7年ぶりの再会。
朝9時前にホテルに入る。チェックアウトは17時。
当初は10時間エンドレスで遊ぶから、と宣言されていたので少し時間が短くなっていて残念に思っていた。
10時間なんて受けきる自信もない癖に。
期待していたメゾネットの部屋だったけど、期待外れでベッドが二階且つコンセントがないため、圧縮袋が使えない。
というわけで、布団だけ下におろして床に敷くことにしたようだった。
「準備するから、シャワー浴びておいで。」
と促された。
以前は、限られた時間を無駄にしたくなくて自らすぐシャワーを浴びにいっていた記憶があるけど、
流石に7年ぶりとなるとどうしていいのかもわからなくて促して貰えて助かった。
シャワーを浴びながらも、まだ気持ちがついていかないというかまだ実感がわいていないというか。
ブランクがありすぎて・・・期待なんかより不安の方がずっとずっと大きかった。
もう後には戻れない。
途中で抗うことも逃げることもできない。
とっくに覚悟はしているはずなのにやっぱり心は少しざわついていた。
とはいえ、あまり待たせてはいけないと急いで部屋に戻る。
昔のように、パンツだけ履いてバスタオルを巻いた状態で。
ソファに座る彼の隣に座ると…
「あれ?太った?(笑)」
前もって言っていたのにわざわざ口にするとか意地が悪いとしか・・・。(笑)
応急処置レベルとはいえ、一か月で4kg痩せた努力も認めてほしい…( 一一)
少しして、彼は手枷を手にし私を後ろ手でに拘束し始めた。
思ったほどはドキドキしていなかった。多分緊張しすぎていたんだと思う。
まだ、どうしたらいいのかわからなくて戸惑っていた。
どうしたらいいもなにもただ、なすがままでいるしかないのに。
最初からいきなりハードなことはしないと、以前言ってくれていたから、
あまり信用性はないのだけれど、彼の言葉を健気に信じて身を任す。
そんな私を彼は部屋の中央に立たせた。
頭にはビニール袋を被せられ、デコルテからお腹太ももまで落書きをされた。
マジックが肌を滑る久しぶりの感覚に私は早速息が荒くなってしまう。
そんな私を見て笑うように言う。
「まだ、何もしてないのに。」
だって・・・7年ぶりだもん・・・仕方ないじゃない・・・。
そして、ストレッチフィルムを足首から巻き始めた。
下半身を巻き終えると手枷を外され、手をお尻に当てる形で上半身も巻かれていく。
巻きながら彼は時々私の乳首を舐めたり甘噛みする。
そんな不意打ちに感じずにはいられなかった。
時折、抱きしめるように体を支えられ巻かれていく。
この瞬間はなんだか好きできゅんとしてしまう。
でも彼の体が私の顔に当たる事でビニールが顔に張り付く。
彼が抱き寄せる度にきゅんとしながら、息苦しい思いをしなければならなかった。
巻かれる範囲が増えていくと、私の息もどんどん荒くなっていく。
久しぶりなのに、感覚は昔のままで敏感に反応してしまう。
そして既に顔は汗ばんでいて、少し大きく息をすればビニールが張り付いてしまう。
首元は開けたままにしてくれていたので、下を向いていれば比較的自由に息ができた。
恥ずかしさも相まってずっと下を向いていると、突然顔を上げられ触れられる。
そのふいうちがまた私の息を荒くさせ、触れられることでビニールが顔に張り付き息が苦しくなる。
こんなの彼からすれば序の口で、むしろ始まってすらいないんだろう。
それでも私はもう完全に息が上がっていた。
息が荒くなるのを抑えられなかった。
顔にはビニール袋を被せたまま、私をそのままにして後方で何かしているようだった。
どうやら、後ろの柱に布団を巻き付けているみたいだった。
直立状態の私を持ち上げ、柱の前に立たせた。
「もたれていいよ、楽でしょ?」
と優しくいうけれど、決してこの言葉は優しさなんかじゃない。
きっとこの後私は・・・
容易に想像ができてしまって、もたれることに躊躇した。
