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Another me~完全拘束に身を委ねて~

Another me~完全拘束に身を委ねて~

圧縮袋やラップでの完全拘束、呼吸制御と窒息、マミフィケーションなどのSM的嗜好を持つ二人のことを書き綴っています。


ネットサーフィン

Category: 徒然   Tags: ---
昨日、彼から突然サイズチャートが送られてきた。

あぁ、全身タイツ買う気なんだなって思ったけど、なんだかサイズのバランスが悪くってうまくあてはまるサイズがない。
前使ってたやつちょうどよかったのに、どこで買ったかもう覚えてないって。

そりゃそうだ、もう10年くらいも前だもんね(笑)歴史を感じる・・・。

私からすれば全身タイツなんている??ってのが本音なんですけど。

恥ずかしいし。

着たままマミーとか圧縮袋とか、全身タイツの上から何か包まれるともうずっと視界遮られちゃうのもあんまり好きじゃなくて。


ってぶつぶつ文句を言っていると、

「自作しようよ。」


なんですと?簡単に言ってくれるじゃないですか・・・。いや、得意分野なんですけどね。
それでも絶対買った方が安くて早いぞ!!

「自作なら、目の部分とかにファスナーつけたりできるしさ。」

・・・一理ある。

でもファスナーもまぬけじゃない?
かといって丸くくりぬくのも・・・。

「あと、手足部分が体の部分に縫い付けられた寝袋的なの作ってほしい」

とな。いまいちイメージわかない(笑)

そんなこんなやりとりしてたら、とりあえず全頭マスクは絶対持ってきてねと。
げ・・・、本気で絶対持っていかないと決めてたのに・・・。
なんでないの?って聞かれたら持ってきてって言われなかったしってしらばっくれることすら考えていたのに。

まさか先に持ってきてといわれるとは不覚・・・持って行かなかったら絶対お仕置きコース。
お仕置きという響きはいいけど、彼が施すお仕置きなんて恐ろしくて仕方ない。
何にも悪いことしてなくてもあんなにひどいのに・・・。(笑)

でも全頭マスクもずっと視界遮られちゃうんですよね。
どうにかアレンジできないものか・・・と寝てない頭で考えてみるものの浮かばない。

ネットサーフィン開始!

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こうなるよね、やっぱ。まぬけな感じになるよね。むしろずっと視界遮られてる方がましだわ・・・。
恥ずかしすぎる。ボツ!

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これだ!!パンチングすればいいんだ!
革だからほつれないし、まぬけじゃないし彼からは表情見れないから恥ずかしくないし、完璧!!
後でやってみよう。


ついでにどんなものがあるのかとネットサーフィン続行。

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二重構造は素敵ですね。
ファスナー閉められながらバイバイって言われたら萌えそう・・・。

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このネックコルセット凄い。もう一切顔動かせないやつだ・・・。なすがままにも程がありますね。
首も動かせないってどんな感じなんだろう。昔作ってみたことあるけどここまでホールドした作りにはしなかったしなぁ。

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あ、これ昔凄く憧れた。今や興味はあるけどそこまでだなーって思ったのなんでなんだろ。
って思ったら、もっと拘束されるようになっちゃったからですね、多分(笑)

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昔憧れたといえば、こういうヒールも憧れた。
拘束されてないのにほとんど歩けないみたいなの素敵。

とまあ色々画像検索していたんです。

で、最後の最後に見つけた。
彼の欲しがってた寝袋的(笑)なもの。

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多分こういうやつのことだな。
全身編み上げっていいなぁ・・・でもこれはつくるの大変だぞ・・・。

革製だと11万・・・ストレッチ生地っぽい上のは3000円(笑)
市販のでいいんじゃ・・・。
自作するならちょっと売ってない感じの工夫を凝らしたいところ。

まぁ、ちょっと・・・保留。(笑)


動画再アップ

Category: 動画   Tags: ---
FC2でなかなか動画の再アップができない状態です。

そのため先日もブログでお伝えしましたが、COCOASOFT様で動画の再アップ致しました。
半分は元々COCOASOFT様にも掲載していましたが半分は新たにアップしています。

ご興味ある方はぜひご覧下さい。

Another Me 動画一覧

https://www.talaat.net/index.php?route=product/manufacturer/info&manufacturer_id=18


