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Another me~完全拘束に身を委ねて~

Another me~完全拘束に身を委ねて~

圧縮袋やラップでの完全拘束、呼吸制御と窒息、マミフィケーションなどのSM的嗜好を持つ二人のことを書き綴っています。


彼と知り合い初めて会った日も動画を撮られました。
会う前から動画撮るよという話はあって、たぶん私は拒否したと思う。

別に何処にも流さないし、まあ流したところで誰かわからないと思うけど(笑)みたいな話をしたような記憶が。
動画は後で哀希に見せてあげるために撮るんだよ。どんな風になってたか見たいでしょ?
とかなんとか言われ、結局撮られたんだったと思う。(笑)

まさか7年後こうやって公開するようになるなんて、心境の変化って恐ろしいw

根底の性格はかわらないにせよ、価値観や考え方、人との付き合い方、自分との向き合い方、色んなものが変わった。
よくも悪くも私はとても強くなったし、拘りがあまりなくなった。
いい意味で「どうでもいい」が増えた。
何かに執着するということもなくなったし、一人じゃ生きていけないなんて微塵も思わなくなった。
変わるきっかけは色々あった。
それまでたくさん不安定に悩んだし、泣いてばかりいたし、寂しがりで素直じゃなくて独占欲が強かった。
素直になれないのは今も同じだけど(笑)

少し感情が欠如していると思う。昔の方が女性らしかったし、人間らしかったと思う。
ただ、今の方が笑うことが増えた。嫌なことも哀しいこともなかったことにできるようになったからだと思う。

好きな道を選べばいい。
悩むのも泣くのも怒るのも笑うのも楽しむのも、決めるのは自分。
そしてこの人生は一度しかないんだから。いつ死ぬかなんてわからないし。

そんな風に考えれる位には変化した私ですが、性癖はやっぱり7年たっても変わってませんでした。(笑)
むしろひどくなってるかもw


7年前は声を出すことも恥ずかしくてあまりできなかったんだなぁと声の漏れ具合で思い出しました。
元々実家は躾がそこそこ厳しく、常識やルール、女性としての振舞い方は教え込まれました。たぶん。
だからその分、性的なものに興味をもつことに背徳感や罪悪感がありました。
声を出すこともはしたないことだと思っていました。

今や、がんばって叫ばなきゃ出してくれない!なんて思ってますけど(笑)
がんばって叫んだところで彼がその気にならないと出してくれないんですけどね…汗


そんな訳で、初々しい(笑)、初体験の日の動画はこちらです。
http://contents.fc2.com/article_search.php?id=84491



テーマ : SM    ジャンル : アダルト
「ふー、さっぱりした。いいこにしてた?そろそろインクも乾いたかな。」
バルーンギャグを取ってくれたけど、私の顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
「で、まさかとは思うけどイッてないよね?」

「…イッてない…よ…」
「ほんとに?」
頷くと彼はニヤっとする。

「じゃあ確認してみようか。」
そう言った彼の手にはビデオカメラが…。
「確認する間一人で遊んでて。」
とビニール袋を被せられ首のところでゆるくベルトを二重にしてとめた。

どうしよう…イッてないって言っちゃった。嘘ついたのばれちゃう。まさか撮影してただなんて…。
どうしよう…そう思いながらも次第に息が苦しくなっていって、呼吸をするだけで必死だった。

「ふ~ん。あきは遅刻はするし、いいつけは守れないし、平気で嘘もつくような悪い子なんだね。」
そういうと、首に巻いていたベルトを取るとそのベルトがお尻に飛んできた。

「あぁっっ!!」
「痛いことなんてほんとはしたくないんだけどね。悪い子は少し位痛い目みないと反省しないからね。」
背中にお尻、太ももまで何度も何度もベルトで打たれる。
もう腕が限界だったのにその痛みに腕の辛さも忘れてた。
打たれる度、その衝撃で首が絞まる。
そして私はそんな状況でもイッてしまうんだ…。