そんなもの何の意味もないのに。
私の想像通り、彼は丁寧にストレッチフィルムで私を柱に固定していく。頭以外動かせなくなった。
もう、身を捩ることすらできない。
もう、何も私の自由にならない。
もう、ほんの少し抗うことすらできない。
もう、彼のおもちゃでしかない。
そう実感せざるを得ない状況とそう受け入れざるを得ない状態だった。
そしてそんな風に思っていた私には予想外の事が起こった。
下を向きがちな私の顔に触れ頭を上げさせられる。
すると彼はビニール袋越しの私の唇にキスをした。
自分の呼吸で曇っていてほとんどはっきりした視界はなかったからそれはもの凄く不意打ちだった。
柱に固定される前にもされたかもしれないけど、その辺りはちょっと記憶が曖昧です。
彼にキスをされるというのは、はるか昔まだ彼が家庭を持つ前以来じゃないだろうか。
ストレッチフィルム越しにキスをされた記憶が残っていた。
正直驚いた。そして、嬉しかった。
でも、ビニール袋であまり息が出来ないのに、彼の唇が密着することで更に空気を遮断される。
もっとキスしていてほしくて息苦しさを我慢して、でもやっぱり苦しくて、その葛藤の中を右往左往していた。
苦しい…でももっと…もっと欲しい…でもやっぱりもうだめ…
そう思って顔を捩っても彼の唇が私の唇を離してくれなくて、苦しいのにぞくぞくした。
私の勝手な解釈だけど、「今度は情を押し殺したりしない」と言っていた彼の表現の一つだったんだろうか。
7年前はこんなことしなかったから。
勝手にそう思って勝手に嬉しくなっていた。
だから余計に興奮していた。息は荒くなるばかりで、呼吸を整える余裕もなかった。
手で顔を撫でまわされては何度もふいうちで彼の唇が私の息をさえぎる。
あ、また・・・。
それだけでイってしまいそうだった。
あぁ、なんて幸せな窒息なんだと思った。
唇が離れると彼の手が顔に触れる。汗ばんだ私の顔には容赦なくビニール袋が張り付いてくる。
更に空気が入ってこないようビニール袋ごと私の顔を手で抑え込む。
たった片手で私は息すら満足にさせて貰えない。
でも、まだ感じる余裕があった。興奮する余裕があった。
一瞬ビニール袋を外された。
視界が広がり、もの凄く恥ずかしかった。
そして彼の手にはマジックが。
顔は・・・嫌・・・恥ずかしい…。
顔を捩ってみるけれど、抑えられたらひとたまりもない。
両方の頬に何か大きく字を書かれた。
恥ずかしいくせに興奮してしまう自分が嫌になる。
そしてまたビニール袋を被せられ、ふいにテープの音がした。
セロハンテープみたいな音。
嫌な予感がした。きっと恥ずかしい顔にさせられる・・・。
私の予想を裏切ることなく、彼はビニール袋を被ったままの私の顔にそのテープを巻き始めた。
まずは目元。きつく巻かれてもうこれだけで目を開けることもできなくなった。
そのまま続けて鼻の上から鼻の下にテープを巻き付けられる。
そして口元から顎の下まで・・・。
きっと物凄く無様な顔にさせられている。
そう思った瞬間に、彼は私の顔を両手で抑え込み、
「何、この顔。(笑)」
自分でしたくせにそんな意地悪をいって笑う。
そう、昔と同じ。私が実感した瞬間に彼はそれを尚更実感させるように言葉をかける。
いつもそれがたまらなかった。
あぁ、変わらずお見通しだ。私の心情なんてものは。
恥ずかしくて下を向く。こんな顔見ないでと本気で思う。
でも、下を向けば彼の手によって簡単に上を向かされてしまう。
与えられるのは羞恥心と苦しさだけ。後は全て奪われていた。
恥ずかしいのに、息が出来なくて必死で余計に無様な顔になっているのは想像できた。
舌で袋を押してみたりもしたけれど、そんなのなんの意味もなかった。
テープで巻かれただけで、一気に苦しさのレベルが引き上げられた。
始まる・・・本格的な呼吸管理が・・・。
そう、思った。
朝9時前にホテルに入る。チェックアウトは17時。
