暫くまったりした時間が流れた。
「よし、最後にもう1回圧縮袋しよ!」
もう終わりだと思い始めていた私にまた恐怖心が芽生える。
「えぇ・・・いやだ・・・。」
と首を横に振る私。
そんなの無意味だってわかってる。
私が選べる事ではないのだから。
「どっちか選ばせてあげるよ、いつものサイズの圧縮袋か大きいのか。」
彼は大きい方が好きかもしれない。
そう思うと迷ったけど、きっと私の回答が気に食わなければ無視するだけの話。
そう思っていつものサイズを選択した。
そうすると案外すんなりその意見は通った。
「筒布に入れるだけにしてあげるよ。」
と筒布に入るよう促される。
まっすぐの状態だと入れられないのにどうするんだろう・・・。
そんなことを考えているうちに頭の上で筒布の口が閉められた。
「カチャ」
・・・え?
なんの音かすぐに気づいてしまい、いやいやと首を横に振りまくる。
「これしとかないとどこが頭かわからないでしょ。」
そういいながら私の首に彼はまた首輪を嵌めた。
筒布の上からだと少し力を入れて金具を止めないといけない位きつい。
そのきつさからくる苦しさが私を追いつめる。
苦しいのに首への刺激とその苦しさで私はすぐ息を荒げてしまう。
あぁ・・・だめ・・・。溺れてしまいそう。快楽に。
こんな状態で圧縮袋なんてまた全然我慢できず叱られてしまう・・・。
そんな私を無視して、彼はうつ伏せにさせた。
両足首をまとめて縄で縛られる。
そして、残りの縄が首輪のリングを通る。
次の瞬間縄を強く引き締められ、私はまた海老反り状態にされてしまった。
想定外の展開に頭がついていってなくてただ、体だけはしっかり反応していた。
たまらず喘いでしまう。
首輪と足首を繋ぐ縄を何度も持ち上げられ遊ばれた。
脳だけじゃなく体中が痺れるような感覚で、堪らなかった。
ひとしきり遊ぶと、彼はその状態のままの私を圧縮袋へ押し込んだ。
嘘でしょう?こんな状態で圧縮袋なんて・・・と少し焦る。
首はずっと首輪で締め付けられているのに、足首と繋がれた縄で尚更絞まっている。
そして明らかに私はそんな状態に感じていて息が上がっていた。
抗おうにも大して抗うことも出来ず非情にも空気が抜かれていく。
恐らく穴の開いた圧縮袋だったはずだから、暫くしたら多少空気が入っていたのかもしれない。
でも、そもそも首が締まっていて全然冷静でなんかいられなかった。
外からみている彼には空気が入っていってるのがわかるんだろう。
また吸引器の音がする。
一度圧縮された後、また圧縮されるのは物凄く追いつめられる。
彼からしたら空気入ってしまってるってなるんだろうけど、中の私にしてみれば満足に息が出来ている訳じゃない。
なのに2度目に空気を抜く時は本当に限界まで抜いてしまう。
一気に耐えられる心をなくし喚き暴れ始めてしまう。
暴れれば余計首が締まる。
そんな状況に間違いなく感じながら、息を吸えない苦しさには勝てなかった。
これ以上ない位叫んで暴れて、やっと解放してくれた。
そしてまた2回目を始めようとする彼。
私は耐えられる気がしなくて抗い圧縮袋からひたすら出ようとした。
必死で泣きながら抵抗する私の顎を強く掴み、彼は言う。
「誰が決めるの?!」
私達は主従関係ではない。
私は奴隷でもないし、飼われているわけでもない。
でも、結局私は彼に服従するしかない立場なんだとこの言葉で改めて思った。
そして、その言葉に私は激しく萌えてしまった。
それでもいざ袋の口を閉じられそうになると本能で抗ってしまう。
もう、無理だ。これ以上は。そう思った。
でもそれは前に思った、
「彼のサディズムについていくのは無理かもしれない。」
なんて気持ちではなかった。ただ単純に恐怖に勝てなかっただけ。
筒布の中で必死で手を体を動かして抗った。
何か言葉を発していた記憶があるんだけど、全く覚えていない。
この時ほど抵抗した事はこれまでなかったと思う。
彼は根負けしたのか圧縮袋に入れるのは諦めてくれたみたいだった。
でも、縄を引き上げられ落ちる直前まで首を絞められた。
何度も何度も。
3回くらいはもう本当に落ちそうだった。
頸動脈を絞められると窒息のように苦しさを感じる前に落ちる。
自重をもっとかけてれば落ちていたと思う。
落ちるのってほんと苦しくなく気持ちいいんですよ。
落ちてしまいたかったけど、きっと彼は心配すると思ったから必死で顔を上げて保った。
そして、海老反りのまま、顔をストレッチフィルムでぐるぐる巻きにされた。
「なんでラップは耐えられるのに圧縮袋は無理なの?こっちの方が絶対苦しいのに。」
イラついた声色で彼は言う。
完全に首まで巻かれてほとんど息はできなかった。
筒布の繊維に残る分くらいしか。
もちろん首輪相変わらず締まっているし、絞まってくる。
そんな状況でも彼は容赦なく縄を引き上げ私の体を更に反らし首を絞める。
解放された瞬間の事は覚えてない。
それだけ余裕をなくし追いつめられていた。
筒布を脱ぐと汗だくになっていた。
マミーしていないのにこんなに汗だくになることも珍しい。
本当に必死で抵抗していたんだなって改めて思った。
彼は圧縮袋またあんまり出来なかったみたいなこと言ってたけど、
私的には結構圧縮袋に入れられた気がするんだけどなぁ・・・。
そんな2020年のSM納めとなりました。
Fin
「よし、最後にもう1回圧縮袋しよ!」
もう終わりだと思い始めていた私にまた恐怖心が芽生える。
「えぇ・・・いやだ・・・。」
と首を横に振る私。
そんなの無意味だってわかってる。
私が選べる事ではないのだから。
「どっちか選ばせてあげるよ、いつものサイズの圧縮袋か大きいのか。」
彼は大きい方が好きかもしれない。
そう思うと迷ったけど、きっと私の回答が気に食わなければ無視するだけの話。
そう思っていつものサイズを選択した。
そうすると案外すんなりその意見は通った。
「筒布に入れるだけにしてあげるよ。」
と筒布に入るよう促される。
まっすぐの状態だと入れられないのにどうするんだろう・・・。
そんなことを考えているうちに頭の上で筒布の口が閉められた。
「カチャ」
・・・え?
