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Another me~完全拘束に身を委ねて~

Another me~完全拘束に身を委ねて~

圧縮袋やラップでの完全拘束、呼吸制御と窒息、マミフィケーションなどのSM的嗜好を持つ二人のことを書き綴っています。


暫くまったりした時間が流れた。

「よし、最後にもう1回圧縮袋しよ!」

もう終わりだと思い始めていた私にまた恐怖心が芽生える。

「えぇ・・・いやだ・・・。」

と首を横に振る私。
そんなの無意味だってわかってる。

私が選べる事ではないのだから。


「どっちか選ばせてあげるよ、いつものサイズの圧縮袋か大きいのか。」

彼は大きい方が好きかもしれない。
そう思うと迷ったけど、きっと私の回答が気に食わなければ無視するだけの話。
そう思っていつものサイズを選択した。

そうすると案外すんなりその意見は通った。

「筒布に入れるだけにしてあげるよ。」

と筒布に入るよう促される。
まっすぐの状態だと入れられないのにどうするんだろう・・・。

そんなことを考えているうちに頭の上で筒布の口が閉められた。


「カチャ」


・・・え?
なんの音かすぐに気づいてしまい、いやいやと首を横に振りまくる。


「これしとかないとどこが頭かわからないでしょ。」


そういいながら私の首に彼はまた首輪を嵌めた。
筒布の上からだと少し力を入れて金具を止めないといけない位きつい。
そのきつさからくる苦しさが私を追いつめる。

苦しいのに首への刺激とその苦しさで私はすぐ息を荒げてしまう。


あぁ・・・だめ・・・。溺れてしまいそう。快楽に。


こんな状態で圧縮袋なんてまた全然我慢できず叱られてしまう・・・。


そんな私を無視して、彼はうつ伏せにさせた。
両足首をまとめて縄で縛られる。

そして、残りの縄が首輪のリングを通る。


次の瞬間縄を強く引き締められ、私はまた海老反り状態にされてしまった。


想定外の展開に頭がついていってなくてただ、体だけはしっかり反応していた。
たまらず喘いでしまう。

首輪と足首を繋ぐ縄を何度も持ち上げられ遊ばれた。

脳だけじゃなく体中が痺れるような感覚で、堪らなかった。


ひとしきり遊ぶと、彼はその状態のままの私を圧縮袋へ押し込んだ。


嘘でしょう?こんな状態で圧縮袋なんて・・・と少し焦る。

首はずっと首輪で締め付けられているのに、足首と繋がれた縄で尚更絞まっている。
そして明らかに私はそんな状態に感じていて息が上がっていた。

抗おうにも大して抗うことも出来ず非情にも空気が抜かれていく。

恐らく穴の開いた圧縮袋だったはずだから、暫くしたら多少空気が入っていたのかもしれない。
でも、そもそも首が締まっていて全然冷静でなんかいられなかった。

外からみている彼には空気が入っていってるのがわかるんだろう。
また吸引器の音がする。

一度圧縮された後、また圧縮されるのは物凄く追いつめられる。

彼からしたら空気入ってしまってるってなるんだろうけど、中の私にしてみれば満足に息が出来ている訳じゃない。

なのに2度目に空気を抜く時は本当に限界まで抜いてしまう。

一気に耐えられる心をなくし喚き暴れ始めてしまう。


暴れれば余計首が締まる。
そんな状況に間違いなく感じながら、息を吸えない苦しさには勝てなかった。

これ以上ない位叫んで暴れて、やっと解放してくれた。


そしてまた2回目を始めようとする彼。
私は耐えられる気がしなくて抗い圧縮袋からひたすら出ようとした。

必死で泣きながら抵抗する私の顎を強く掴み、彼は言う。

「誰が決めるの?!」

私達は主従関係ではない。
私は奴隷でもないし、飼われているわけでもない。

でも、結局私は彼に服従するしかない立場なんだとこの言葉で改めて思った。
そして、その言葉に私は激しく萌えてしまった。


それでもいざ袋の口を閉じられそうになると本能で抗ってしまう。

もう、無理だ。これ以上は。そう思った。


でもそれは前に思った、

「彼のサディズムについていくのは無理かもしれない。」

なんて気持ちではなかった。ただ単純に恐怖に勝てなかっただけ。

筒布の中で必死で手を体を動かして抗った。
何か言葉を発していた記憶があるんだけど、全く覚えていない。


この時ほど抵抗した事はこれまでなかったと思う。


彼は根負けしたのか圧縮袋に入れるのは諦めてくれたみたいだった。

でも、縄を引き上げられ落ちる直前まで首を絞められた。
何度も何度も。
3回くらいはもう本当に落ちそうだった。
頸動脈を絞められると窒息のように苦しさを感じる前に落ちる。