ダイエット中

Category: 徒然   Tags: ---
昨年の春過ぎに仕事での立場が少し変わりました。

もともと太りやすいのですが、帰りが遅いのにストレスから食べることを抑えられず・・・。
暴飲暴食をしていたわけではないのですが、毎日夜22時過ぎてお酒とあて食べてたらそりゃ太りますよね。

一年で6kgくらい太りました。

私至上最高にデブりました。

痩せなきゃ痩せなきゃと思いつつ痩せれない、本気になれない自分にもまたストレスを感じる毎日。


もう、体重に乗るのも怖くて、現実から目を背けていました。


ストレスなんかに負けてデブいまま終わってたまるかと思い立ったのは7月末。

きりのいい8月からちゃんと体重計にのる!と決めて半月が経ちました。

現在 -2.5kg減


やればできるやん、私。(笑)


でもこれ、彼と会う約束ししてなかったらこんなに順調じゃなかったかも。

年齢だけでも劣化したいるのに、さらに太ったところなんて見せたくない!

っていう思いと・・・また動画とか画像とか撮られること考えたら・・・残ることを考えたら・・・

無様な顔が残るより恥ずかしい!

っていう思いのおかげかなと。


とはいえ、あと一か月しかないので限界はあると思うけど、彼と会っていた時期の一番デブだった時くらいには戻れるかな(笑)

できるだけ醜くない状態に戻したいと思っています。


痩せれなかったので会うの延期したい・・・。

ってならないように頑張ります。(笑)



それでお仕置きもちょっと萌えるけど。(照)

恐怖心とマゾヒズム

Category: 徒然   Tags: ---
先日、SMしたいなぁとぼんやり思って「哀希」のアカウントに久々ログインした訳なんですけれど、
かといって叶うなんて本当は思ってもなかった。

知らない人と出会うリスクも煩わしさも知ってる。
私が誰かに体を預けることができるなんて夢のまた夢だなって思ってた。
だから出会えるなんて期待してなかった。

なのに、まさかの彼とまさかまた関係を戻すことになった。
とはいえ本当に会う日が来るんだろうかと思って彼に伝えたら、具体的に日を決めてくれて来月初めに会うことになった。


そしたら途端に今度は期待とか欲求より不安が大きくなった。
私に、耐えられるのかなって。


これまで私はSMショーとかSMライブにはそれなりに出させて貰ったけれど、どれも私をさらけだす必要なんてなかった。
きれいなSMをしていればそれなりに喝采を浴びた。
縄に身を預ける私も鞭に怯えながら泣く私も、決して嘘じゃない。
相手との関係性もありきで表現できたことに変わりはない。

逆さ吊りやら一本鞭の連打と呼吸制御、どっちが辛いかって選べないくらいどちらも辛い。

でも私の本気のマゾヒズムはSMショーでは出せないし出てはこなかった。


恥ずかしいとか苦しいとか辛いとか、同じ気持ちは抱くけれど
彼とのプレイとでは全然レベルが違う。


全てさらけ出さざるを得ないくらい追いつめられる。
それでも、まだパニックになったことはないけど、これからもしかしたらそうなるのかもしれない。

彼と私は、夫婦ではないし恋人でもない。
ずっとずっとそんな関係を続けてきた。途切れては繋がり、その繰り返し。

カテゴライズは難しいけれど、もしするとしたならば一番近い関係性は「友人」だと思う。
変態性を隠すことなく、本名やら仕事内容も知っている中で何かを隠して話をする必要が特になかった。

これからもそれでいいと思ってる。
依存するつもりも甚だない。

でも、昔プレイしていた頃、彼は私への情を押し殺していたという。
だから私も彼の情を感じたことなかった。
それは確かにとても寂しく感じた。

でも、きっと依存されるのが怖かったんだと思う。
彼には守るべきものがあったから。

かといって、彼が気持ちを押し殺していたなんてことはいざしらず。

もう押し殺したりはしないと言った彼の言葉を信じるとしたら、尚更私は怖くなる。





だって、それを感じてしまったら私はもっと耐えるしかなくなるんじゃないかって。


私はとても臆病で怖がりでヘタレで。
彼は私をマゾとして特別と思ってくれたみたいだけど、私にはそんな実感はなく。
私にできることならきっと誰でも耐えられるだろうと思ってる。