「ふふ、落書きも目立たなくなるくらい真っ赤だよ。だいぶ熱もってるね。冷やさなきゃね。」

やっと鎖を外してくれて枷も外された。
首輪だけの状態になるとお風呂場に連れていかれた。大きめのバスタブの中で膝を折って状態で片方ずつストレッチフィルムで巻かれる。
冷やす、なんて優しい言葉に聞こえるけど彼がその言葉通りに優しく冷やしてくれるはずなんてなかった。
手はグーにされ、同じく肘で折って片方ずつ巻かれ、更に逆海老の状態で足と髪を縛って縄で繋がれた。

「さ、冷やさなきゃ。」

彼は水のままシャワーを私に浴びせる。冷やさなきゃ何て言いながら、顔へ至近距離でシャワーを浴びせる。
苦しい…冷たい…必死で顔を背けようとしてもほとんど意味をなさない。
そしてこの後の予想がだいたいついている私は怖くて怖くて仕方なかった。
案の定シャワーを蛇口に変えた。ホテルの水の勢いは半端じゃない。あっという間に首の下辺りまで水がきた。

「いや…怖い…許して…」
そう懇願する私を無視して、水の勢いをゆるめた。少しずつ水位があがるように。ひどい…。
私の恐怖心はそのゆるやかさと反比例するように倍増していく。
海もプールも大好きだった。水を怖いと思うことなんてなかった。
なのに今の私は怖くて怖くて仕方がない。

「さて、僕はコンビニにでも行ってこようかな。」
「いや…お願い、行かないで!ごめんなさい!!許して…」
彼は私の言葉を無視しバスルームから出て行った。
怖くて寂しくて辛くて涙が止まらなくなった。水の冷たさなんてもう感じなかった。

下唇辺りまで水が溜まってきた頃、ドアが開いた。
戻ってきてくれた…私は心からほっとした。
でも彼が手にしていたのはホースとノーズクリップ。

「これで水の中でも息ができるでしょ。僕って優しいなぁ。」

そういうと、ホースをくわえさせ、鼻にはノーズクリップを。
そして水を一気に出してあっという間に私の全身は水の中だった。
もう、何かを伝えることすらできない。許されるのは少しの呼吸だけ。
でもその呼吸さえ彼の気分次第でホースの先を止められて自由に息なんてできなかった。

水の中は一人ぼっちで寂しくて、寂しがりの私には辛かった。
彼の姿をみることも気配を感じることもできない。
呼吸を止められることだけが、彼を感じる唯一の手段だった。
暫くすると彼は私の顔を一瞬持ち上げホースを引き抜いてしまった。

「ばいばい。バスタブの栓は抜いといてあげるよ。」
そういうとまた水の中へ…。
水が減るまで息ができないってこと…?そんなの無理だよ…
必死で息を止めているけど、半分パニックな私の息は続かない。もがくこともできない。
もうだめ…

そう思った瞬間顔を持ち上げられキスされた。
ふいうちすぎて、その瞬間にイってしまった。
こんな苦しい思いをした直後なのに…恥ずかしい。
その間にも水はどんどん減り、空っぽになると、拘束を解いて温かいシャワーをかけてくれた。

「お風呂、入りなおす?今度はあったかいのいれてあげるよ。拘束した状態で。(笑)」
「…シャワーだけでいい(汗)」
「ちっ、残念。(笑)」

そう言うと念入りにシャワーをかけてくれてタオルでふいてくれた。
なんか、おもちゃの後片付けされてる気分だな…(笑)
なんて思いながらも大事にされていることを嬉しく思ってしまう。

「さて、お仕置きの続きしなきゃね。」

テーマ : SM    ジャンル : アダルト
プロフィール

哀希-aki-

  • Author:哀希-aki-
  • 振り返れば幼少時代からMでした。根本は羞恥系M女。そこからSMといわれる事は一通り経験し、完全拘束という世界を知りました。呼吸すら相手に委ね、なすがままのこの世界が好き。7年の休息期間を経てまたJ Master様のパートナーとなり戻ってきました。
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