自重をもっとかけてれば落ちていたと思う。
落ちるのってほんと苦しくなく気持ちいいんですよ。

落ちてしまいたかったけど、きっと彼は心配すると思ったから必死で顔を上げて保った。


そして、海老反りのまま、顔をストレッチフィルムでぐるぐる巻きにされた。


「なんでラップは耐えられるのに圧縮袋は無理なの?こっちの方が絶対苦しいのに。」


イラついた声色で彼は言う。


完全に首まで巻かれてほとんど息はできなかった。
筒布の繊維に残る分くらいしか。

もちろん首輪相変わらず締まっているし、絞まってくる。

そんな状況でも彼は容赦なく縄を引き上げ私の体を更に反らし首を絞める。


解放された瞬間の事は覚えてない。


それだけ余裕をなくし追いつめられていた。


筒布を脱ぐと汗だくになっていた。
マミーしていないのにこんなに汗だくになることも珍しい。


本当に必死で抵抗していたんだなって改めて思った。


彼は圧縮袋またあんまり出来なかったみたいなこと言ってたけど、
私的には結構圧縮袋に入れられた気がするんだけどなぁ・・・。

そんな2020年のSM納めとなりました。



Fin
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真空状態から解放されては袋から出たがる私。

圧縮袋を怖がる私。

そんな私を見かねて彼が提案する。

「じゃあ布団と一緒に入れてあげるよ。それなら多少息できるでしょ?」

昔布団と一緒に入れられた時に布団の中に残った空気が吸えて少し楽だったことを覚えてた。
もちろん彼もそのことをわかって言ってる。

それでもいやいやをする私の事は無視して圧縮袋の中に掛布団を入れ始めた。
そして布団でサンドするように私を布団の間に詰め込み口を閉める。

「ばいばい」


その言葉に私はまた泣きそうになる。

圧縮袋が大きいのと布団も大きいのとで空気を抜くのにかなり時間がかかっていた。
息を止めるタイミングが尚更難しく、でも布団があるからきっと少しは息ができるはず。そう思っていた。


いざ空気を抜かれて、確かに何もないより空気は残っていた。
でも、布団の圧迫が凄くて息がしずらかった。

まだ吸える空気があるのにうまく肺に入れられない辛さ。

以前布団と一緒に入れられた時の感覚とは全く違っていた。

圧縮袋のサイズのせいなのか、布団の素材のせいなのか、挟むように入れられたからなのか・・・。
理由はわからないけどとにかく苦しかった。


「だしてー!!!」

気づけばそう叫んでいた。

それでも彼はすぐに出してはくれず私はまた喚くだけ喚き暴れるだけ暴れるしかなかった。


布団と一緒の圧縮は圧縮するのが大変だったからなのか、一回で終わった。


「もう出たい?」


私は首を縦にふる。彼がこう聞く時は2パターンある。
出す気がないのに聞く時と、そろそろ出してやってもいいかなと思っている時。


「じゃあ、今何時かあててみて。30分の誤差は許してあげる。当てられたら出してあげるよ。」

・・・クイズ形式とか新しいな・・・。そう思いながら必死で考える。
最後に私が時計を見た時間からすると・・・。
とか考えてみるけど、責められている時の時間の感覚なんてある訳がない。