だから逆に彼が特別を感じてくれた理由は正直わからない。


でも、嬉しかったのは事実。


恐怖を感じているのも事実。



そんな事実が私の心を揺り動かす中、私は・・・





その恐怖に向き合おうとしている。



もう随分歳をとってしまった。彼と初めて会ってから15年くらい経つ。
それでも、私は彼のサディズムに向き合うマゾヒストでいたいと思っている。


そう思いながらも、やっぱり会うのが怖い今日この頃…。


by 酔っ払い 哀希


いつの間にかFC2でアップしていた動画が11件中10件凍結扱いになっていました。
当時はひっかからなかったNGワードに引っかかるようになってたみたい。

で、ほぼ当時の動画は今のPCに入ってなくてあるやつだけ再アップしてもステータスが保留中になる。

保留中になる理由「強姦、過度な暴力表現」に抵触している可能性があるため。


うんうん、間違いない。(笑)
いかに酷いことされてきたか、ですよね。

さらに一度アップした動画は削除後の再アップも重複エラーではじかれる。

つ、使えないやつめ・・・。


そんなわけで過去の動画URLは以降できる分はCOCOA SOFTさんが運営されているサイトのURLに変更しておこうと思います。


FC2にアップした動画はなぜかこの動画だけセーフだったみたいで今も唯一掲載中。
https://adult.contents.fc2.com/article/85117/
圧縮袋がなかったからかなぁ。
やっぱり圧縮袋はよくないよね、うん。(笑)


テーマ : SM    ジャンル : アダルト

昨日を振り返る

Category: 徒然   Tags: ---
昔から文章を書くのは好きでした。

スマホが普及してSNSが普及して、あまりパソコンを立ち上げなくなって、ブログを書かなくなって、文章を書かなくなった。

久しぶりに文字数制限なしにつらつら書き連ねるのは楽しいというかしっくりくる。
SNSの文字数制限が苦手です。短文得意じゃありません。

とはいえ、あまり学がないので私が書くといえば変態話とか恋愛話とかを赤裸々に連ねるぐらいしかないんですが・・・。(笑)


そんな訳で今日も徒然なるままに。

私は高校卒業後、田舎から出てきた身なので小中高時代の友達が身近にいません。
関西にきて一番長い友達もその次に長い友達も変態さん。

そしてその次に長いのはこのブログに登場する変態鬼畜(笑)の彼。

知り合ってから気づけば15年も経っていた。
途切れては繋がり途切れては繋がりの繰り返し。

それももう7年前に完全に終わったかなと本気で思っていた。
何があったのかと言われれば何もない。

彼はスイッチが入るとほんとに鬼畜でほんっとーにひどいけど普段は超温厚です。(笑)たぶん。←悪口w
だから喧嘩した記憶もない。忘れてるだけかもしれませんが(笑)

ただただそういうタイミングだったんだろう。
そもそも遠距離ということもあり中々会う機会もプレイする機会もなかったし最終的には自然消滅になるしかなかった。

私は私でふつーの女の子みたいな恋愛もしていたし、そうやって風化して思い出になっていくのかなーっなんて思っていた。

でも決まってSMがしたくなり欲情した時は自分のブログを読みに来ていた。
読み返すとどんなに時間が経っていてもその時の感覚が蘇ってきた。
それだけ彼としてきたプレイはインパクトがあり、且つ私の嗜好とほぼほぼぴったりはまっていた。
(・・・圧縮袋は途中から苦手になったけど。)

哀しいほどSMがしたくなるタイミングが時々やってくる。そう、哀しくなるほどに。
でもSMって一人じゃできないんですよ、どんなに頑張っても。
だからといって誰でもいいわけじゃない。誰かでいいSMなんて楽しくないし脳が不感症になる。だから本気で諦めかけてた。

妥協して、よくわからない誰かとSMして、がっかりするくらいならしない方がましって思ってた。
嗜好の合う人、もしくは自分が従いたいと思う人を見つけるのは本当に難しく骨が折れる。
そんなエネルギーももはやなかったのです。

でも、ふとした時に発情してしまうのが性。

やっぱりSMしたいなぁ、素敵な人と出会えないかなぁなんて淡い期待もまだ捨てきることはできず。

Twitterの自分のプロフィールを見たら、パートナー募集してることが明記されてないじゃないかと。
募集中な事ぐらい書いておかないと!と、とりあえずかすかな期待を込めて追記してみる。

そんな私のかすかな期待を掬い上げたのはまさかの彼だった。

連絡が来ること自体は特に驚かなかった。
元々友人のような関係性だったので、もしかしたら久しぶりのツイートに気づいて「元気してる?」位はメッセージくれるのかもしれないなって。

