きっと彼が思っていた以上に私は感じていた。それを彼に悟られたくなくてできる限り平気なふりをした。
自分をさらけ出すのは私にとって甘えることと同じで、恋人でもない、友達とすら呼べない人にそれはしたくなかった。
ならどうして会ったのかという矛盾はでてしまうのだけれど…
拘束をとかれてベットでたわいのない話やさっきの圧縮袋の話をしていた。
彼は私が圧縮袋にいれられたときの反応は布団ごしでみえなかったはずだった。
少し欲情させたくなってその時の気持ちをいった。
「袋が私を圧迫し始めた瞬間ぞくっとした。感じて涙目になりそうだった。」
と。。。
すると彼は、やはり私がそんなように感じていたとまでは思っていなかったらしく、それを聞いて圧縮袋の中に入れたがりはじめた。
ただもう時間は夜中。
騒音にもなるし…というとすごく残念そうで、でもやっぱりあきらめたくなかったのか、掃除機の音の実験を始めた。
そして掃除機に布団を被せれば多少音は防げるといい、再度圧縮袋へ…今度は裸のまま…
怖くないわけじゃなかった。
私は基本的に暴れるのが苦手だ。
控えめな暴れ方じゃまだ大丈夫だと勘違いされたりしたらどうしようとか思う。
外の人間に限界を見極める術は中の人間の表情と動きだけなのだから。。。
だけど彼の行動をみて少し安心した。
すぐに圧縮袋のチャックを開けれるようにあけやすいように、暴れだしたらつまみにくくなるからとテープを口にはってあけやすくしていたようだった。
そして掃除機の音が聞こえた…
周りの空気がなくなっていく…奪われていく…
私を物にするために…
自分では自由にならない自分の躰。
私はそんな状態が好き。
なすがままされるがまま…
そして圧縮袋の中では呼吸までも制限される…
どんどん苦しくなっていく…
残り僅かな空気を吸おうとするとビニールが余計に私の体を締め付ける。
自分の呼吸で…
限界が近づき必死でもぞもぞと体を動かし「出して…」と願う…
苦しい…お願い、出して…
限界の少し前に開放された。
袋が開き、彼が私の顔を覗いた。
その表情は少し心配そうに案ずる顔と、楽しそうで、でも理性を保とうとつらそうな顏…そんな風にみえた。
息もすこしあがっていて、苦しかったけど、なんだかその目にみつめられると恥ずかしくなって思わず微笑んでしまった。。。
彼はあまりセックスに執着がないらしい。
私と似ているな、と思った。
私は元々、セックスを必要としない、基本的には相手が望むなら、という感じ。決して不感症ではないし、したらしたで気持ちいい。
だけど私が欲しているものじゃない。
拘束されたり苛められたり…そんな時に感じるゾクゾク感、胸の奥からこみあげるような快感、それはセックスでは得られない。
セックスも奉仕も、サービスされるのも苦手。相手を好きだからできることであって自分からしたいとは思わない。
セックスに1時間かかるなら、その間拘束されて放置されて、たまに遊ばれて、言葉で苛められて、泣いて…そんな方が私にとってはずっと満足感が得られるのだ…
どこまで私は変態なんだろうと思う…
だけど、つきあってもいない、愛してもいない、はじめてあった彼のその目をみたとき、あぁこんな人が彼氏だったらいいな、と一瞬だけ思ってしまった。
もちろん性癖だけでお付き合いはできないし、性癖よりも性格や気があうことの方が大切だからそれだけで好きになったりはしないけれど、
私の性癖ととことん合う人かもしれない、そう思った。
そう思えば思うほどなんだか素直になるきがしなくて、なぜか憎まれ口ばかりたたいてしまう。
あぁ、だけど私は昔からそうだったな、と思い出した。
かまってもらいたくて毒を吐く、苛めてもらいたくて苛めようとしてしまう。
子供っぽくかわいくないやりかただな。。。昔からプライドが高く気が強い、なのに甘えたでさびしがり…そんな私にはこういうやりかたしかできないんだ…