当初は10時間エンドレスで遊ぶから、と宣言されていたので少し時間が短くなっていて残念に思っていた。
10時間なんて受けきる自信もない癖に。
期待していたメゾネットの部屋だったけど、期待外れでベッドが二階且つコンセントがないため、圧縮袋が使えない。
というわけで、布団だけ下におろして床に敷くことにしたようだった。
「準備するから、シャワー浴びておいで。」
と促された。
以前は、限られた時間を無駄にしたくなくて自らすぐシャワーを浴びにいっていた記憶があるけど、
流石に7年ぶりとなるとどうしていいのかもわからなくて促して貰えて助かった。
シャワーを浴びながらも、まだ気持ちがついていかないというかまだ実感がわいていないというか。
ブランクがありすぎて・・・期待なんかより不安の方がずっとずっと大きかった。
もう後には戻れない。
途中で抗うことも逃げることもできない。
とっくに覚悟はしているはずなのにやっぱり心は少しざわついていた。
とはいえ、あまり待たせてはいけないと急いで部屋に戻る。
昔のように、パンツだけ履いてバスタオルを巻いた状態で。
ソファに座る彼の隣に座ると…
「あれ?太った?(笑)」
前もって言っていたのにわざわざ口にするとか意地が悪いとしか・・・。(笑)
応急処置レベルとはいえ、一か月で4kg痩せた努力も認めてほしい…( 一一)
少しして、彼は手枷を手にし私を後ろ手でに拘束し始めた。
思ったほどはドキドキしていなかった。多分緊張しすぎていたんだと思う。
まだ、どうしたらいいのかわからなくて戸惑っていた。
どうしたらいいもなにもただ、なすがままでいるしかないのに。
最初からいきなりハードなことはしないと、以前言ってくれていたから、
あまり信用性はないのだけれど、彼の言葉を健気に信じて身を任す。
そんな私を彼は部屋の中央に立たせた。
頭にはビニール袋を被せられ、デコルテからお腹太ももまで落書きをされた。
マジックが肌を滑る久しぶりの感覚に私は早速息が荒くなってしまう。
そんな私を見て笑うように言う。
「まだ、何もしてないのに。」
だって・・・7年ぶりだもん・・・仕方ないじゃない・・・。
そして、ストレッチフィルムを足首から巻き始めた。
下半身を巻き終えると手枷を外され、手をお尻に当てる形で上半身も巻かれていく。
巻きながら彼は時々私の乳首を舐めたり甘噛みする。
そんな不意打ちに感じずにはいられなかった。
時折、抱きしめるように体を支えられ巻かれていく。
この瞬間はなんだか好きできゅんとしてしまう。
でも彼の体が私の顔に当たる事でビニールが顔に張り付く。
彼が抱き寄せる度にきゅんとしながら、息苦しい思いをしなければならなかった。
巻かれる範囲が増えていくと、私の息もどんどん荒くなっていく。
久しぶりなのに、感覚は昔のままで敏感に反応してしまう。
そして既に顔は汗ばんでいて、少し大きく息をすればビニールが張り付いてしまう。
首元は開けたままにしてくれていたので、下を向いていれば比較的自由に息ができた。
恥ずかしさも相まってずっと下を向いていると、突然顔を上げられ触れられる。
そのふいうちがまた私の息を荒くさせ、触れられることでビニールが顔に張り付き息が苦しくなる。
こんなの彼からすれば序の口で、むしろ始まってすらいないんだろう。
それでも私はもう完全に息が上がっていた。
息が荒くなるのを抑えられなかった。
顔にはビニール袋を被せたまま、私をそのままにして後方で何かしているようだった。
どうやら、後ろの柱に布団を巻き付けているみたいだった。
直立状態の私を持ち上げ、柱の前に立たせた。
「もたれていいよ、楽でしょ?」
と優しくいうけれど、決してこの言葉は優しさなんかじゃない。
きっとこの後私は・・・
容易に想像ができてしまって、もたれることに躊躇した。
そんなもの何の意味もないのに。