驚いたのは未だに彼が私に興味を持ってくれていたこと。私とプレイしたいと思ってくれていることを伝えてくれたこと。

でも、彼が求めているのは「割り切った関係」であり「ただのプレイメイト」だということはツイートやプロフィールを見て知っていた。

私はそんなライトな関係性でSMはできないししたくないと思った。
特に彼とのプレイは私にとってとてもハードだから、気持ちがなければ耐えられないと思った。

正直にそれを伝えれば彼は諦めるんだろう。それはそれで寂しくもあるけど、でも譲れなかったからそのまんま伝えた。

意外な彼の本音がかえってきた。

昔、私とプレイしている時になるべく情を出さないようにしていた、と。
あの頃、哀希には酷いことをした、と。


あの頃ずっと感じていた違和感がこの一言で全てなくなった。
あぁ私が感じていた違和感はこれだったんだなって。

SとかMとか関係なく、私の事多分嫌いじゃないはずなのに、恋愛じゃなくても多少の情はあってもおかしくないはずなのに
そのあって然るべき最低限の「情」が見えなかった。
それはきっととても細かい所作や行動に表れていたんだろう。
過敏な私は具体的にはわからないながら何かを感じ取っていたんだと思う。

そしてそれは寂しくもあり、時には悲しかった。でも、気づかないふりをしてやり過ごしていた。
根拠もなければ、理由もわからなかったし勘違いの可能性だってあったわけで。

だから彼の本音を聞いて、私の感受性すげーな!って自画自賛してしまった。(笑)

そして、「情」がないわけじゃなかったということを7年越しにでも聞けてほっとしたし、少し嬉しかった。


何やら今度はもう少し大切にしてくれるらしいです。(笑)

大切にする仕方が絶対人と違うような気がするけど・・・怖



どんな「今度」が待っているんだろうか。

普通とは違う彼と私だけの関係性を今度こそ作れるんだろうか。

そして、これまでにないところまで堕ちていっちゃうのかな。


とかいいながら、結局会えずにまた途切れたりして・・・ま、そうなったらそれはそれで笑ってやって下さい。(笑)


とりあえず・・・もう昔ほど体力ないのでお手柔らかに!と一番大事で切実なお願いをしておきました。(笑)




昔書いた妄想小説が途中だったのでリハビリがてら続きを書いていこうかなと。(笑)

お仕置という名のもとに 1はこちら↓
http://dollaki.blog.2nt.com/blog-entry-100.html

お仕置という名のもとに 2はこちら↓
http://dollaki.blog.2nt.com/blog-entry-101.html


****************************


ベッドに戻るまでは拘束を解かれたままだと思っていた。
その前にトイレに行っておきたかった。

「トイレ行きたい・・・。」

「ん?あぁ、ちょっと待って。」

そういうと彼はさっきと同じようにまた手グをーにして、肘で折って片方ずつストレッチフィルムで巻き、膝も同じく折った状態で片方ずつストレッチフィルムで巻かれた。

あれ・・・トイレは・・・。

そう思っていると少し離れたトイレのドアの前に洗面器が置かれた。

「この状態じゃトイレ座れないでしょ。あそこにしておいで。」


え・・・。頭の中が真っ白になる。
トイレの前まで犬のように歩いていき犬のようにおしっこしろと・・・。

「や、やっぱりトイレは大丈夫・・・。」

「だめだよ、漏らしたらどうすんの?ベッド汚れちゃうよ?次いつ行けるかわかんないよ?」


そう言われると返す言葉もない。
床を至近距離に感じながら早く着いてと思うのに馴れない体勢で中々進まない。歩けば数歩の距離なのに。
惨めな気持ちでいっぱいになりながらなんとか洗面器の前に到着した。
もう既に泣きそうだった。恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。
彼が排尿シーンに興奮するなんて話聞いたことがない。だから尚更恥ずかしかった。

なんとか洗面器の上で四つん這いになる状態にまではなった。
顔を上げて縋るような気持ちで彼を見る。

「いいよ、して。後で拭いたげるから。」
そう言われたものの恥ずかしくて出ない。
モノとして扱われるよりずっと恥ずかしくて惨めに感じた。羞恥心が邪魔をする。

「出ないの?仕方ないなぁ。」

そう言うと彼はストレッチフィルムを手に近寄ってきた。
何されるんだろうと思ったら・・・顔に巻き付けられた。3重くらいになったところで手は止まる。

「おしっこ出たら息させてあげる。早く出さないと窒息しちゃうよ。」

必死で息をしてやっと首の下あたりの隙間から少しだけ空気が入ってくる。すぐに苦しくなった。
もうこうなってしまうと抗いようがない。
恥ずかしさより苦しさが勝ってしまい、勢いよく洗面器に出ていく。