というか正解だったとしても「不正解」と言われてしまえばそれまでだ。
視界のない私に正解がわかるはずないんだから。

「・・・3時半。」

「残念。じゃ、もう一回圧縮袋ね。」

「いやぁ・・・( ;∀;)」


「仕方ないから自由な状態で入れてあげる。それならいいでしょ?」


なにがいいのか全然わからなかったけど・・・拘束は解かれゼンタイだけの姿になりまた圧縮袋へ押し込まれる。


限界ぎりぎりまで我慢しようとすると、突然私の中の限界がやってくる。

突然もう耐えられない気持ちになって暴れ始める。

思いの外早く解放された、と思ったら暴れた拍子に私の肘が袋の口を開けたようだった。


息ができてホッとしつつ、自分で開けてしまったことになんだか罪悪感を感じるのはなんでだろう・・・。


やっと大きな圧縮袋から本当に解放してもらい、ゼンタイからも解放され新鮮な空気を久しぶりに吸わせてくれた。

休憩なのかもうこれで終わりなのか・・・もう終わりなのかと思ったら途端に物足りなく感じてしまう。


散々体力も削られ精神的にも削られたはずなのに。


私のマゾヒズムは底なしだなと哀しくなる。
でも心のどこかでこんな私くらいしか彼にはついていけないと誇らしく思っている。


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一回目は確かに思ったよりはすぐに解放してくれた。


でも、二回目からは限界ギリギリまで出してくれなかった。

私は暴れて喚くしかなかった。
膝を曲げてない分足の動きは大きくなる。動けば袋を開けにくくなるのもわかってるのに、どうしても暴れてしまう。

そして、必死で声を上げてしまう。


「うるさい。」


解放されたタイミングで口を塞がれながら冷たい声が飛ぶ。


その冷たさにぞくっとしてしまう。

悲鳴が聞きたいっていうのは貴方のくせに、うるさいだなんて理不尽だ。
喚き倒すくらい必死になるくらい限界まで出してくれないのは貴方なのに理不尽だ。


そんな風に思うのに、その理不尽を受け入れるしかないんだ。


3回目の準備をしながらまた理不尽なことを言う。


「暴れないように。わかった?」


暴れずにいられる自信なんてあるはずがなく、微かに首を縦に振った。


空気が抜かれていく。

息を吸って止めるタイミングがいつも難しい。早すぎても遅すぎてももたない。



空気を抜き終わると、彼の手が私の顔に触れる。乳首に触れる。

でも、圧縮袋の中にいる時はその手にすら感じる余裕があまりない。


息を止めておくことが辛くなって息を吐く。あとはその吐かれた息をまた吸って呼吸をするだけ。


もちろんすぐに苦しくなる。

足をバタバタと動かして暴れたくなる。

暴れないようにと両足をすり合わせるようにもぞもぞする。

彼はまっすぐぴっちり圧縮された状態をみたいんじゃないかなって思ったから、だから暴れないように・・・。


頑張って我慢したつもりだけど、やっぱり苦しくなると最終的には暴れて喚くしかなかった。


この時だったかな。

「やればできるじゃん。さっきのよかったよ。」


と言われたことがあった。

彼はあんまり褒めてくれないのでそんな言葉一つでも嬉しくなったのを覚えている。


毎回解放してくれたら、これで終わりじゃないかって淡い期待を抱いてしまう。

私は毎回毎回袋から出ようとしてしまう。


そしていつも、

「まだに決まってるでしょ。」

と叱られるんだ。

何度繰り返されたか覚えてない。


一度、息を止めるタイミングを失敗してしまって、すぐに暴れてしまった。

こんなにすぐじゃ暴れても出してくれないかもしれない、って思いながらとにかく暴れた記憶がある。

「いやいやっ、いやいやっ」

ってひたすら喚いてた。


そんな私を解放すると、また冷たい声が飛ぶ。


「何、今の?30秒しか経ってないんだけど。どういうこと?」

・・・怒ってる・・・怖い・・・。


そして軽くビンタされる。
ビンタというかペチペチした程度だったかもしれないけど、こんな状況でもぞくぞくしてしまう自分がいた。

もうちょっと思いっきりしてくれてもいいんだけどな・・・なんて思ってしまう自分が嫌になる。
彼は基本的に痛みを伴うことはしない。されたことがない。
私も痛いことは得意じゃないけど、時々欲する自分がいるのも確か。

でも、この時はビンタよりとにかく声色が怖くて、

いつもはプレイ中喋らないというか喋れなくなってしまう私ですが、怖すぎて理由言わなきゃと思い・・・。

「息止めるタイミングが・・・」



「自分がミスったんやろ?ミスった自分が悪いんやろ?」

冷たいままの声に私は泣いていた。



彼はまた袋の口を閉め始める。


「泣いてる暇があるなら息整えといた方がいいんじゃないの?知らないよ?」


そう言われ、私は素直に従うしかなかった。

彼は基本的に命令形で喋ることはない。
でも、その声色で私は従わざるをえなくなる。

命令されるのも好きだけど、命令じゃないのに従うしかないのも好きかもしれない。

すすり泣きを我慢しながら息を整えた。


そしてまた真空の世界へ堕とされた。







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鼻を摘ままれ、限界がきても無理矢理暴れたら、手首や足首を怪我してしまいそうで、
それがわかる位には冷静で、無理のない範囲で手足をばたつかせる程度しか暴れられなかった。


鼻を摘ままれているだけといっても、口はストレッチフィルムで固定されて開けられないので息を吐くこともできない。
声を出すこともできない。

そして、暴れることもできない。


できない事ばかりだった。



もう、限界なのに彼は指を離してくれなくて、必死で口で息をしようとしたらできた。
必死すぎて唇痛くなるくらいに息をしようと口を開けた。


彼はそれに気づくとすかさず口元ももう片方の手で塞いだ。


そんな…。


結局は元通り。また限界まで息をさせて貰えないんだ。


一度解放されると彼は言う。


「口元直さないとね。」



そういって、決して外れた訳ではないのに、上からストレッチフィルムで口元部分を補強されてしまった。


そして彼はまた私の鼻を摘まんだ。


そして一瞬解放してはまた摘まむ。その繰り返し。

これは、見た目以上に精神的にとても削られてしまう。
安堵からの絶望。その繰り返し。

私は体の自由を奪われ、呼吸を奪われ、そして心も奪われていた。


さっきよりきつく口元は巻かれてしまったので、もう口を開くことはまったくできなかった。


まるでとどめをさすかのように、彼は私の鼻もストレッチフィルムで覆ってしまった。


絶望の中、私は喚くことも出来ず、暴れると余計息が出来ないから暴れることもほとんど出来なかった。



気づいたら彼が突然ストレッチフィルムを激しめに破いた。
どうやら「無」になってしまっていたみたいで正直この時の記憶が凄く曖昧になっている。

静かに息をしていようというみたいな気持ちだったわけでもなかった。


苦しかった、という記憶すら残ってない。


「今、生きるの諦めたでしょ。」


彼にそう言われ、そんなつもりはなかったのが逆に少し恐かった。

無意識に「無」になっていたことが。


ただ、その彼の言葉はインパクトがあって覚えてる。

彼はきっととても焦ったんだろう。


拘束も解いてくれて、ついに大きな圧縮袋の時間がやってきた。


ゼンタイのまま、筒布に入れられる。

筒布の上から荷物のように縛られた。

首元にはまた首輪を嵌められ、苦しさに喘いでしまう。
でも、すぐに喘いでる場合じゃなくなるってわかってる。
できるだけ息を乱さないようにしないとって湧き上がる快感を抑えようとしていた。