なんの音かすぐに気づいてしまい、いやいやと首を横に振りまくる。
「これしとかないとどこが頭かわからないでしょ。」
そういいながら私の首に彼はまた首輪を嵌めた。
筒布の上からだと少し力を入れて金具を止めないといけない位きつい。
そのきつさからくる苦しさが私を追いつめる。
苦しいのに首への刺激とその苦しさで私はすぐ息を荒げてしまう。
あぁ・・・だめ・・・。溺れてしまいそう。快楽に。
こんな状態で圧縮袋なんてまた全然我慢できず叱られてしまう・・・。
そんな私を無視して、彼はうつ伏せにさせた。
両足首をまとめて縄で縛られる。
そして、残りの縄が首輪のリングを通る。
次の瞬間縄を強く引き締められ、私はまた海老反り状態にされてしまった。
想定外の展開に頭がついていってなくてただ、体だけはしっかり反応していた。
たまらず喘いでしまう。
首輪と足首を繋ぐ縄を何度も持ち上げられ遊ばれた。
脳だけじゃなく体中が痺れるような感覚で、堪らなかった。
ひとしきり遊ぶと、彼はその状態のままの私を圧縮袋へ押し込んだ。
嘘でしょう?こんな状態で圧縮袋なんて・・・と少し焦る。
首はずっと首輪で締め付けられているのに、足首と繋がれた縄で尚更絞まっている。
そして明らかに私はそんな状態に感じていて息が上がっていた。
抗おうにも大して抗うことも出来ず非情にも空気が抜かれていく。
恐らく穴の開いた圧縮袋だったはずだから、暫くしたら多少空気が入っていたのかもしれない。
でも、そもそも首が締まっていて全然冷静でなんかいられなかった。
外からみている彼には空気が入っていってるのがわかるんだろう。
また吸引器の音がする。
一度圧縮された後、また圧縮されるのは物凄く追いつめられる。
彼からしたら空気入ってしまってるってなるんだろうけど、中の私にしてみれば満足に息が出来ている訳じゃない。
なのに2度目に空気を抜く時は本当に限界まで抜いてしまう。
一気に耐えられる心をなくし喚き暴れ始めてしまう。
暴れれば余計首が締まる。
そんな状況に間違いなく感じながら、息を吸えない苦しさには勝てなかった。
これ以上ない位叫んで暴れて、やっと解放してくれた。
そしてまた2回目を始めようとする彼。
私は耐えられる気がしなくて抗い圧縮袋からひたすら出ようとした。
必死で泣きながら抵抗する私の顎を強く掴み、彼は言う。
「誰が決めるの?!」
私達は主従関係ではない。
私は奴隷でもないし、飼われているわけでもない。
でも、結局私は彼に服従するしかない立場なんだとこの言葉で改めて思った。
そして、その言葉に私は激しく萌えてしまった。
それでもいざ袋の口を閉じられそうになると本能で抗ってしまう。
もう、無理だ。これ以上は。そう思った。
でもそれは前に思った、
「彼のサディズムについていくのは無理かもしれない。」
なんて気持ちではなかった。ただ単純に恐怖に勝てなかっただけ。
筒布の中で必死で手を体を動かして抗った。
何か言葉を発していた記憶があるんだけど、全く覚えていない。
この時ほど抵抗した事はこれまでなかったと思う。
彼は根負けしたのか圧縮袋に入れるのは諦めてくれたみたいだった。
でも、縄を引き上げられ落ちる直前まで首を絞められた。
何度も何度も。
3回くらいはもう本当に落ちそうだった。
頸動脈を絞められると窒息のように苦しさを感じる前に落ちる。
自重をもっとかけてれば落ちていたと思う。
落ちるのってほんと苦しくなく気持ちいいんですよ。
落ちてしまいたかったけど、きっと彼は心配すると思ったから必死で顔を上げて保った。
そして、海老反りのまま、顔をストレッチフィルムでぐるぐる巻きにされた。
「なんでラップは耐えられるのに圧縮袋は無理なの?こっちの方が絶対苦しいのに。」
イラついた声色で彼は言う。
完全に首まで巻かれてほとんど息はできなかった。
筒布の繊維に残る分くらいしか。
もちろん首輪相変わらず締まっているし、絞まってくる。
そんな状況でも彼は容赦なく縄を引き上げ私の体を更に反らし首を絞める。
解放された瞬間の事は覚えてない。
それだけ余裕をなくし追いつめられていた。
筒布を脱ぐと汗だくになっていた。
マミーしていないのにこんなに汗だくになることも珍しい。
本当に必死で抵抗していたんだなって改めて思った。
彼は圧縮袋またあんまり出来なかったみたいなこと言ってたけど、
私的には結構圧縮袋に入れられた気がするんだけどなぁ・・・。
そんな2020年のSM納めとなりました。
Fin
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