息苦しさと恥ずかしさと出てしまった背徳感でどうにかなってしまいそうだった。
約束通りおしっこが出始めると口の部分のフィルムを破いて息をさせてくれた。

そして勢いが止まると丁寧に拭いてくれた。
その後首輪にリードをつけ、トイレのドアに繋ぐと洗面器を片付けにいった。

まだベッドに戻れないの?視界のままならない私はもう次に何が起こるかなんて予想できるはずもなかった。


「お腹空いたね、ちょっと休憩しようか。」

そういえばいつもはコンビニで買ったごはんを食べてからプレイをしていたのに今日は入ってすぐに彼のスイッチが入っていたから、ごはん食べるタイミングを逃していた


ん?でも休憩って・・・私全然休憩できる体勢じゃないしリードも繋がれてるし・・・。

彼の意図が読めず困惑している私をよそに彼はコンビニで買ったご飯をだしているようだった。
少しして彼が近づいてきて、顔のストレッチフィルムを取ってくれた。

あ、やっぱり外してくれるのかとほっとしていたのもつかの間。
解放された視界に入ってきたのは、床に置かれたさっきコンビニで買ったミートソースパスタ。

これってもしかして・・・もはや嫌な予感しかない。予感はすぐに確信に変わった。

「お腹空いたでしょ?食べていいよ。」

彼は手や足のストレッチフィルムを外そうともせずそう言った。

さっきは犬のように歩かされ、犬のように排尿をさせられた。
今度は犬のようにご飯を食べろと…?
そんなのできる訳ない。絶対無理…!

「お腹空いてない…要らない…。」

そんな事を言っても無駄だってわかりきってるのに、どうしても逃れようとそんな事を言ってしまう。

「ん~、あぁそっか!パスタ長いから食べにくいんだね。世話がやけるなぁ。」

そう言うと彼は床に置かれたパスタを片手に取り麺が短くなるように適当にちぎった。

それを見ながら私の目には涙が溢れていた。
惨めさに涙が止まらなかった。
いや、食べたくない。短く手でちぎられた冷えきったパスタを床に這いつくばって食べるなんて、そんな事したくない、出来ないよ…。

「ほら、美味しいよ。大丈夫だって。」
彼はパスタソースで汚れた手を少し舐め取り私の目の前に出した。
まるで食べて大丈夫なのかと不安がる飼いたてのペットに餌をやる優しい飼い主のように。

本当は鬼畜でひどい飼い主の癖に…。

おずおずと彼の指についたミートソースを舐めとる。


「いい子いい子。ほら、早く食べて。」

もう片方の手で頭を撫でられながらも口をつける勇気が出ない。

そしたら、撫でる手に力がこもった。

「あきは、こうやって無理矢理食べさせられたかったんだよね。気づかなくてごめんごめん。」

パスタに顔をおしつけられ、鼻までソースで汚れた。

そうなんだ、結局私は自ら、より惨めな方を選んでしまうんだ。

泣きながら観念して少しずつパスタを口で食べた。
味なんてわかるはずなかった。ただただ自分の涙でしょっぱい味がした。

「惨めだね。
ほんとなら一緒にソファで並んでごはん食べられた筈なのにね。
でもあきにはこっちの方がお似合いだよ。」

彼の言葉がより私を貶める。
より惨めさを煽る。


それなのに、それなのに私は…。

彼が手を洗い戻ってきた。せめて彼に見られていない間に食べてしまおうと急いで食べ続ける。

あと少し。

彼が戻ってきて異変に気づく。

「あき、床汚してる。」

意地悪に笑いながら彼が言う。

てっきりミートソースをこぼしたのかと思っていたら、彼は私の下半身に手をやった。

「…ピチャピチャ」

私に聞かせるようにわざと音を立てて触る。

床を汚してるのはミートソースじゃなく私から出た愛液だった。


こんな仕打ちを受けてるのに?
自分でも信じられなかった。

中に指が入ってくると途端に快感に襲われパスタを食べるどころではなくなってしまった。
顔の上にはパスタがあるから体勢を崩すことも出来ず次々襲う快感の波に必死で耐えた。