私の想像通り、彼は丁寧にストレッチフィルムで私を柱に固定していく。頭以外動かせなくなった。
もう、身を捩ることすらできない。
もう、何も私の自由にならない。
もう、ほんの少し抗うことすらできない。
もう、彼のおもちゃでしかない。
そう実感せざるを得ない状況とそう受け入れざるを得ない状態だった。
そしてそんな風に思っていた私には予想外の事が起こった。
下を向きがちな私の顔に触れ頭を上げさせられる。
すると彼はビニール袋越しの私の唇にキスをした。
自分の呼吸で曇っていてほとんどはっきりした視界はなかったからそれはもの凄く不意打ちだった。
柱に固定される前にもされたかもしれないけど、その辺りはちょっと記憶が曖昧です。
彼にキスをされるというのは、はるか昔まだ彼が家庭を持つ前以来じゃないだろうか。
ストレッチフィルム越しにキスをされた記憶が残っていた。
正直驚いた。そして、嬉しかった。
でも、ビニール袋であまり息が出来ないのに、彼の唇が密着することで更に空気を遮断される。
もっとキスしていてほしくて息苦しさを我慢して、でもやっぱり苦しくて、その葛藤の中を右往左往していた。
苦しい…でももっと…もっと欲しい…でもやっぱりもうだめ…
そう思って顔を捩っても彼の唇が私の唇を離してくれなくて、苦しいのにぞくぞくした。
私の勝手な解釈だけど、「今度は情を押し殺したりしない」と言っていた彼の表現の一つだったんだろうか。
7年前はこんなことしなかったから。
勝手にそう思って勝手に嬉しくなっていた。
だから余計に興奮していた。息は荒くなるばかりで、呼吸を整える余裕もなかった。
手で顔を撫でまわされては何度もふいうちで彼の唇が私の息をさえぎる。
あ、また・・・。
それだけでイってしまいそうだった。
あぁ、なんて幸せな窒息なんだと思った。
唇が離れると彼の手が顔に触れる。汗ばんだ私の顔には容赦なくビニール袋が張り付いてくる。
更に空気が入ってこないようビニール袋ごと私の顔を手で抑え込む。
たった片手で私は息すら満足にさせて貰えない。
でも、まだ感じる余裕があった。興奮する余裕があった。
一瞬ビニール袋を外された。
視界が広がり、もの凄く恥ずかしかった。
そして彼の手にはマジックが。
顔は・・・嫌・・・恥ずかしい…。
顔を捩ってみるけれど、抑えられたらひとたまりもない。
両方の頬に何か大きく字を書かれた。
恥ずかしいくせに興奮してしまう自分が嫌になる。
そしてまたビニール袋を被せられ、ふいにテープの音がした。
セロハンテープみたいな音。
嫌な予感がした。きっと恥ずかしい顔にさせられる・・・。
私の予想を裏切ることなく、彼はビニール袋を被ったままの私の顔にそのテープを巻き始めた。
まずは目元。きつく巻かれてもうこれだけで目を開けることもできなくなった。
そのまま続けて鼻の上から鼻の下にテープを巻き付けられる。
そして口元から顎の下まで・・・。
きっと物凄く無様な顔にさせられている。
そう思った瞬間に、彼は私の顔を両手で抑え込み、
「何、この顔。(笑)」
自分でしたくせにそんな意地悪をいって笑う。
そう、昔と同じ。私が実感した瞬間に彼はそれを尚更実感させるように言葉をかける。
いつもそれがたまらなかった。
あぁ、変わらずお見通しだ。私の心情なんてものは。
恥ずかしくて下を向く。こんな顔見ないでと本気で思う。
でも、下を向けば彼の手によって簡単に上を向かされてしまう。
与えられるのは羞恥心と苦しさだけ。後は全て奪われていた。
恥ずかしいのに、息が出来なくて必死で余計に無様な顔になっているのは想像できた。
舌で袋を押してみたりもしたけれど、そんなのなんの意味もなかった。
テープで巻かれただけで、一気に苦しさのレベルが引き上げられた。
始まる・・・本格的な呼吸管理が・・・。
そう、思った。
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