。
「じゃあ布団と一緒に入れてあげるよ。それなら多少息できるでしょ?」
昔布団と一緒に入れられた時に布団の中に残った空気が吸えて少し楽だったことを覚えてた。
もちろん彼もそのことをわかって言ってる。
それでもいやいやをする私の事は無視して圧縮袋の中に掛布団を入れ始めた。
そして布団でサンドするように私を布団の間に詰め込み口を閉める。
「ばいばい」
その言葉に私はまた泣きそうになる。
圧縮袋が大きいのと布団も大きいのとで空気を抜くのにかなり時間がかかっていた。
息を止めるタイミングが尚更難しく、でも布団があるからきっと少しは息ができるはず。そう思っていた。
いざ空気を抜かれて、確かに何もないより空気は残っていた。
でも、布団の圧迫が凄くて息がしずらかった。
まだ吸える空気があるのにうまく肺に入れられない辛さ。
以前布団と一緒に入れられた時の感覚とは全く違っていた。
圧縮袋のサイズのせいなのか、布団の素材のせいなのか、挟むように入れられたからなのか・・・。
理由はわからないけどとにかく苦しかった。
「だしてー!!!」
気づけばそう叫んでいた。
それでも彼はすぐに出してはくれず私はまた喚くだけ喚き暴れるだけ暴れるしかなかった。
布団と一緒の圧縮は圧縮するのが大変だったからなのか、一回で終わった。
「もう出たい?」
私は首を縦にふる。彼がこう聞く時は2パターンある。
出す気がないのに聞く時と、そろそろ出してやってもいいかなと思っている時。
「じゃあ、今何時かあててみて。30分の誤差は許してあげる。当てられたら出してあげるよ。」
・・・クイズ形式とか新しいな・・・。そう思いながら必死で考える。
最後に私が時計を見た時間からすると・・・。
とか考えてみるけど、責められている時の時間の感覚なんてある訳がない。
というか正解だったとしても「不正解」と言われてしまえばそれまでだ。
視界のない私に正解がわかるはずないんだから。
「・・・3時半。」
「残念。じゃ、もう一回圧縮袋ね。」
「いやぁ・・・( ;∀;)」
「仕方ないから自由な状態で入れてあげる。それならいいでしょ?」
なにがいいのか全然わからなかったけど・・・拘束は解かれゼンタイだけの姿になりまた圧縮袋へ押し込まれる。
限界ぎりぎりまで我慢しようとすると、突然私の中の限界がやってくる。
突然もう耐えられない気持ちになって暴れ始める。
思いの外早く解放された、と思ったら暴れた拍子に私の肘が袋の口を開けたようだった。
息ができてホッとしつつ、自分で開けてしまったことになんだか罪悪感を感じるのはなんでだろう・・・。
やっと大きな圧縮袋から本当に解放してもらい、ゼンタイからも解放され新鮮な空気を久しぶりに吸わせてくれた。
休憩なのかもうこれで終わりなのか・・・もう終わりなのかと思ったら途端に物足りなく感じてしまう。
散々体力も削られ精神的にも削られたはずなのに。
私のマゾヒズムは底なしだなと哀しくなる。
でも心のどこかでこんな私くらいしか彼にはついていけないと誇らしく思っている。
圧縮袋を怖がる私。
そんな私を見かねて彼が提案する。
「じゃあ布団と一緒に入れてあげるよ。それなら多少息できるでしょ?」
昔布団と一緒に入れられた時に布団の中に残った空気が吸えて少し楽だったことを覚えてた。
もちろん彼もそのことをわかって言ってる。
それでもいやいやをする私の事は無視して圧縮袋の中に掛布団を入れ始めた。
そして布団でサンドするように私を布団の間に詰め込み口を閉める。
「ばいばい」
その言葉に私はまた泣きそうになる。
圧縮袋が大きいのと布団も大きいのとで空気を抜くのにかなり時間がかかっていた。
息を止めるタイミングが尚更難しく、でも布団があるからきっと少しは息ができるはず。そう思っていた。
いざ空気を抜かれて、確かに何もないより空気は残っていた。
でも、布団の圧迫が凄くて息がしずらかった。
まだ吸える空気があるのにうまく肺に入れられない辛さ。
以前布団と一緒に入れられた時の感覚とは全く違っていた。
圧縮袋のサイズのせいなのか、布団の素材のせいなのか、挟むように入れられたからなのか・・・。
理由はわからないけどとにかく苦しかった。
「だしてー!!!」
気づけばそう叫んでいた。
それでも彼はすぐに出してはくれず私はまた喚くだけ喚き暴れるだけ暴れるしかなかった。
布団と一緒の圧縮は圧縮するのが大変だったからなのか、一回で終わった。
「もう出たい?」
私は首を縦にふる。彼がこう聞く時は2パターンある。
出す気がないのに聞く時と、そろそろ出してやってもいいかなと思っている時。
「じゃあ、今何時かあててみて。30分の誤差は許してあげる。当てられたら出してあげるよ。」
・・・クイズ形式とか新しいな・・・。そう思いながら必死で考える。
最後に私が時計を見た時間からすると・・・。
とか考えてみるけど、責められている時の時間の感覚なんてある訳がない。
というか正解だったとしても「不正解」と言われてしまえばそれまでだ。
視界のない私に正解がわかるはずないんだから。
「・・・3時半。」
「残念。じゃ、もう一回圧縮袋ね。」
「いやぁ・・・( ;∀;)」
「仕方ないから自由な状態で入れてあげる。それならいいでしょ?」
なにがいいのか全然わからなかったけど・・・拘束は解かれゼンタイだけの姿になりまた圧縮袋へ押し込まれる。
限界ぎりぎりまで我慢しようとすると、突然私の中の限界がやってくる。
突然もう耐えられない気持ちになって暴れ始める。
思いの外早く解放された、と思ったら暴れた拍子に私の肘が袋の口を開けたようだった。
息ができてホッとしつつ、自分で開けてしまったことになんだか罪悪感を感じるのはなんでだろう・・・。
やっと大きな圧縮袋から本当に解放してもらい、ゼンタイからも解放され新鮮な空気を久しぶりに吸わせてくれた。
休憩なのかもうこれで終わりなのか・・・もう終わりなのかと思ったら途端に物足りなく感じてしまう。
散々体力も削られ精神的にも削られたはずなのに。
私のマゾヒズムは底なしだなと哀しくなる。
でも心のどこかでこんな私くらいしか彼にはついていけないと誇らしく思っている。
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