私の身長以上ある圧縮袋をベッドに広げ、これまた荷物のように私を圧縮袋の中に押し込む。


同じ「圧縮袋」でも何か違うかもしれない。直立状態というのも初めてで未知の世界。

いつもと同じように苦しいのか、もしくはもっと苦しいのか。どちらか。


「最初はすぐ出してあげるよ。」


そういって彼は袋の口を閉じる。


吸引器の音がした。

布がある分少しは息が出来るんだろうかと思ったけれど、しっかり圧縮されてしまって、
自分が吸い込んでいた分しか息は出来なかった。

きっとまっすぐの状態を見たいんだろうと、出来るだけ暴れないようにって思ったけど、
やっぱり苦しくなって動かせる膝下をばたつかせてしまう。

約束通り初めは悲鳴をあげ始めてすぐに出してくれた。

思いっきり悲鳴をあげる前に出してくれたことが「すぐ」と思ってしまうあたり感覚がマヒしているなと感じた。


マチがないからか、空気が入り込む皺が少ないからか、いつもより圧縮感と空気のなさを感じた。
いつものサイズより、キツイと感じた。


いやいや・・・もう出たい。
たった一度でそう思ってしまったけれど、そんなことを彼が許してくれるはずなんてなかった。



海老反りに飽きたのか、繋いでいる縄を解かれた。

「そろそろあの大きい圧縮袋使ってみようか。」


と嬉しそうな声が聞こえる。


でもその後すぐに何かを思い出したかのような声をあげ、ローテーブルに掛け布団をかけ始めた。

何するつもりなんだろう?これまでにしたことない動作ですぐには予測がつかない。


すると、ゼンタイ姿のままローテーブルの上に仰向けになるよう促される。

これって、テーブルに固定されるの・・・?

ちょっとドキドキしてしまう。

両方の手枷に縄を通し、テーブルの下を通して縛り付けた。
そして足には足枷を嵌め、同じように縛り付け私の四肢は少しばたつかせるぐらいしか動かせなくなった。


そして、こんなもので終わるはずがない。

ここから私はどうなってしまうんだろうと期待と不安が入り交じる。


ほとんど動けやしないのに、また彼は私に追い打ちをかける。

「首輪も起き上がれないように繋いでおかないとね。」


そういって首輪のリングに縄を通し、テーブルに縛り付けた。
試しに顔を持ち上げてみたけど、数センチ上がる位だっただろうか。

「繋がれる」というのにどうにも弱い。
私は体を震わせていた。

そして彼は、テーブルへ磔状態になった私の乳首を弄ぶ。鼻や口を手で塞ぎながら。
私は触れられる度に、いや触れられていなくてもずっと体を震わせているしかなかった。

でも、これで終わりなはずなんてなくて、彼の手がふいに離れた。

そして戻ってきたと思ったらストレッチフィルムの音が聞こえた。

体を巻かれるんだろうか、でもテーブルの下ってそんなに空間があったかな、なんて思っていると・・・。

彼は私の顔を巻き始めた。きつくきつく、微動だに出来ないように・・・。

きつく巻かれていくのと何重にもされることで圧迫感が凄くて、脳が痺れていた。
涙が溢れていた。こんなことされて私は感じてしまっていた。

でも、絶対鼻も口も塞がれる。そう思っていたから怖くて動かせない頭をなんとか動かして喚いていた。

怯えている私を見て彼は楽しそうに言う。

「鼻もこのまま巻かれたら窒息しちゃうね。

大丈夫だよ、鼻はあけといてあげるよ。」


楽しそうにそう言うので、その言葉は全然信用出来なくて私は疑ってた。
だから、ストレッチフィルムがテーブルの下を通って顔の上にくる瞬間毎回恐怖を感じるしかなかった。

きつく何重にも鼻以外を巻かれ、もう頭は全く動かせなかった。
口元もきつく巻かれたら、もはや声を出すことも出来なかった。


約束通り、鼻は塞がないでいてくれたけど、ストレッチフィルムを巻き終わると彼に指で鼻を摘ままれる。

体が、頭が自由なら暴れれば鼻を摘ままれた位なら抗うことができるのに、

この時私は、首から上を動かすことは全く出来ず、鼻を摘ままれただけで呼吸をすることすら出来なかった。
たかだか指2本で私は窒息してしまうんだ。

そう実感すると恐怖を感じながらもぞくぞくしていた。


彼は酷い。

鼻を摘まんでは限界ギリギリで指を離す。


息を吸いきる直前にまた鼻を摘まむ。


動作は指二本だけなのに、これだけのことなのに、私は追いつめられ必死になるしかなかった。

生きることに。

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不安げな私を無視して彼は吸引器のスイッチを入れる。

この音がより私の恐怖心を煽る。

いつまでたってもなれない。むしろ恐怖心が増している。


正直、この後の圧縮袋のインパクトが強くてあまり覚えてない。

でも、2,3回で終わったんじゃないだろうか。


私はすぐ圧縮袋から出たがる。

一度入ると二度目はもっと怖くなるから。


多分前回使って壊れた圧縮袋を使ったようなんだけど、数十秒我慢すれば圧縮感が和らぐ。

そうするとすかさず彼はまた吸引し始める。
最初よりも容赦なく圧縮する。

そうなるともう、私はもたない。

息も心も。

もう耐えられないって気持ちしかなくなって喚いて喚いて出して貰うために喚く。


「うるさい。」


彼は解放した後冷たくそういう。


だって、仕方ないじゃない。

うるさくさせてるのは貴方でしょう?



