暫くして、柱から解放されると床に寝かされた。
まだこの時点で腕は、全然痛くなかった。
せっかく丁寧に巻いて貰ったから、痛くて解放して貰うしかないなんて状況にならないでほしいと願っていた。
モノになって横たわっている私を、彼は自分の体全体で圧迫するような体勢で強く抱きしめる。
私は、圧迫されるのに弱い。
足で踏まれた時もそうだったけど、圧をかけられるって好きみたい。
「いいねぇ。このまま持って帰って抱き枕にしたい・・・。」
と満足そうな声が聞こえる。見えなくても声色でわかる。楽しそう。
心地よい圧迫とこの異常な状況と彼の言葉に息が上がってしまう。
厳しい呼吸制御をされてなかったら、私はホテルを出るまでに何回脳イキしていたんだろう。
本当に、憎いくらい私のツボをついてくる。
呼吸制御もほどほどだったら気持ちよくなれるんだけどなぁ。(笑)
彼に呼吸制御をされると生きるのに必死になるから、そういう快感は感じる余裕がない。。
ふいに圧迫感が消えた。
何も見えないので彼の動きがわからない。
突然お腹に軽い圧がかかる。
足で踏まれてるんだって思うと、自然とはしたない声が出てしまう。
本当にどうしようもな体だ。
暫く足置きにされ、またビニール袋を被せられた。
鼻しか息できないのに・・・。
テープの音がする。
いやだ、袋の口閉じないで・・・。ほとんど動かせない首でいやいやする。
案の定、首元にテープが巻かれる。
「さて、ちょっと仕事のメールするね。終わるまでそのままだよ。
大事に呼吸しないと、メールし終わる前に酸素なくなっちゃうよ。」
そういうと、私のお腹の上に何かを置いた。
PCの立ち上がる音がした。ノートパソコン置かれてる・・・。
お腹の上で鳴る早いタイピングの音、少しずつPCの熱であつくなっていくお腹。
不思議な感覚だった。
本当にモノになったかのよう・・・。
でも、モノにはなりきれなかった。
真綿で首を絞めるように少しずつ息がしづらくなっていく。
ビニール袋を外してほしくて、ずっと鳴いていた。
「うるさいなぁ。 ちょっと空気減らしこっか。」
そういって私の顔を触り、ビニールを押し付け空気を逃がす。
実際には、首できつくテープ巻いてるわけじゃなかったと思うので、そこまで大きな影響はなかったかもしれない。
でも、その言葉と手で私はまた余裕をなくしていく。少しずつ少しずつ。
お仕事の邪魔しちゃいけないみたいな殊勝な気持ちもあったり、
でも早く終わってほしかったり、かまってほしかったり・・・。
少し緩やかな呼吸制御だったからか、そういった色んな感情が渦巻いていた。
「よし、終わった。」
そういうと、PCを片付けて今度は布団にくるまれた。
鼻でしか息が出来ない私には、布団の厚みは窒息するのに十分すぎた。
暑さなんてもはや感じない。ただただ、息苦しい。
「このまま圧縮袋いれちゃおうかな・・・。」
という声がかすかに聞こえてまた怖くなる。
でも、直立じゃ入れられないはずだし、きっと冗談だ・・・。と自分を落ち着かせる。
案の定、圧縮袋には入れられずにすんでほっとした。
布団から解放された後はまた、厳しい呼吸管理が始まった…。
まだこの時点で腕は、全然痛くなかった。
せっかく丁寧に巻いて貰ったから、痛くて解放して貰うしかないなんて状況にならないでほしいと願っていた。
モノになって横たわっている私を、彼は自分の体全体で圧迫するような体勢で強く抱きしめる。
私は、圧迫されるのに弱い。
足で踏まれた時もそうだったけど、圧をかけられるって好きみたい。
「いいねぇ。このまま持って帰って抱き枕にしたい・・・。」
と満足そうな声が聞こえる。見えなくても声色でわかる。楽しそう。
心地よい圧迫とこの異常な状況と彼の言葉に息が上がってしまう。
厳しい呼吸制御をされてなかったら、私はホテルを出るまでに何回脳イキしていたんだろう。
本当に、憎いくらい私のツボをついてくる。
呼吸制御もほどほどだったら気持ちよくなれるんだけどなぁ。(笑)
彼に呼吸制御をされると生きるのに必死になるから、そういう快感は感じる余裕がない。。
ふいに圧迫感が消えた。
何も見えないので彼の動きがわからない。
突然お腹に軽い圧がかかる。
足で踏まれてるんだって思うと、自然とはしたない声が出てしまう。
本当にどうしようもな体だ。
暫く足置きにされ、またビニール袋を被せられた。
鼻しか息できないのに・・・。
テープの音がする。
いやだ、袋の口閉じないで・・・。ほとんど動かせない首でいやいやする。
案の定、首元にテープが巻かれる。
「さて、ちょっと仕事のメールするね。終わるまでそのままだよ。
大事に呼吸しないと、メールし終わる前に酸素なくなっちゃうよ。」
そういうと、私のお腹の上に何かを置いた。
PCの立ち上がる音がした。ノートパソコン置かれてる・・・。
お腹の上で鳴る早いタイピングの音、少しずつPCの熱であつくなっていくお腹。
不思議な感覚だった。
本当にモノになったかのよう・・・。
でも、モノにはなりきれなかった。
真綿で首を絞めるように少しずつ息がしづらくなっていく。
ビニール袋を外してほしくて、ずっと鳴いていた。
「うるさいなぁ。 ちょっと空気減らしこっか。」
そういって私の顔を触り、ビニールを押し付け空気を逃がす。
実際には、首できつくテープ巻いてるわけじゃなかったと思うので、そこまで大きな影響はなかったかもしれない。
でも、その言葉と手で私はまた余裕をなくしていく。少しずつ少しずつ。
お仕事の邪魔しちゃいけないみたいな殊勝な気持ちもあったり、
でも早く終わってほしかったり、かまってほしかったり・・・。
少し緩やかな呼吸制御だったからか、そういった色んな感情が渦巻いていた。
「よし、終わった。」
そういうと、PCを片付けて今度は布団にくるまれた。
鼻でしか息が出来ない私には、布団の厚みは窒息するのに十分すぎた。
暑さなんてもはや感じない。ただただ、息苦しい。
「このまま圧縮袋いれちゃおうかな・・・。」
という声がかすかに聞こえてまた怖くなる。
でも、直立じゃ入れられないはずだし、きっと冗談だ・・・。と自分を落ち着かせる。
案の定、圧縮袋には入れられずにすんでほっとした。
布団から解放された後はまた、厳しい呼吸管理が始まった…。
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