昔書いた妄想小説が途中だったのでリハビリがてら続きを書いていこうかなと。(笑)
お仕置という名のもとに 1はこちら↓
http://dollaki.blog.2nt.com/blog-entry-100.html
お仕置という名のもとに 2はこちら↓
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ベッドに戻るまでは拘束を解かれたままだと思っていた。
その前にトイレに行っておきたかった。
「トイレ行きたい・・・。」
「ん?あぁ、ちょっと待って。」
そういうと彼はさっきと同じようにまた手グをーにして、肘で折って片方ずつストレッチフィルムで巻き、膝も同じく折った状態で片方ずつストレッチフィルムで巻かれた。
あれ・・・トイレは・・・。
そう思っていると少し離れたトイレのドアの前に洗面器が置かれた。
「この状態じゃトイレ座れないでしょ。あそこにしておいで。」
え・・・。頭の中が真っ白になる。
トイレの前まで犬のように歩いていき犬のようにおしっこしろと・・・。
「や、やっぱりトイレは大丈夫・・・。」
「だめだよ、漏らしたらどうすんの?ベッド汚れちゃうよ?次いつ行けるかわかんないよ?」
そう言われると返す言葉もない。
床を至近距離に感じながら早く着いてと思うのに馴れない体勢で中々進まない。歩けば数歩の距離なのに。
惨めな気持ちでいっぱいになりながらなんとか洗面器の前に到着した。
もう既に泣きそうだった。恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。
彼が排尿シーンに興奮するなんて話聞いたことがない。だから尚更恥ずかしかった。
なんとか洗面器の上で四つん這いになる状態にまではなった。
顔を上げて縋るような気持ちで彼を見る。
「いいよ、して。後で拭いたげるから。」
そう言われたものの恥ずかしくて出ない。
モノとして扱われるよりずっと恥ずかしくて惨めに感じた。羞恥心が邪魔をする。
「出ないの?仕方ないなぁ。」
そう言うと彼はストレッチフィルムを手に近寄ってきた。
何されるんだろうと思ったら・・・顔に巻き付けられた。3重くらいになったところで手は止まる。
「おしっこ出たら息させてあげる。早く出さないと窒息しちゃうよ。」
必死で息をしてやっと首の下あたりの隙間から少しだけ空気が入ってくる。すぐに苦しくなった。
もうこうなってしまうと抗いようがない。
恥ずかしさより苦しさが勝ってしまい、勢いよく洗面器に出ていく。
息苦しさと恥ずかしさと出てしまった背徳感でどうにかなってしまいそうだった。
約束通りおしっこが出始めると口の部分のフィルムを破いて息をさせてくれた。
そして勢いが止まると丁寧に拭いてくれた。
その後首輪にリードをつけ、トイレのドアに繋ぐと洗面器を片付けにいった。
まだベッドに戻れないの?視界のままならない私はもう次に何が起こるかなんて予想できるはずもなかった。
「お腹空いたね、ちょっと休憩しようか。」
そういえばいつもはコンビニで買ったごはんを食べてからプレイをしていたのに今日は入ってすぐに彼のスイッチが入っていたから、ごはん食べるタイミングを逃していた
。
ん?でも休憩って・・・私全然休憩できる体勢じゃないしリードも繋がれてるし・・・。
彼の意図が読めず困惑している私をよそに彼はコンビニで買ったご飯をだしているようだった。
少しして彼が近づいてきて、顔のストレッチフィルムを取ってくれた。
あ、やっぱり外してくれるのかとほっとしていたのもつかの間。
解放された視界に入ってきたのは、床に置かれたさっきコンビニで買ったミートソースパスタ。
これってもしかして・・・もはや嫌な予感しかない。予感はすぐに確信に変わった。
「お腹空いたでしょ?食べていいよ。」
彼は手や足のストレッチフィルムを外そうともせずそう言った。
さっきは犬のように歩かされ、犬のように排尿をさせられた。
今度は犬のようにご飯を食べろと…?
そんなのできる訳ない。絶対無理…!
「お腹空いてない…要らない…。」
そんな事を言っても無駄だってわかりきってるのに、どうしても逃れようとそんな事を言ってしまう。
「ん~、あぁそっか!パスタ長いから食べにくいんだね。世話がやけるなぁ。」
そう言うと彼は床に置かれたパスタを片手に取り麺が短くなるように適当にちぎった。
それを見ながら私の目には涙が溢れていた。
惨めさに涙が止まらなかった。
いや、食べたくない。短く手でちぎられた冷えきったパスタを床に這いつくばって食べるなんて、そんな事したくない、出来ないよ…。
「ほら、美味しいよ。大丈夫だって。」
彼はパスタソースで汚れた手を少し舐め取り私の目の前に出した。
まるで食べて大丈夫なのかと不安がる飼いたてのペットに餌をやる優しい飼い主のように。
本当は鬼畜でひどい飼い主の癖に…。
おずおずと彼の指についたミートソースを舐めとる。
「いい子いい子。ほら、早く食べて。」
もう片方の手で頭を撫でられながらも口をつける勇気が出ない。
そしたら、撫でる手に力がこもった。
「あきは、こうやって無理矢理食べさせられたかったんだよね。気づかなくてごめんごめん。」
パスタに顔をおしつけられ、鼻までソースで汚れた。
そうなんだ、結局私は自ら、より惨めな方を選んでしまうんだ。
泣きながら観念して少しずつパスタを口で食べた。
味なんてわかるはずなかった。ただただ自分の涙でしょっぱい味がした。
「惨めだね。
ほんとなら一緒にソファで並んでごはん食べられた筈なのにね。
でもあきにはこっちの方がお似合いだよ。」
彼の言葉がより私を貶める。
より惨めさを煽る。
それなのに、それなのに私は…。
彼が手を洗い戻ってきた。せめて彼に見られていない間に食べてしまおうと急いで食べ続ける。
あと少し。
彼が戻ってきて異変に気づく。
「あき、床汚してる。」
意地悪に笑いながら彼が言う。
てっきりミートソースをこぼしたのかと思っていたら、彼は私の下半身に手をやった。
「…ピチャピチャ」
私に聞かせるようにわざと音を立てて触る。
床を汚してるのはミートソースじゃなく私から出た愛液だった。
こんな仕打ちを受けてるのに?
自分でも信じられなかった。
中に指が入ってくると途端に快感に襲われパスタを食べるどころではなくなってしまった。
顔の上にはパスタがあるから体勢を崩すことも出来ず次々襲う快感の波に必死で耐えた。
「だめっ…イキそう…。」
「じゃあ何て言うんだっけ?」
「…イカせて下さい…。」
「だめ。」
そう言うと指が抜かれた。
「まだ、お預けだよ。
さて、ごはんを残したお仕置も追加だね。」
「え、だって…指入れてくるから…」
「指を入れたら食べるの止めていいなんて言ったっけ?」
ずるい…こうやって彼はチャンスを見つけてはお仕置の口実を作るんだ。
ほんとにひどい人。
でも、私はあなたの傍から逃れることが出来ないんだ。