自分をさらけ出すのは私にとって甘えることと同じで、恋人でもない、友達とすら呼べない人にそれはしたくなかった。
ならどうして会ったのかという矛盾はでてしまうのだけれど…
拘束をとかれてベットでたわいのない話やさっきの圧縮袋の話をしていた。
彼は私が圧縮袋にいれられたときの反応は布団ごしでみえなかったはずだった。
少し欲情させたくなってその時の気持ちをいった。
「袋が私を圧迫し始めた瞬間ぞくっとした。感じて涙目になりそうだった。」
と。。。
すると彼は、やはり私がそんなように感じていたとまでは思っていなかったらしく、それを聞いて圧縮袋の中に入れたがりはじめた。
ただもう時間は夜中。
騒音にもなるし…というとすごく残念そうで、でもやっぱりあきらめたくなかったのか、掃除機の音の実験を始めた。
そして掃除機に布団を被せれば多少音は防げるといい、再度圧縮袋へ…今度は裸のまま…
怖くないわけじゃなかった。
私は基本的に暴れるのが苦手だ。
控えめな暴れ方じゃまだ大丈夫だと勘違いされたりしたらどうしようとか思う。
外の人間に限界を見極める術は中の人間の表情と動きだけなのだから。。。
だけど彼の行動をみて少し安心した。
すぐに圧縮袋のチャックを開けれるようにあけやすいように、暴れだしたらつまみにくくなるからとテープを口にはってあけやすくしていたようだった。
そして掃除機の音が聞こえた…
周りの空気がなくなっていく…奪われていく…
私を物にするために…
自分では自由にならない自分の躰。
私はそんな状態が好き。
なすがままされるがまま…
そして圧縮袋の中では呼吸までも制限される…
どんどん苦しくなっていく…
残り僅かな空気を吸おうとするとビニールが余計に私の体を締め付ける。
自分の呼吸で…
限界が近づき必死でもぞもぞと体を動かし「出して…」と願う…
苦しい…お願い、出して…
限界の少し前に開放された。
袋が開き、彼が私の顔を覗いた。
その表情は少し心配そうに案ずる顔と、楽しそうで、でも理性を保とうとつらそうな顏…そんな風にみえた。
息もすこしあがっていて、苦しかったけど、なんだかその目にみつめられると恥ずかしくなって思わず微笑んでしまった。。。
彼はあまりセックスに執着がないらしい。
私と似ているな、と思った。
私は元々、セックスを必要としない、基本的には相手が望むなら、という感じ。決して不感症ではないし、したらしたで気持ちいい。
だけど私が欲しているものじゃない。
拘束されたり苛められたり…そんな時に感じるゾクゾク感、胸の奥からこみあげるような快感、それはセックスでは得られない。
セックスも奉仕も、サービスされるのも苦手。相手を好きだからできることであって自分からしたいとは思わない。
セックスに1時間かかるなら、その間拘束されて放置されて、たまに遊ばれて、言葉で苛められて、泣いて…そんな方が私にとってはずっと満足感が得られるのだ…
どこまで私は変態なんだろうと思う…
だけど、つきあってもいない、愛してもいない、はじめてあった彼のその目をみたとき、あぁこんな人が彼氏だったらいいな、と一瞬だけ思ってしまった。
もちろん性癖だけでお付き合いはできないし、性癖よりも性格や気があうことの方が大切だからそれだけで好きになったりはしないけれど、
私の性癖ととことん合う人かもしれない、そう思った。
そう思えば思うほどなんだか素直になるきがしなくて、なぜか憎まれ口ばかりたたいてしまう。
あぁ、だけど私は昔からそうだったな、と思い出した。
かまってもらいたくて毒を吐く、苛めてもらいたくて苛めようとしてしまう。
子供っぽくかわいくないやりかただな。。。昔からプライドが高く気が強い、なのに甘えたでさびしがり…そんな私にはこういうやりかたしかできないんだ…
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