彼の唇の感触が、まだ私の中に残ってる…
別に彼からすれば特別なことじゃないかもしれない。。
でも、そのキスは私のかたくなになっていた心を少し開きやすくしてくれたかもしれない。
前つきあっていた彼氏のせいで、それがトラウマで、どこか自分の中に閉じ籠りがちだった。一見普通だけれど私の中では心を閉じきってる自分を感じていた。
女としても、Mとしても…
何故彼のキスでそう感じれたのかわからない。
でも、なんだか少し楽になった気がする。
ありがとう…
部屋に戻ると、また私の顔をおもいっきりラップをひっぱり巻き始めました。口に呼吸穴をあけてくれたから苦しくはなかったけど恥ずかしかった…羞恥心て薄れないものですね…
そして彼はベットに座り、私をテーブルのように扱い始めた。
そして一人キッチンへ行ってしまった。。
お昼ごはんは彼のリクエストでシチューをつくっておき、ついでにポテトサラダもつくりました。ごはんも予約しておいたのに、午前と午後を間違えてました…(彼が帰ってからきづいたんだけど…汗)
そしてシチューをあっためて、私の背中に置きました…少し熱くてピクッとなる…
どうやら傾いたテーブルはお気にめさなかったらしく、ほとんど持って食べていました(笑)
そして食べ終えると
「餌、やるからな」
びくっ……嫌だ…そんな惨めな真似できない…そう思いながら逃げることもできずそのまま彼がキッチンから戻ってくるのをまつしかありませんでした。
目と口のあたりのラップをやぶき
「下、みてみ」
おそるおそる目を下にやると、浅いお皿にいれられたシチューが、私の顔の下におかれていました。
「ほら、たべなよ」
そんなこといわれても食べれる訳ない…口でなんて…恥ずかしすぎる…
固まったままでいると、彼は私の顔をシチューに…押し付けた…
もう泣く寸前でした…
嫌で…?
違う…
だけどそうされても手を放すと口をつけようとしない私に
「残したらお仕置き」 そう言い放つ……
でもその声にあまり強制力を感じず自分から口をもっていくことはできませんでした…
何度も顔を押し付けられ鼻から顎までシチュー浸しで…
結局残してしまった私は…
犬みたいな格好のまま、また圧縮袋にいれられました。
空気を吸われれば吸われるほど体が小さくなっていくように感じる…
まったく動けない状態で、顔に張り付いた恥ずかしい状態で、彼は好き放題に引っくり返したり揺らしたり…抵抗すらできず自分の思いを無視するように体は彼の動かす通りで…
また、彼はなかなかだしてくれなかった…
口をあけてはまた閉じられる…
「食べ物粗末にしたお仕置きだ」
といい…
そしてやっと出して貰えた時には、やはり息が上がっていて。
そんな私に彼は馬乗りになった。
何……?またラップで巻かれるの?口塞がれる?心地よい恐怖が私を襲う…
…ん……?!
私の口を塞いだのは、彼の唇でした…
あまりにも突然で、あまりにも思いもよらない出来事だったので、何が起こったのかすぐには把握できませんでした。
少したってやっと彼のキスに答えることができたけど、
やっぱりよくわからなくって戸惑いがちな私の唇でした…
彼がキスをしてくるはずがないという思いがあったからかな…
だけど正直少し嬉しかった…
彼がしたくなってしたのだと思うと…