大好きだった彼に再会した…
だった、とはいえないんだろうな。。
両想いのまま別れたという、あの彼だ。。(Sさんと称す)
実は彼には妻子がいた。
それは別れた理由のひとつではあったけれど、それ抜きにしても別れざるをえない状況になり、私たちは別離を選んだ。
別れて何ヶ月かの間に2回ほど彼のところへいった。
それから少しして、彼氏ができた。いや、つくったといった方がいいかもしれない。
そして彼へ連絡をすることは自粛し、携帯番号も消した。
もう二度と会えないのだと思うと苦しかった。。。
だけどその当時つきあっていた人を大切にしよう、と思っていた。
1年以上がたち、私は2つの恋愛を終え、一人になった。
思い出すのは、Sさんのことばかりだった。
会いたい、会えない。
だけどまったく連絡をとる手段がないわけではなかった。
それはずっとわかっていた。
だけど勇気がなかった。声をきけば、顏をみれば、また彼への想いを甦らせてしまう。。
必死であきらめたつもりだったし、忘れようとがんばってきたのに、それが水の泡となるような気がした。
だけどそんな想いより何より、会いたい気持ちは日に日に強くなっていった。
そして、昨日ついに再会した。
友達に遠路はるばるついてきてもらい、(二人っきりで会えない理由があったので。)
帰りは彼の車でその友達の家まで送ってもらいました。
友達を先におろし、車の中でやっと二人っきりに。。。
すると彼は…プレゼントを用意してくれていた…
「就職祝いもなにもしてやれなかったから。」…と。
そんなのあたりまえなのに…だって私が連絡しなかった、携帯番号すら勝手に変えてしまっていて向こうからも連絡をとれない状況にしたのは私なのに…
思ってもみなかったプレゼントに、私は胸が熱くなった…そして目頭も…
なんでこんなこと…してくれるの…
また貴方を好きになってしまう…
彼からのプレゼントは、かわいいネックレスだった。
すごくすごく嬉しかった…こんなに嬉しいと感じたことは彼と別れてからなかった。。
大切にするからね。。。ありがとう…
そしてキスをした。
久しぶりの貴方の唇…
だめだ、発情してしまう。。。
ホテルへいける時間はなく…周りが住宅街なだけに青姦もできず…笑
CAR SEXには狭すぎる車で…
あきらめました…
したくてたまらなかった。
快感がほしかったわけじゃない。
貴方とひとつになりたかった。
今を逃がしたらきっと後悔すると思った。
自分の口から、したいよ…なんて言葉がでるとは思わなかった。
彼の肌を感じたかった
彼の声を耳元で感じたかった
彼に愛してもらいたかった
あきらめたとき、
「また今度」
といわれた。
おあずけだね、と。
今度?
今度っていつ?
いつ、会えるの…?
聞くのが怖くて聞かなかった、聞けなかった。
今でもやっぱり私は大好きなんだ…
貴方の口からでた、本気、の二文字。
私は信じたい。
子供がいなかったら、私たちの未来は幸せだったと、二人でひとつの道を歩んでいたと、そう、信じたい。
もはや叶わないことだけど、そう信じることだけが私にとってせめてもの救い。。。
人の幸せを壊してまで、自分が幸せになろうなんて思わなかった。
不倫なんて最低だと、ずっと思ってきた。
だから私は最低だと思う。
だけど好きになる気持ちは理性ではとめられない。
彼を奪ってしまいたい、私だけのものにしたい、貴方だけのものになりたい。
だけどたとえ奥さんを傷つけても、子供傷つける権利なんてないんだ…
誠実な男は家庭を裏切らない…
子供を裏切らない…
仮定の話でしかないけれど、子供ができていなければ、一人だったなら、一緒になれた、と、それだけを信じてたい。。。
貴方が私を愛してくれていたことが真実なら、それだけで十分なんだ。
愛してる、貴方を…
私には忘れられない人が二人いる。一人はブログにも書いた人。
もう一人は、中学時代に好きになった男の子。
彼との恋は実らなかった。
だから余計に忘れられないのかもしれない。
あれほどにも純粋に恋をすることはもうできないだろう。