なんて理不尽なんだ。


仕方なさそうに圧縮袋から私を出すと、手枷と足枷をつけられた。

足枷はすぐみつけられなかったのか、なぜか首枷を両足首合わせて嵌められる。
うつ伏せにされ、手首の枷と足首を繋がれる。

今度は何をされるんだろうと思っていたら、また彼は首輪と足枷を繋ぎ海老反りにさせた。

また・・・。この体勢にされるだけで私は感じてしまってた。


喘ぎながらも首が締まっていくのを何とか逃れようと手で足枷を掴もうとするのだけど、
ぎりぎり届かない。


悶えている私に、彼は全頭マスクを被せ始めた。


いやいやって抗おうにもほとんど動けなくていとも簡単に被せられてしまった。


鼻の位置もずれたまま後頭部の紐を締められた。


「鼻の位置会ってないね。」

と笑いながら意地悪そうにいう。


わかっているのに直してなどくれない。


そこまできつくは締められてなかったので、首の下から少し入ってくる空気で多少息は出来たけど、
苦しいことに違いはなく。

首も絞まっているので余計に苦しく、そして気持ちよかった。

ただでさえ苦しいのに、彼の手で鼻から下を何度も塞がれる。

鼻の穴だけじゃなく、口元にも力を込められるともう息ができない。
でも、抗いようもない。こんな体勢じゃ顔を捩ることすらままならない。

手で空気を遮断しては、繋いでいる縄を思いっきり上に引っ張り上げる。
強制的に体を反らされ、堪らずひと際大きな声を上げてしまう。

繋いでいる縄を引っ張られるだけで、私の首は絞まってしまうし、体はほとんど動かせなかった。

そのシチュエーションに私はぞくぞくしてた。まぎれもなく感じてた。
息もろくに出来なくて苦しい状態なのに。


突然ハサミをテーブルに置く音がした。

予測出来てしまった。あぁ、きっと鼻の穴を塞がれる…
案の定、彼が鼻のあたりに触れた後空気があまり入ってこなくなった。

鼻の穴にテープを貼られてる・・・。
海老反りで顔を反らせている分首の下から少しは空気が入ってくるとは言えかなり苦しかった。


いやいや、って外してって心の中で何度も訴えるけど、言葉には出来なかった。



テープを外してくれてほっとするのも束の間。


彼が私の顔に触れる。そしてその後すぐにストレッチフィルムの音がする。


だめ・・・それはほんとに息が出来なくなってしまう・・・。


そう思って喚くけれど、喘いでるのか喚いてるかもよくわからない状態だった。

彼はそんな私を無視してハンディのストレッチフィルムを鼻から口元までぐるぐると巻いてしまった。


解放されても十分な息が出来ないって思うととても怖かった。

でも追いつめられれば追いつめられるほど、私は余裕をなくして堕ちていく。

いつもの自分を手放すことが出来る。



私の限界を間違えない彼だから、私は身を委ねられる。
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圧縮袋へすぐ入れられるかと思ったら、彼は圧縮袋を広げる前に私をベッドに寝かせた。
ゼンタイの上から首輪をつけられる。
革張りしてるけど、中身は金属で私の素肌の首サイズぴったりに作られている首輪。
ゼンタイの上からだと少し苦しい。
元々首が異常に弱い&首を絞められることにも弱いのでつけられているだけで体のは反応し、止まらない。

自分でもどうしたらいいのかわからないくらいに。


うつ伏せにされたと思ったら、足首と首輪を縄で繋がれ海老反りに固定された。
そのまま少しの間、彼に何もされていないのに私は首への刺激に堪らず喘ぎ続けていたような気がする。
それだけでもうイキそうだった。イってたのかもしれない。
苦しいのにこの時は気持ちいいという感覚があった。

ふいに、足と首輪の間の縄をクイっと引っ張られる。
より激しく反応してしまう。抗うことも暴れることもできず無力な体を弄ばれるというのは好き。

何度もクイクイされて、体の反応は止まなくて、呼吸制御されていなのにもうちゃんと息出来なかった。

うつ伏せで海老反りになっていた状態を横に倒された。
少し楽になるかと思いきや、そんなわけがなかった。

彼はろくに息もできていない私に追い打ちをかける。

私が普通に息をしていると彼は気にいらないのだ。

ゼンタイの上からビニール袋を被せストッキングを被せられる。

普通に息ができるといっても首が締まっているというのに・・・。

でも、やっぱり首が締まることへの快感は大きくて、呼吸制御も普段より耐えられたかもしれない。
ビニール袋とストッキングって本当に絶妙に苦しい。

口を大きくあけて息をすればなんとか少しの空気は吸える。
でも息が荒くなっているからやっぱり苦しい。

でも彼は苦しそうな姿をみないと楽しくないんだ。
だからぎりぎりまで耐えたいと思う。
圧縮袋以外は比較的耐えれてると思う。

時々彼が言うから。

「今のよかったよ。」

とか

「やればできるじゃん。」

って。
褒めているのは酷い事している本人なのに、私は小さい子供のように褒められて喜んでいる。


暫く呼吸制御をしては好きに遊ばれ、やっと海老反りから解放してくれた。


そして、今度こそ、私の苦手な圧縮袋の登場だった。

今回は膝を曲げずに入れるサイズの圧縮袋を見つけたので買っていた。

彼はずっと昔から直立の状態で圧縮袋に入れたいと言っていたので楽しみにしてたみたいだった。
でも、楽しみは後にとっておくタイプなのか、まずはいつも使っているサイズの圧縮袋の準備を始めてた。


