腕が痺れてきた頃、うつぶせにひっくり返され、膝の関節部分のフィルム部分にはさみがはいり、逆海老状態にされた。
足を縛った縄は口と繋がれる。
・・・と思ったら、今度は首に繋がれた・・・。
私が首弱いこと、覚えてた・・・。
首と足首でピンと張っているであろう縄をくいくい上に引っ張る。
どれだけ頑張って顔を上げていようが、首が絞まる。
それなのに私の口から漏れるのは喘ぎ声だった。
そんな私を見て彼は笑う。
笑わないで。もっと笑って。
相反する思いが頭の中を巡る。
そうやって彼は好き勝手に私で遊ぶ。
おもちゃで遊ぶ子供のように。
腕が限界になる頃、繭のようなフィルムから開放された。
そして今度は四つんばいでしか歩けない体勢に・・・。
足は膝で折り曲げた状態に、腕は肘で折り曲げた状態で手をぐーにした状態で拘束された。
この体勢が凄く恥ずかしい・・・。
動くことはできるのに結局何も自由にならないこの状態が。
仰向けの状態で散々乳首を弄ばれ、ふいに下の方にも触れられる。
性器にはそう触れることのない彼だから、驚いた。敏感になってる自分の体にも。
一瞬女だったことを思い出させられすごく恥ずかしくて太ももを閉じるのだけど、
いとも簡単に開かされてしまう。
こんなに、私無力だったっけ・・・。
仰向け状態からひっくり返され肘と膝で体を支える体勢にされた。
まるで犬のよう・・・。恥ずかしい・・・せめて顔がマスクで見えないことがせめてもの救いだった。
フィルムから解放された後、全身タイツを渡された。
この後どうなるのか予想がついた。だから着るのが怖かった。
私は苦手、でも彼が好きな圧縮袋・・・。
いやだ、怖い・・・。
回を重ねるごとに、中々だしてくれなくなってるから・・・だから怖い・・・。
何種類かの体勢で空気を抜いては解放され・・・の繰り返しだった。
「怖い・・・?」
途中で彼が聞く。
馬鹿みたいに私は期待する。頷いたら出してくれるんじゃないかって・・・。
そんなの、甘かった。
わかっていたはずなのに。
「まだまだだよ。」
彼は笑った。
怖がる私を楽しんでいるようだった。
最後はまったく空気が残らないほどに圧縮され、私の悲鳴で終わった。
そして、終わってしまえば物足りないと思う私は、貪欲で底なしのマゾだ。