今でも心にひっかかるこの想いがどういう感情なのかよくわからない。
憧れなのか懐かしさなのか、はたまた恋の残骸なのか…
彼はすごく優しく少し強引で、そしてお調子者で、一途で、かっこよかった。
彼のことは中学で終わった恋なのになぜか今でも心に残っている。
中学時代の集まりがあるときくと彼が来るのかどうかすごく気になってしまう。
高校になっても彼への想いをひきずり、彼さえ手にはいるなら私はMとしての快感や満足を得られなくてもいいと思うこともあった。
彼とつきあえるならなんでも我慢できるような気がした。
片思いで終わったからこそ未だにひきずっているのかもしれない、たとえ新しい恋をいくつしても、彼を忘れることはないだろう。
私の心には片思いのままの彼と、両思いのまま別れざるをえなかった彼とがずっとずっと居る。
そして私を苦しめるんだ…
SEXは必要としないと書いたけれど、一人だけ例外がいた。心から私は彼を愛してた。
彼にされることはなんでも嬉しかった。私が苦手とする痛みを伴うことも、奉仕することも。そしてSEXも。
彼とのSEXは私にとって特別だったし、これからもそれは変わらないんじゃないだろうか。
彼がうまかったとかそういう次元の話ではなくて、彼に抱かれることはすごく嬉しかった。
私は、苛められたい、と思うことがあってもSEXしたい、いれてもらいたい、と思うことはまずほとんどない。だけど彼とは違っていた。
彼がほしくてたまらなかった。いれて、とねだったこともあった。
こんなにもMな私が、SEXをなくてもいいと考える私が、そう思えたことは自分でも驚きだったし、特別なことだと思った。
彼をものすごく愛していたから、ほしかった。彼の全てが。
彼の為ならいつも必死になれた。
なんでもできるような気がしていた。
自分がこんなにも人を愛することができたことも嬉しかった。
彼との日々は幸せだった、つらく哀しいこともたくさんあったけど、思い出すのは楽しかったことだけ…
そして、苛められ、泣いた日々のこと…
その優しい声に欲情し、
その冷たい声に発情し、
その目に私は懇願し、
貴方は私を抱きしめる
私の肌に触れるその指は
時には強く
時には優しく
私をいつも支配する
貴方の全身が私の全てを支配する
貴方の目には抗えない
貴方の声には抗えない
そして私は
跪き
貴方の足に
キスをする
「愛しています、心から」
と…
全てを遮断され、思うがままにされたい。。
昔からそんな妄想があった。
SMという世界をしり、実際に初めてそんな行為をした相手は恋人でも友達でもなかった。昔やっていたホムペでしりあった人。恋愛感情はなくただSMへの憧れと好奇心だった。
その人とは何度か会うことがあり、その度私は確かに濡れていた。
だけど私が元々求めていたものとは違うような気がしていた。
私が経験したのはごく一般的な普通のSM(ちょっと意味のわかりにくい日本語だけど目を瞑ろう…汗)だったと思う。
縛られたり、洗濯ばさみや目隠し、アナル…よく聞く内容ばかりだったと思う。
彼以外もそうだった。
私の願望や妄想とは少し違っていたけれど、Mである以上躰が反応しない訳なかった。。
元々私の抱いていた憧れとは、拘束、だった。
逃げ場のない、ただ受け入れるしかないような…。
躰だけでなく心も縛られたかった。
1ミリも動けないようにがんじがらめに拘束され、全てを相手のなすがままに…
私は昔、会う勇気がなかった頃、ある人に電話やメールで調教されていたことがあった。
今思うと逢ってもいないのにどうしてあそこまで私の心を縛れたのか不思議でたまらない。
彼は優しく厳しかった。
最初の頃はオナニーを命令されたり、そんなところから始まった。
エスカレートすると、私は毎晩自分で彼に縛られることを思い描きながら自分の足をベットに大の字や芋虫状態で縛りつけ、手も使えないように工夫して縄にからませたりして眠りにつくようになった。もちろん彼の命令で。
そして早朝出勤の彼から毎朝電話がかかってくる。
