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Another me~完全拘束に身を委ねて~

Another me~完全拘束に身を委ねて~

圧縮袋やラップでの完全拘束、呼吸制御と窒息、マミフィケーションなどのSM的嗜好を持つ二人のことを書き綴っています。


性癖のあれこれ

Category: 徒然   Tags: ---
唐突ですが、私はプライドが高い方だと自覚しています。

人より秀でていたいという気持ちも承認欲求も人より強いんじゃないかなと思います。
もちろんそれ故、仕事に関しては努力します。

安易に人に何でも聞いてきたり判断を委ねてくる先輩を見ると吐き気がします。
なんで自分で勉強しないの?調べないの?できないわからないとさじを投げるの?
後輩に聞くって恥ずかしくないの?って思うので。

ところが、ありがちで面白くないとは思うんですけど、そんな私の性癖といえばもう真逆に近くて。
プライドへし折られるくらいの目にあいたいんですよね。
もちろんその分そんな相手へのハードルは高いですよ。

お腹が出てたら自己管理ができていないように感じるので、私の管理する前に自分の管理したら?と思うし
仕事できなさそうと感じたら、私と会う時間があるなら仕事しなさいよと思うし。

あ、あくまでこれは私の好みと主観でしかないのであしからず。


仕事頑張ってない人間に虐められるとか本当に耐えがたいです。
というか興奮しないと思う、まじで。
「なんでこんな人に…」みたいな興奮も絶対しないと思う。


そんな私が初めて本格的なSMと思える行為をしたのはたしか18歳でした。

生意気で口のたつ私でしたが、Mのスイッチが入ると一転何も言えなくなる。
あの頃は好奇心が強かったのでそこまでハードルも高くなかったんです。
年上で会話のキャッチボールができて見た目もそれなりに気を遣っている人なら別に問題なかった。

それが、いつからか上述したようなややこしい思考に・・・。(笑)

私の理想とするプレイスタイルは普段は友達のように気兼ねなくなんでも話せて
いざ、プレイとなったら絶対的な主従になる。というものでした。
これを理想としているのは昔から今も変わらない。

20歳を過ぎたころ、色んな場所で色んな人と出会い、数年を経てあるS男性と私の理想とは程遠い関係を結ぶことになりました。

四六時中主従という関係性。

プレイメインではなく関係性がメイン。


多いときは週3回くらい一緒に過ごす時間があった。短時間でも。
でも、プレイなんて2年付き合って何回あっただろうか。

でもそれはお付き合いをする前からわかっていたこと。


それでもいい、それでもその人を支えたい、少しでも救いたいと思った。



これは、どちらかというと恋愛の気持ちが強くマゾヒストとしての感情ではありませんでした。


自分のマゾヒズムを捨ててでも支えになりたかった。

私はその人の好みではなかったのはわかっていたけれど、きっと沢山考えた結果私を受け入れてくれた。


とても幸せと思った時期もあったけど、長くは続かなかった。


そして私はその人のことをとても好きだったけど、私は全てを曝け出せなかった。
変態だと思われるのが怖かった。


いつもいつも気を遣っていたし、いつもいつも自分を抑えていた。

そんな私に向き合ってくれていた時期もあった。
結果的には距離に負けた。


その人は依存を嫌うと私に伝えていたけれど、本当は依存されたかった人だし、神扱いされたかった人だと思う。

実際私の後に付き合った女の子はそういう子だった。
私は依存もしなかったし、神扱いもできなかった。


私はどうにも冷静で、好きでも神扱いはできなかった。

だって、人間だもの。みつを  ・・・的な。(笑)


現実的なんですよね、私。

S男性ってとても繊細でデリケートで脆い、と私は思っているので。

(例外はいる。彼とか例外でしかないw繊細さ感じたことないw)

神様だなんて到底思えないんですよ。
依存なんてしきれないんですよ。だって人間だもの。完璧じゃないもの。


だからこそ魅力があるわけで。

これは決してディスってる訳ではございません。

人間らしいS男性が好きなんです。
完璧な人なんてつまらないじゃないですか。


結局はMがSを必要とするより、SがMを必要としている場合の方が多いと思ってもいます。
極論Mは一人でもMとして存在できますが、SはMがいないとSとして存在できませんから。

もちろん、私は弱さも脆さも全てひっくるめてS男性って素敵だと思っています。
好きになれば本当にとてつもなく愛おしい存在です。


そういう意味では彼は私の知るS男性とは少し違っています。
ニュートラルで飄々としていて、私の知っている限りでは物凄い仕事できるし頭もいい。
たしかあほみたいなIQを叩き出していたような・・・。
なのに、これがまたド天然で憎めないんですよ(笑)


なんでそんな普通に生活してたら知り合うこともないような彼と性癖が一致したのか。
不思議でたまりません。

いや、一致していたのかももはやわかりませんが。


私は決してフェチではないんです。
拘束フェチでも窒息フェチでもない。
だから動けないだけ、苦しいだけで気持ちよくなれるわけじゃない。


それらはSMの中の一つであって、私の原点はやっぱり羞恥や恥辱なんだと思います。
この二つを受け入れる理由付け、言い訳のために拘束や苦しさや痛みが必要なんだと思います。

素直になるというのは簡単なようでとても難しい。

自分に言い訳ができたら少し楽にそうなれるんです。

動けないから仕方ない。
苦しいから仕方ない。
痛いから仕方ない。

恥ずかしくても惨めでも、私が自ら認めた訳じゃない。受け入れた訳じゃない。


そうやって理由付けをして自分に言い訳をして自分のはしたなさや変態さから目を背けようとしているんです。



一番受け入れがたいのは、やっぱり羞恥心を煽られること。

そして一番興奮してしまうのまた同じ。

そういう意味では彼と性癖が一致しているかといえば全然一致していないんだろうなと思う。


私は窒息フェチにも圧縮袋フェチにもなれはしないし、彼はそれが一番好きだろうから。


まぁ、とはいえ彼がサディストかフェチか、と聞かれれば間違いなくサディストなわけで。
私で手に負えるか怪しいくらいのサディストなわけで。(笑)


だからこそ私は怖気づいているわけで。(笑)


でも、だからといって会わないという選択肢もない。


この体に宿るマゾヒズムは彼のサディズムを欲していることは認めざるをえないのだから。



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プロフィール

哀希-aki-

  • Author:哀希-aki-
  • 振り返れば幼少時代からMでした。根本は羞恥系M女。そこからSMといわれる事は一通り経験し、完全拘束という世界を知りました。呼吸すら相手に委ね、なすがままのこの世界が好き。7年の休息期間を経てまたJ Master様のパートナーとなり戻ってきました。
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