体を拘束され、なすがままになる事が好き。
自分の体のはずなのに、自分の意思では何もできず、ただ相手に身を委ねる…
手足の自由を奪われるだけでもうなにもできない。だけど私はもっと追い詰められたい。
縛られ方ひとつにしても追い詰められる縛られ方がすき。
たとえば、逆海老反りで首輪をして、首輪と足を繋いでおけば、うつむこうとすれば首がしまるし、首がしまるから顏をあげるしかない…
正座に縛られて、手を後ろ手に縛られ、ノーズフックをかけられる。顏が天井にむくくらいひっぱられたフックの先は腕か足首に固定されたら、鼻がひっぱられるから上をむいておくしかない…
そんな感じにおいつめられていくのが好き…
そして手足の自由だけじゃなく、顏をそむけることすらできないくらいに拘束されたい。
顏で遊ばれるのは恥ずかしくてたまらないのになぜかすごく感じてしまう…。
変態だな。。。と実感する。
ノーズフックや口枷、さらには落書きをされ、醜い顏になっていく…それを恥ずかしいねと笑われて、私は哀しくも濡らしてしまうのだ…
普段の性格は受身じゃないはずだけど、エム性がでてくるととにかく受身でいたい。
なすがまま、されるがまま…
まるでdollの様に…
拘束されることに憧れを抱いていた。
躯も心も縛ってほしいと願っていた。
性癖って変わらないものだけど嗜好は少しずつ変わっていっているように思う。
痛いことと汚いことが苦手なのは今も変わらないけど、縄で縛られたい、初めはそれだけだったのに、今はラップで巻かれたり、包帯で巻かれたり、そんなものに憧れを抱くようになった。そこに興味が湧いたのは、惨めで無様な姿にさせられることになぜかすごく興奮するようになってしまったから…。
そして、自分の意志でまったく動けないなすがままの状態になりたかったから。
私の全てを支配してほしくなる…。
一方では犬のように扱われることも嬉しい私…
首輪をはめられ名札をつけられ、短いリードに繋がれて、四つんばいの状態で、拘束具で立てないようにされ、手は指が使えないようにグーの手で固定される…
呼ばれたら足元にふせをして貴方の言葉を待つの…
ごはんも貴方の足元でよつんばいになって口で食べるしか許されない…
私の憧れはきっと、縄で縛られたいじゃなく、全身を巻かれることでもなく、ペットのように扱われることでもない。
愛する人に全てを支配されたいの…
支配という名の愛情がほしいのだと思う。
歪んだ愛し方しかできない私には歪んだ愛情しか理解することができないのかもしれない…
愛すれば愛するほど支配されたくなる…
今はもうそばにはいない貴方に教えられたよ、そんな自分の感情があることを…
いつかそう思える人にまた出会えるのかな…