「だめっ…イキそう…。」

「じゃあ何て言うんだっけ?」

「…イカせて下さい…。」

「だめ。」

そう言うと指が抜かれた。

「まだ、お預けだよ。

さて、ごはんを残したお仕置も追加だね。」

「え、だって…指入れてくるから…」

「指を入れたら食べるの止めていいなんて言ったっけ?」


ずるい…こうやって彼はチャンスを見つけてはお仕置の口実を作るんだ。
ほんとにひどい人。

でも、私はあなたの傍から逃れることが出来ないんだ。


7年ぶり

Category: 徒然   Tags: ---
前の記事からもう7年近くが経とうとしていて驚いています。
歳と共に月日が過ぎるのが早くなりますね。

私は元気にノーマルに生きています。

あ、間違えました。ノーマルの振りして。ですね。(笑)

ここで書いたことはなかったのですが、昔SMショーのモデルをすることが暫くの間ありました。
最後にしたSMはショーの中でした。

そんなショーを見てくれる人、ショーの責め手、その誰もが此処でさらけ出しているような性癖は知りません。

SMという大きな一括りの中で、私にとってさらけ出せるものとさらけ出せないものがわかりやすく分かれていました。

縄や鞭、蝋燭などショーには欠かせない道具達。

SMショーなんて演技だと思う方もいるでしょうが、私は一度も演技などする余裕はありませんでした。
吊りの苦しさも一本鞭の痛みも蝋燭の熱さもすべて本物でしたから。
でも、私にとってこれらは「きれいなSM」なのです。
意味がわからないかたもいるかもしれません、ごめんなさい。
でもこれ以外に表現の仕方がわからないのです。


「きれいなSM」なのでSM好きの方々に見られて恥ずかしいという気持ちはありません。

むしろ選ばれてショーに使って貰えたことは光栄だったし、だからこそ私の全てで応えてきました。


でも、どこまでいっても「きれいなSM」なのです。
吊られて一本鞭で痕が残るほど打たれまくってその上に蝋燭を垂らされて泣いている姿は、
写真に残るその私は、どちらかというと「美しい」のです。(外見の話ではないです。)

私が本当に欲するSMではないから、心をえぐられることもなく、痛みに泣くだけ泣いて称賛をいただいてみてくださった方に感謝してスッキリ終わり、なんです。

完全拘束とか呼吸制御とか、それで冷静さを失った自分とか、落書きされて悲しくも悦んでいる自分とか、絶対知られたくないのです。

ショーを見ている人は皆SMが好きな人達なのに。

変態である筈の皆さんであっても「変態」と引かれそうで、笑われそうで、どこにもさらけ出せないのです。




私は毎日仕事が終わったら、おうちでお酒を飲んで寝落ちするような生活をしているのですが(笑)
昨夜は全然眠れなくて、久々に哀希のアカウントでTwitterを開きました。

あぁ、もうSMすることなんてないのかなぁ。したいなぁ。
でも誰でもいいわけじゃない。
それに、ショーに出てるM女ってくどかれないんですよ。
プロに縛られてるから。目が肥えてるから。
S男性って元来自信のない生き物なので、(ごめんなさい)怖くて手出せないんですって。

正直自分でもまぁそこそこやっかいな性癖と心を持ち合わせていることは理解していますし。
ただのメンヘラとかだった方がきっとずっと扱いやすかったんじゃないかな。

プライドが高く、なのに自己肯定ができず、仕事では自信を持ててもプライベートでは全然自信が持てず、
鎧の纏い方が結構えげつないみたいです。

仕事に対して自信を持てるのはできないことに対して努力することができるからだと思っています。
苦手だったり出来ないと思っても出来るようになりたいと思えば努力をして出来るようにしてきたからです。

「頑張り屋さん」そんなかわいらしいものではないですがよく言われます。
ただの「負けず嫌い」が正解なんですが。

努力すれば結果がついてくることの方が多いのが仕事。
プライベートとなるとそう簡単にはいきません。
自分の顔が好きじゃない、体が好きじゃない、声も好きじゃない。好きじゃないところだらけです。
「好きになる努力」をしてみなさい、なんて詭弁じゃないかとすら思います。

