「他のSMプレイに比べて、呼吸制御って見てる側からすると、
身体に傷痕残らないし楽そうだなーって思っちゃうんですけど、実際はどうなんですか?」
Twitterでそんなご質問をいただきましたので真面目にお答えしてみようかと。
ツイートでは書ききれないのでブログで書くことにしました。
あくまで私の主観ですのであしからず。
あと、私は人より理屈っぽいタイプなので他のM女性がここまで深く考えてるかはわかりません。
SMなんてものは人によって感じ方が大きく違うのである一人のM女はこう考える、というだけのお話です。
呼吸制御は確かに傷痕は残りません。痛みもありません。
ただ、一言で「呼吸制御」と言っても人それぞれ程度の差ややり方の差があります。
今回はソフトなものに関しては省きます。
パートナーである彼が私にする呼吸制御はハードな方だと思うのでそれをデフォルトにお話ししますね。
まずは、想像してみて下さい。
全身を拘束され、自分では絶対に解けない状態で口を塞がれ、言葉を喋ることもできない。
鼻の穴でしか息ができないんです。まぬけな話ですが風邪ぎみだったりして鼻が詰まろうもんならもうおしまいです。
自分ではもはや何もできないそんな状態のまま、自分ではない別の人間に全て預けるんです。委ねるしかないんです。
だいたいはそんな状態で彼の呼吸制御は始まります。
責め方としては大きくわけると二つ。
一つは限界ぎりぎりまで解放してくれない責め方。私が苦しくなって、喚いて暴れて、喚き続ける元気もなくなるギリギリまで。
もう一つは限界より少し前で解放するけれど、新鮮な空気を吸って出したあたりでまた塞ぐのを何度も繰り返す。
この責め方は前者以上に精神的な消耗も大きいです。
限界というのが想像しにくいかもしれませんね。
自分で息を止めてみて下さい。暫くしたら苦しくなって、息を吸わないと我慢できない瞬間が来ると思います。
そこぐらいからが責めの始まりと考えて貰っても大げさではないと思います。
もう息吸わないと無理って思ってるのに吸わせて貰えない状態が続くんです。
人によってはパニックになることもあるようです。私はなったことありませんが。
呼吸を奪われるというのは命を奪われることに直結します。
それをしっかり理解していないと、「楽そう」に映ってしまうかもしれません。
さて、以下のリンクは先日Twitterに私があげた短い動画です。
https://twitter.com/i/status/1304473402275577856
この動画をみてどう感じるんでしょう。
もし「楽そう」に見えたのなら、誰かに呼吸制御をすることはあまりお勧め出来ません。
実際にはめちゃくちゃキツイです。
声を上げる余裕がある、という風にも見えるかもしれません。
でも、そうじゃない。
必死で声を上げるしか、不自由な体でもなんとかして暴れるしか、私が彼に限界を伝える方法なんてないんです。
そして一度で終わるはずもなく、数時間は自分の自由には息が出来ない状態が続くんです。
もちろん間に休憩はあったりしますが。
決して、「痕が残らないから楽。」といはいえません。
それに、人にもよりますがM女性は往々にして「痕」を好む傾向にあります。
私もそうですが、「痕が残らない」ことは寂しくもあるんです。
こんなに苦しくてこんなに辛くてハードな事をされているのに、終われば何も残らないという寂しさ。
痕が残ってくれればその痕がある間はその痕を愛でて実感し余韻に浸ることができます。
所有物であるという実感を得ることもできるでしょう。
だから痕がないのは人によればデメリットでもあるんですよ。
もちろん意図しない痕や傷は論外です。意図していなければそれはただの事故ですので。
事故はないのが前提のお話です。
ちょっと小難しくなってしまいすみません。
ちなみにこれまでSMプレイと呼ばれるものは大抵経験してきたつもりですが、
結論として私は「呼吸制御」は結構ハードなプレイになると思っています。
心も体も消耗する責めだと思います。誰とでも出来る軽いものじゃないです。
もちろん、ちょっと苦しめるだけでいいんだ!っていうレベルであれば当てはまりません。
あくまでも私達のプレイで考えた場合、の話なので誤解なさらないで下さいね。
ハードになればなるほど、「身を委ねる側」、「身を委ねられる側」、どちらにも責任と覚悟がつきまといます。
とはいえハードであればあるほどいいという訳でもないので、
自分がしたいことが何かゆっくり妄想してみたらいいんじゃないかなと思います。
身体に傷痕残らないし楽そうだなーって思っちゃうんですけど、実際はどうなんですか?」
Twitterでそんなご質問をいただきましたので真面目にお答えしてみようかと。
ツイートでは書ききれないのでブログで書くことにしました。