いつもと同じ膝を曲げて後ろ手の状態で入れられる。

もう、怖い。

怖いよ、助けて・・・。そんな気持ちが大きくなる。


息をさせて貰えないのと、空気を遮断されるのではなんだか凄く大きな違いを感じる。
空気がないというのはとても恐怖だ。

でも、私はそれでも受け入れるしかない。

彼は圧縮袋が好きだから。
私には受け入れるしか選択肢はない。例えどんなに怖くても。

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どうしてもプレイ時間が長いので最初に記憶が曖昧・・・。
前回と同様、動画を彼から送って貰ったら加筆修正するかもしれません。

手が少し痛くなってきて、彼も時間的に気になっていたのか

「手、痛い?」

って聞いてくれたので我慢できないほどではなかったけど素直に首を縦にふった。

あっさりとストレッチフィルムから解放してくれた。

「まだ1時間だよ。(笑)」

あれ、前回より長いと思ったんだけどなぁ。。

「1時間だよ??」

しつこく1時間を強調される(笑)


後で時計をみたら1時間半くらいは経ってたんですけどね。(笑)


しばし休憩を入れることを決めたのかテレビをつけてソファに座る彼。

私はベッドでくてっとしてた。
そのくせ、休憩なんていらないのに・・・なんて欲張りな感情が生まれていた。
とはいえ彼は突然ハードなことしてくるのでそんなこと口にしたら後悔しそうなのでやめておいた。

ポカリをコップに入れて渡してくれて、少し早いお昼にサンドイッチも封を開けて一つ手渡ししてくれる。

なんかこういう些細な気遣いが嬉しい。
当たり前なのかもしれないけど、私は当たり前って思わずこういう事に喜べる人でいたい。

サンドイッチを食べながらアニメの話をしてみたり、仕事の話をしてみたり・・・雑談を続ける。

次の責めが始まるのは彼の気分次第。

彼が勧めるアニメの1話を見ながら私はソワソワしてしまう。
次何されるんだろう・・・いつ始まるんだろう。

アニメを見終わり、少しして彼がソファを立ってスーツケースに向かう。

手にしたのは私が作った肌色のゼンタイと筒布。

広げると感嘆の声を上げてくれた。

「すごいなぁ、これほんとに売れるよ。売ったら?(笑)」

「ファスナーのとこも2本になってるし、首のとこも切り替え入ってるし本物っぽい!」


絶賛とはこういう事をいうのか!と思って喜んでいる彼をみて私も嬉しかった。
ほめられて嬉しかったのももちろんあるけれど。

メッセージでできたことを伝えた時の反応が薄かったから、
貴方が作ってっていうから頑張って作ったのになぁってもやもたしてたのがふっとんだ。

「着てみてよ。」

なんだか声色がわくわくしているように聞こえる。

自分サイズに作ったので本当にぴったりサイズのゼンタイを着る。


「ほんとに無駄な皺がないし、すごいなぁ。ほんとにマネキンみたいじゃん。」

とまたほめてくれる。

うう、嬉しい・・・。

でも顔は透けてるし、肌色というのは私の羞恥心を煽る。

後ろから抱きしめられ乳首に触れられる。

こんな恥ずかしい恰好で感じているのが本当に恥ずかしい。


手を後ろに回され、彼は縄を取り出した。

え、縄??

彼は基本的に縄を使わないので、使うとしても動けなくするため、繋ぐため、というくらいしか使わない。

元々縄が好きな私は心がソワソワしてしまう。
ちなみに吊れる位には縛れてました。流石にもう吊りはできる自信ないけど。


麻縄は私が昔練習用にSMバーで古くなったものを譲ってもらったものなので長さも短いし、結構ボロボロ。

なのでセオリーでは2重3重の胸縄ですが、1重になってます。(笑)
あまりお気になさらず。

もう私的には彼が縄を継いでいる姿が新しくて新しくて・・・。

縄覚えてくれないかな~って思ったけどそうするともっとハードになりそうなので、やっぱ覚えなくていいや。。

後ろ手に縛られ、写真を撮られる。
また意識していなかったカメラを意識させられ恥ずかしくなる。


「さぁ、圧縮袋の時間だね。」


あぁ、恐怖の時間がやってくる。


テーマ : SM    ジャンル : アダルト
ビニール袋を被せられ、その上からストッキングを被された。

あ・・・前に彼が話してたやつだ。って思い出した。
ソフトプレイの例ってことで話だけ聞いてて、全然ソフトじゃない!って思った記憶がある。ビニール袋の上からストッキング。