そんなこんなで鎧をがっつり纏い続けている私。

結果、プライベートでSMはしないまま数年が経ち今に至ります。

ひっさびさに開いたTwitterのプロフィールに、とりあえず「パートナー募集中」の一言を追記してみる。
こんなんで何か変わるはずなんてないんですけどね。まぁ、気持ちの問題なわけで。
かつてのパートナーも別の女性と遊ぶようになっていましたし、私だってみたいな気持ちも少しだけあったりして。

リツイート等で流れてくる画像や動画の数々を見ながら眠気はもちろん来るはずがなく。
眠れないまま明け方になり、空も明るくなり始めた頃。
結局我慢できずにストレッチフィルムとバイブを取り出し一人遊び。

終わった後物凄く虚しいのであまりしたくないんだけど・・・。

疲れ果ててやっと眠って起きると一通のDMが。

まさかもう募集の一言で誰かがメッセージくれたの?!


メッセージを開くとまさかのこのブログで散々責め手として登場していたかつてのパートナーでした。

遠距離ということもあって、最後の約束が仕事の都合でドタキャンになってからほぼ自然消滅状態でした。
向こうには家庭もあり、私は独身で結婚はあまり興味がないものの、彼氏は欲しい身でした。
なるべくしてこうなってしまっていたのだと思います。

「なるべくして」という言葉は今日のこの日にも当てはまるのかもしれない。


これから先、まだわからないけど、もしかしたらまたコンスタントにこのブログを更新する日が来るかも、しれません。



ご無沙汰すぎてすみませんm(__)m
パソコンを使うのは日課だったのに、スマホを使うようになってあまり立ち上げなくなってしまいました。
挙句の果てには立ち上げるのも面倒。といったずぼらぶりです。(笑)
でも、久しぶりに開いたら更新のない私のブログに変わらずアクセスして下さってる方がいるようで本当に嬉しいです。
ありがとうございます。ずぼらですみません。。

仕事が忙しいのもあるのですが、なかなかSM欲が高まらない毎日で。。
でも面白いことに沸きあがるのは一瞬なんですよね。
昨夜は彼から「次は今までないくらいストレッチフィルム使って遊ぶからね。」なんて言われて、
どきどきしてなかなか眠れなくて、ようやく眠ったと思ったら夢をみて(おぼえてないけどたぶんSMチックな)
目が覚めた途端発情していたといった次第です・・・。

私はもうSMとか変態とか、いらないのかもとかもう十分なのかも、なんて思っていたんですけど。
結局こうやって舞い戻ってきてしまうんですね。

そして、私はそんな自分を嫌だと思いながらも、一方でほっとしているんです。

私がマゾじゃなくなったら、要らなくなるものが多すぎるんです。
それは寂しすぎる。でも、楽しくないのにできるというものでもないですよね。
なんたってリスクが、とても大きなリスクが付きまとうから。

だから、楽しめるんだって思ったらほっとしたっていう、結局根っからのマゾなんですね、私。(笑)

よくよくある話ではありますが、普段はとても姉御キャラです。
仕事もプライベートも。完璧主義だから余計に。
そしてそんな自分が嫌いじゃないんです。
プライドが高い自分を扱いにくいと感じながらもそうありたい気持ち。
相反する思いですが、プライドなくして私に何が残るのかと思うほどプライドが高いと思います。
でもそれはその分努力をし続けなければいけないということでもある。
基本的になまけものだから、それぐらいのプレッシャーは必要なんですよね。

色々な矛盾や相違があるなか、絶妙なバランスでなんとか毎日を過ごしています。
マゾヒストな自分なんて忘れているときの方が多いけれど来週は自分のあるべき姿を思い知ってこようと思います。

そんなわけで私は元気です。
ブログへアクセスしてくれている皆様、本当にいつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いしますm(__)m

動画アップしました

Category: 動画   Tags: ---
先日の動画をアップしました。
あまり多くはなかったので今回のと二つに分けてのアップ予定です。

ただいまお昼休憩中の為、取り急ぎお知らせのみ。


http://adult.contents.fc2.com/article_search.php?id=118160
テーマ : SM    ジャンル : アダルト
プロフィール

哀希-aki-

  • Author:哀希-aki-
  • 振り返れば幼少時代からMでした。根本は羞恥系M女。そこからSMといわれる事は一通り経験し、完全拘束という世界を知りました。呼吸すら相手に委ね、なすがままのこの世界が好き。7年の休息期間を経てまたJ Master様のパートナーとなり戻ってきました。
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