あくまで私の主観ですのであしからず。
あと、私は人より理屈っぽいタイプなので他のM女性がここまで深く考えてるかはわかりません。
SMなんてものは人によって感じ方が大きく違うのである一人のM女はこう考える、というだけのお話です。
呼吸制御は確かに傷痕は残りません。痛みもありません。
ただ、一言で「呼吸制御」と言っても人それぞれ程度の差ややり方の差があります。
今回はソフトなものに関しては省きます。
パートナーである彼が私にする呼吸制御はハードな方だと思うのでそれをデフォルトにお話ししますね。
まずは、想像してみて下さい。
全身を拘束され、自分では絶対に解けない状態で口を塞がれ、言葉を喋ることもできない。
鼻の穴でしか息ができないんです。まぬけな話ですが風邪ぎみだったりして鼻が詰まろうもんならもうおしまいです。
自分ではもはや何もできないそんな状態のまま、自分ではない別の人間に全て預けるんです。委ねるしかないんです。
だいたいはそんな状態で彼の呼吸制御は始まります。
責め方としては大きくわけると二つ。
一つは限界ぎりぎりまで解放してくれない責め方。私が苦しくなって、喚いて暴れて、喚き続ける元気もなくなるギリギリまで。
もう一つは限界より少し前で解放するけれど、新鮮な空気を吸って出したあたりでまた塞ぐのを何度も繰り返す。
この責め方は前者以上に精神的な消耗も大きいです。
限界というのが想像しにくいかもしれませんね。
自分で息を止めてみて下さい。暫くしたら苦しくなって、息を吸わないと我慢できない瞬間が来ると思います。
そこぐらいからが責めの始まりと考えて貰っても大げさではないと思います。
もう息吸わないと無理って思ってるのに吸わせて貰えない状態が続くんです。
人によってはパニックになることもあるようです。私はなったことありませんが。
呼吸を奪われるというのは命を奪われることに直結します。
それをしっかり理解していないと、「楽そう」に映ってしまうかもしれません。
さて、以下のリンクは先日Twitterに私があげた短い動画です。
https://twitter.com/i/status/1304473402275577856
この動画をみてどう感じるんでしょう。
もし「楽そう」に見えたのなら、誰かに呼吸制御をすることはあまりお勧め出来ません。
実際にはめちゃくちゃキツイです。
声を上げる余裕がある、という風にも見えるかもしれません。
でも、そうじゃない。
必死で声を上げるしか、不自由な体でもなんとかして暴れるしか、私が彼に限界を伝える方法なんてないんです。
そして一度で終わるはずもなく、数時間は自分の自由には息が出来ない状態が続くんです。
もちろん間に休憩はあったりしますが。
決して、「痕が残らないから楽。」といはいえません。
それに、人にもよりますがM女性は往々にして「痕」を好む傾向にあります。
私もそうですが、「痕が残らない」ことは寂しくもあるんです。
こんなに苦しくてこんなに辛くてハードな事をされているのに、終われば何も残らないという寂しさ。
痕が残ってくれればその痕がある間はその痕を愛でて実感し余韻に浸ることができます。
所有物であるという実感を得ることもできるでしょう。
だから痕がないのは人によればデメリットでもあるんですよ。
もちろん意図しない痕や傷は論外です。意図していなければそれはただの事故ですので。
事故はないのが前提のお話です。
ちょっと小難しくなってしまいすみません。
ちなみにこれまでSMプレイと呼ばれるものは大抵経験してきたつもりですが、
結論として私は「呼吸制御」は結構ハードなプレイになると思っています。
心も体も消耗する責めだと思います。誰とでも出来る軽いものじゃないです。
もちろん、ちょっと苦しめるだけでいいんだ!っていうレベルであれば当てはまりません。
あくまでも私達のプレイで考えた場合、の話なので誤解なさらないで下さいね。
ハードになればなるほど、「身を委ねる側」、「身を委ねられる側」、どちらにも責任と覚悟がつきまといます。
とはいえハードであればあるほどいいという訳でもないので、
自分がしたいことが何かゆっくり妄想してみたらいいんじゃないかなと思います。
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そうですね、長時間は難しいですね。
だから何度も繰り返されたりするんでしょうけど。(笑)
気絶まではなかなかリスクが高いので難しいでしょうね。
彼は気絶するまでやるより悲鳴をきいている方が好みのようです。
悲鳴を上げ続けるのも大変ですが…。
ラバーはお手入れ等大変そうなのと私は肌が弱いのであまり現実的ではないかなと思っています。
ご要望に沿えるプレイができるかはわかりませんが、気が向いたらまた見に来て下さい( ^^)