絶妙に苦しいよ、と言われていたけど本当に絶妙に苦しかった。
乳首を甘噛みされ指で遊ばれ、なんとかできている息も気持ちよさに息が上がって苦しくなる。

そんな私の唇に彼はキスをする。彼の唇で更に息は出来なくなる。
歯がゆかった。ストッキング+ビニール袋+ストッキングで私からは彼の唇の感触を感じることが出来ないから。
舌を絡めることもできなくて、もどかしかった。
唇を感じたくて出来るだけ自分の唇押しつけてみたけど、苦しくなるだけでもっともどかしい気持ちになった。

そしてまたビニールを被せられる。

「いや・・・いやぁ・・・。」

抗いなんてなんの意味もなさない。そんなことはとっくにわかっているはずなのにね・・・。


案の定更にストッキングも被せられた。

この日最初に感じた絶望感だった。まだ少しは息を吸えたけれどじわじわと追いつめられていっているのがわかる。

全く空気が入ってこないわけじゃないけど、自分の吐く二酸化炭素の方が多くなるので時間と共に苦しさは増す。
喚いて喚いてやっと解放してくれた。

今度は私に馬乗りになる彼。手にはストレッチフィルム。
馬乗りになっているということは巻く訳じゃないという事に瞬時に気づいてしまって泣きそうになる。

無様で恥ずかしい顔にさせられる…。顔を捩ったところで抗いきれるはずもない。

案の定、彼はストレッチフィルムを私の顔に思いっきり押しつけた。

ただでさえストッキングできっと変な顔になっているのに・・・
恥ずかしさで涙が溢れ、全く息が出来ない苦しさと恐怖で顔を捩らせ、自らより恥ずかしい顔を曝け出すしかなかった。

いやだ・・・いやだ・・・こんな恥ずかしい顔見られたくないのに・・・。

何重にも巻かれるよりずっとずっと醜い顔になることを想像するのは簡単で、恥ずかしくてたまらなかった。
彼が静かに笑う声が聞こえる。

その声がより私を貶めるんだ・・・。

何度かビニール袋とストッキングを被せ、遊ばれた。


少しすると、ゼンタイと同じ生地で作っておいた筒布を取り出し、
マミー状態の私をその中に入れた。

つま先部分はぴったりぐらいで、上に向かって逆三角形のようなカタチをした筒布。
顔まですっぽり覆われると、カチャカチャと音がした。

もしかして・・・この上から・・・?

私の予想はあたっていて、彼は筒布の上から私の首サイズぴったりの首輪をつけようとする。

筒布の余り分が結構あるため、少し力を入れて金具をはめる。


ずっと首が刺激されてしまう。

彼が何もしなくても私はたまらずずっと声をあげていたような気がする。


呼吸制御なんてなくてももう息が上がっていた。

そんな私に彼は無常にもまたビニール袋とストッキングを被せた。
少ししか息が出来ない…のに首への刺激にずっと反応し続けてしまう。

更には彼の指が私の乳首を弄び続ける。

苦しいのに、気持ちいい。

恥ずかしくも、そう思ってしまったんだ。

ビニール袋とストッキングをとると、今度は布団をかけられ、その上に彼を感じた。

馬乗りだったか覆いかぶさっていたかちょっと忘れてしまったけれど・・・。

「布団の上からでも乳首たってるのわかるよ。」

と笑いながら彼は布団ごしに私の乳首で遊ぶ。
苦しいのに感じてしまう。だから余計苦しくなる。

「こんな事されてるのに、感じてるなんて変態だね。」

と蔑む声が聞こえる。

恥ずかしくて恥ずかしくて、苦しくて苦しくて・・・。
なのに首と乳首の刺激に私ははしたない声を上げ続けてしまう。

顔の上の布団を押さえつけながら、肘か腕かで私の乳首を擦る。

「指で触ってもいないのに、乳首たっちゃうんだね。」

そういってまた笑われ、自分でもどうしようもない変態だと思った。


そんな私に容赦なく彼は呼吸制御を続ける。

解放されたと思ったら、今度は顔に突然重みを感じた。
多分枕を置かれたんだと思う。その重さに私はまた感じてしまうんだ。
圧縮は苦手だけど圧迫は好きみたいで・・・。

そうは言っても息苦しさに余裕がなくなっていく。
枕を二つ重ねられ、上半身は彼が馬乗りになっていて圧迫感と息苦しさに限界が来るけれど、
喚いても聞こえないんじゃないかって下半身だけで必死で暴れる。
彼に下りてほしくて必死で体を動かすけれど、びくともしない。
私がデブで彼がスリムだとはいえ、男女の力の差は歴然としていた。

