やっとベットに横にして貰ったものの、せっかく開いてた呼吸穴を彼はラップで覆ってしまう…
どこからかほんの少しだけ酸素が入ってくるけれど、足りない…
そのうちに自分の呼吸で私の体は締め付けられていく…
苦しい…呼吸は確かにしているのに…
だけどあまり苦しまない私がおもしろくなかったのか、彼はラップをとり、口のあたりのラップを破いた。
そして足先まで全てラップで覆われてしまった。
足先を巻かれている時、なぜかすごくどきどきした。
それはきっと、唯一でていた肌を覆われて、外界からシャットアウトされる瞬間だったから…
そんな風に感じていたことをしっていたかのように彼は耳元で、
「これでもう外と繋がってるのはここだけになったね…」と
口の部分に触れながら言った…
その言葉でまたしても私は息が荒くなってしまっていた。
相変わらずどこに触れられても同じくらいの快感が私を襲う。
彼はおもしろそうに、びくびく反応する私の体を何度も触る…
そして今度は、テープで私の口を塞いだ…
嫌な予感…は的中だった。
もう一度テープを切る音がした…
嫌だ…やめて…
怖い…
鼻にテープが張り付く。。。
ほんの少しだけ入ってくる酸素も、息が荒くなっている私にはやはり全然足りない…
苦しい…
なのに私の体は哀しいことに、それまで以上に反応していた…
彼は何度かテープを張っては私の息を管理し、苦しめた…