オート着信にしてイヤホンをしている寝ている私の耳に彼の声が聞こえる…
そして目がさめる…
彼は動けない私を悶々とさせるだけさせて電話をきる。いくら哀願しても自慰はなかなか許して貰えなかった。
そんな毎日が続く中で、私は彼だけに設定している着信音を聞くだけで躰が反応するようになっていた。
彼の声を聞くだけで発情していた。
恋愛感情とは少し違っていたけど、彼を主として愛していたんだろうか…
今の私にはその当時の私の感情はわからなくなってしまった。
だけどあの時の私はまるで彼のおもちゃだった。
彼氏ができたことで彼とはお別れし、今はどこでどうしているのかわからない。
彼と別れて、それ以降あのときのようにがんじがらめに拘束されたことはない…
懐かしい過去…
今の私はまた、拘束されたい気持ちがすごく強くなっている。
私の一分一秒を管理されたい、束縛されたい、そうではない。
私の体を縛ることは簡単だと思う。
だけど心まで縛ってほしいのだ。逢えないときも一緒にいないときでもいつでも私がその人のことを四六時中考えている程に。
全てを委ねたいと思える程に…
かなり苦手です。鞭とかスパンキングとか、アナルとか…あと熱い蝋燭も…
痛みや熱さに敏感みたいで…特に熱さには…
だけど、本当に愛する人のためなら、その人を歓ばすために、身を差し出すのだろう。愛しているから、耐えるのよ、という顏をして。
貴方が嬉しそうに叩いているのをみたときに、貴方が飽きるまで、耐えたい、そう思えた。貴方が私に欲情する…それがすごく嬉しかった。
苦手なことにたいしても身を捧げられるのがわたしにとっての愛情。
本当に愛している証拠。
お尻がや背中がまっかになるまで叩かれてぼろぼろになった私に貴方は優しくキスをする。
「がんばったな。」
と微笑みながら…。
私は痛くて泣いてるのか嬉しくて泣いているのか、はたまた気持ちよくて泣いているのかもはやわからなくなる…
ただ貴方の瞳だけをみつめて愛を伝える…。
そして貴方の声に欲情し貴方の瞳に発情する…
ぼろぼろの私にはもう何も考える力もなく、ただ私の瞳にうつる貴方だけをひたすらみつめ…
頭が真っ白になった私に貴方は入ってきてわけのわからない快感に襲われた…
あんな感覚はあれ以来一度もない…
いつもどんな行為をしても、私は我を忘れたことがない。
どこかに冷静な自分がいて、醒めた目で惨めな私をみてる。
それは消えることがなく常に、だ。
だけどあの時だけは、頭の中は真っ白で何も考えらなくなっていた…
私をあんな風にできたのは貴方だけだよ…
私のことをすごくすごく愛してくれた人がいた。
だけど私は結果的に彼を大切にしてあげることができず、最後には突き放してしまった。
私は彼を愛していたのだろうか?
それとも愛していたつもり、だった?
正直よくわからない…
だけど彼と別れて少しの月日がたち、思い出すのは彼ではなかった。
すごくすごく愛していた人。
いや、厳密には過去形にはできないかもしれない。
逢いたくてたまらない夜は眠ることもできなくて、頭の中で過去がぐるぐる回る。
初めて何かを捨ててでも、全てを捨ててでも手に入れたいと思った愛だった。
私はMとして、女として彼に愛されたかった。私は欲張りだったからその互いのバランスがとれてないと辛かった。
彼はSだったけど私のM性はそれを遥かに上回っていたような気がする。
だから悩むことも多かった。
Mじゃなければ、抱きしめてもらえるだけで満足できる、キスだけで満足できるのにって。
実際、一緒にいられるだけでも嬉しかったし楽しかった。だけどそばにいればいるほど、虐められたくてたまらなくなる。だけど時間がそれを許してはくれなくて、歯車が狂うことも度々あった。
今思うと、当時の私は今以上に子供だったし大人ぶってたように思う。
今ならもっと違う付き合い方ができるような気がする。
そう思うと逢いたくてたまらない。
いや、彼に会えばあのころの私に戻ってしまうかもしれないね。
貴方への想いは今でも変わらないから。