昔まだSMを実際にする前、「タブー」というレディコミにはまっていました。
SM色の強い漫画が多かったんですが、中でも小林澪子さんという漫画家さんの世界観はどんぴしゃでした。
女の子のすべてを支配。それに使う拘束具も中々コアな感じのものばかりで、毎回楽しみで楽しみでなりませんでした。
漫画内にでてくるS男性は大抵物腰は柔らい人が多かった気がします。
でもすることはひどくて・・・容赦がない。
私は「主従関係」には興味がありません。
でも「支配」はされたいのかも。
自由に生きてきすぎて、束縛されたいなんて思ってた昔がとても懐かしいけど、
それでもやっぱり「支配」という言葉にはどきどきするもんです。
自分の体なのに何一つ自分の自由にならないことを望んでしまうなんて、本当に変態です。
命すら預けてしまってるんだから。
彼曰く、普通は発狂するよってことでも私はしないらしいです。
そしてそういう場合が多いらしいです。
例えば圧縮袋とか。
怖くない?いや、怖いです。入る前からいつも首を横にふってます。いやだいやだって。
でも、もしかしたら私は生に執着がないから、死があまり怖くないから平気なのかもしれないとふと思いました。
死ぬのは怖くない。でも苦しいのは嫌。ってだけなのかも。
でも、私が死んだら彼は犯罪者になってしまう。
だから私は絶対死んじゃいけないんです。絶対生きなきゃいけない。
どちらかというとそういう考え方かも。
もちろん命の重さをわかってる人って信頼できるからこそ、預けれるというのは大きいですけど。
死と隣り合わせ。大げさかもしれないけど、事実。
でもそのスリルに興奮するんじゃない。
一つ残らず全て預ている感覚がきっと好きなんだと思います。
暫くSMと離れていたから、なんか久しぶりにこういうことを考えてます。
そして、変わらないものも変わったものもたくさんあるけど、根底のマゾヒズムはなくならないんだと、思い知らされてます。