もう一人逢った人がいた。その人との出会いは、彼のホームページを私が見つけ、コンタクトをとったことに始まった。
とりあえずBBSに足跡を残し、それからメッセで話をするようになった。
最初は会う気は全くなかった。それなのに、いつのまにか逢う話がまとまっていた(笑)
そして、私の普段とは全く違う、エムの顏を彼にみせてしまった…
彼は、私が昔望んでいた理想の形に近いものをもっている人だった。
今はそこまで理想を追ってはいないけれど、昔は憧れと理想が私の頭の中で出来上がっていた。
自分が妄想していた形をもってる人がいるとは思わなかったから彼をしればしるほど驚かされる。
私もそう思ったことがある!ということを彼はよく口にするのだ。
ど変態同士気が合うみたい(笑)
初めて会う、約束の日。
正直逢うことには戸惑いを感じていた。
なんだろう、自分がすごく軽はずみに思えて。
結果的には、逢えてよかったと思っているから、結果よければすべてよしなんだろうけど。。
自分がエムであることを再確認した夜でもあった。
やっぱり私はこの世界からぬけられないのだ、と。
この性癖からはにげられないのだ、と。
私の中のMは波が激しい。
SMなんかいらない、と思うこともあれば、虐められたくてたまらないこともある。(その方が多いか…汗)
Mといっても鞭や蝋燭で苦痛という快感はえることができないし、奉仕が好きなタイプでもない。
ひたすら堕とされ、弄ばれ快感の波に襲われる…
性器を愛撫されることよりも、顏を弄ばれたり、体を拘束されることの方がずっと私にとっての愛撫になる…
惨めで無様な自分を受け入れてくれる、
そんな私を愛してくれる、
それがわたしの理想の恋人