私の上から下りると、

「ふふ、重かった?」

と楽しそうな声色で聞く彼。おもちゃで遊んでいる無邪気な子供の声に聞こえた。


今度はまた枕を私の顔に乗せた。二つ乗せられたと思うんだけど、
その直後枕の重さではない圧迫感を感じた。
彼が枕の上に乗っているんだ・・・。

多分それなりに体重をかけて乗っているように感じた。
鼻が潰れそうで顔を動かすことなんて1mmもできなかった。

苦しいのに、顔も動かせず、喚く声も届かず、私に出来るのは下半身をばたつかせることだけ。

どうして、私の限界を間違えないんだろうか、彼は。
見えなくても聞こえなくても間違えない。

私の余裕を奪いきり、ぎりぎりのぎりぎりで解放する。


もっとソフトでいいのに、ソフトがいいのに、と毎度毎度訴えかけるのだけど、
私に余裕が残っていたらきっと私のマゾヒズムは埋まらない。

余裕を奪いかつ、限界まで引き上げることが出来る人って中々いないんだろうなって思う。


結局私はハードでも彼についていくしかないんだと思わされてしまう。

テーマ : SM    ジャンル : アダルト
朝8時半頃からラブホにチェックイン。
こんな朝っぱらからSMするなんてほんと変態。(笑)

今回は口コミもしっかり見て、広そうなホテルを選んだら、なかなか綺麗で広いホテルで良きでした。
柱やひっかけるところはなかったけど、あっという間の10時間でした。

泊まっているホテルから激近だったから、彼にシャワー浴びなくていいんじゃない?と言われたけど
いくら激近でも久々に会う人を前に朝からノーメイクというのも自分的に許せず。(笑)

「お風呂は入ってきたとこだけど、メイクしてるし。」

「メイクなんてこんな近かったらしなくていいじゃん。(笑)」

「そこは、乙女心でしょ!!」

女の気持ちがわからないやつめっ!(笑)
プレイするまでは出来るだけ綺麗にいたいんだよ。
私は合理的で効率的なことを好むけど、こういう時はそういう事はしないようにしたいんだ。

と思いながら彼に部屋着を渡してシャワーを浴びに行こうとすると。

「あれ、前こんなんだったっけ?」

「前半袖だったから、長袖とついでに下も買い足したの。」

「やっぱりそうやんな、なんか違うと思った。

ありがとう。」

お礼、言われると思わなくてちょっとびっくりしたし嬉しかった。
ありがとうって魔法の言葉だよね。
ありがとうとごめんなさいが言える事は人として当たり前のようでとても素敵なことだと思う。


シャワーを浴びて部屋に戻る。

彼はソファーに座っていたので、私はベッドに座る。
私の悪い癖。隣に座られたら嫌かなって思って近くにいけない。
あと、照れくさいのもあって。

あぁ、違う。私はこんな風にしたいんじゃないって思いなおして彼の隣に座り直す。
近くに行きたいなら行けばいい、素直でいようって思った。

近づくといい匂いがした。私の好きな匂い。
前回は緊張もしていたしあんまり近づく瞬間がなかったからきづかなかった。
いい匂いフェチなので匂いだけでテンションあがってしまう。(笑)

少し雑談をして、彼はストッキングを手にする。
マミーするのに楽だからと、一足は普通に穿くように言われる。
もう一足は中心で切って、腕に着せられた。
立たされて、顔にも被せられた。
あんまりストッキングを被せられた記憶なくて、恥ずかしくてたまらなかった。

そして、彼がスマホを手にした。
普段プレイ中あまりカメラを意識した事がなかったけど、この時はまだ普通に息も出来たし、
視界も遮られてなかったから、すごくすごく恥ずかしくて泣きそうだった。

「なに、この顔。(笑)」

といつものように私の羞恥心を煽る。
恥ずかしくて顔を歪めればもっと恥ずかしい顔になってしまう。
まだ拘束すらされていないのに息が荒くなっていく。

そして、彼はストレッチフィルムを手にし、下半身から巻き始めた。
久しぶりの拘束感・・・。ぞくぞく感が体中を巡る。
首元まで巻き終えたところで、

「今日はきつく巻くからね。」

と、ストレッチフィルムを引っ張りながらまた下半身から巻いていく。
少しずつ圧迫感が全身を覆っていく。
薄い膜なのにその強い圧迫感にもうたまらなくて声を上げてしまう。
気が付くと涙が溢れ出てた。

あぁ、なんで拘束されるだけで私はこんなにも感じてしまうんだろう。
涙が出るほど脳が痺れてた。

巻き終えると、乳首の部分だけフィルムを破こうとし始めた。

「乳首外す間、暇だよね。乳首出すまでそのままだからね。」

と、ビニール袋を被せられ、首輪をつけられた。

ぴっちりと巻いているので中々乳首を露出させるのに時間がかかっていて、
私はもうすっかり息が上がっているので、息苦しさに我慢できなくて喚いていた。

しょうがないなといった風に解放してくれて、ベッドに寝かせてくれた。
寝かされて、両方の乳首だけ露出している状態になった。
私は乳首が弱くて、結構すぐにイってしまう。正確にはイッてる訳じゃないかもしれないけど、でもそんな感覚。

ストレッチフィルムごしと直とではやっぱり刺激の強さが全然違う。

もう、ここから私に自由なんてないんだ。
体の自由も呼吸の自由も奪われて、モノになっていく。


テーマ : SM    ジャンル : アダルト
プロフィール

哀希-aki-

  • Author:哀希-aki-
  • 振り返れば幼少時代からMでした。根本は羞恥系M女。そこからSMといわれる事は一通り経験し、完全拘束という世界を知りました。呼吸すら相手に委ね、なすがままのこの世界が好き。7年の休息期間を経てまたJ Master様のパートナーとなり戻ってきました。
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