この日私は、待ち合わせの時間に遅刻してしまいました。半分道に迷ってしまい、ついた時ちゃんと謝ったのに…
磔にされた私の体にはラップの上から
「私は今日遅刻しました。
反省中です。」
とかかれてしまいました。
後から見せてもらったムービーをみると、なんとも無様な姿でした。
こんな顏をみせていたのかと思うと…
こんな体をみせていたのかと思うと…
実際されていた時よりも今の方が数倍恥ずかしい。
そして、そんなことをされて濡れていたのだから。。。
彼がシャワーから戻るとやっとベットに横にしてもらえました。
体の拘束はまだそのままでしたが…
そして、クリトリスにローターをあてられ…ピンポイントにあたっていないだけに…もどかしくてもどかしくて…
彼は首輪を上から垂れている手枷にまた紐でつなぎました。。。
まるで飼われているよう。。。
そんな私の顔を自分の股に挟みこみ…
セロテープもとってもらえていないままなのに、一枚のラップを私の顔に思いっきり引っ張って張り付かせました。
嫌だ…絶対すごく無様な顔になってる…やめて…そう思っても私には抵抗する術はなく…彼はビデオを撮るために手を使わず太ももでラップをおさえつけ…息もできない変な顔になった私の顔を楽しんで撮っていたようでした…
恥ずかしい…苦しい…必死に呼吸を求めれば更に顏は歪んでしまう…
こんな顏を撮られているなんて…耐えられない位の屈辱でした…
そんな遊びに飽きたのか、彼は全ての拘束を解きました。
そして、手を後ろ手にし、足は曲げた状態でラップにまかれ、海老反り状態にされました。
足と首輪を繋がれて…
私はこれを一度違う人にされたことがあって、その話を彼にしていたことがありました。
それを覚えていたのか、彼自身の中にあったのかはわかりませんが…
顏をさげようとすると、首が絞まります…
だけど、正直気持ちよかった…
頭の奥がジーンと痺れる感じ…
別に首絞めが特別好きというわけではなく、きっとこの状況に酔っていたんだと思います。
一人で首をあげたり下げたり…それしかなす術もなく…哀しい位無力でした…
一度首輪にくくっている紐を時、口にかませられ、余った分は目に巻きつけられました…
今度は顔に縄が食い込む…
苦しさよりも、今度は恥ずかしさでした…
だけどやっぱり首輪に繋いでおくほうが反応がよかったのかなんなのか、また首輪に戻してしまいました。
そして、必死で顔をあげる私を嘲笑うかのように、首輪と足の間の紐をくいっと上に引張るのです…
そのふいうちに私は…
苦痛の声ではなく…
歓喜の声をあげていました…
その彼の行動に体はしっかり反応していました…
苦しさは…あまりなかった…
気持ちいい?というのも少し違う…
なんだか不思議な感覚…
しばらくすると彼は…私をお風呂場に…
湯船に…
怖がっている私をよそに、彼は楽しそうでした…
最初は仰向けで体育座り状態だったからまだましだったけど…
すぐにひっくりかえされ、また海老反りの状態に…
そして無情にもお湯は足されていく…
これは結構怖かった…
水自体は平気な私だけど…なんだかむしょうに怖かった…
結構なめてたかもしれない…
会う以前のメールで、告知されていたことだった。
ほんとにやるとも思ってなかったけれど、
「沈んだら、たまに髪の毛鷲掴みにして顔上げさせてあげるよ」
といわれ、ちょっとドキドキしてたりした…
私は髪の毛を触られるのが弱い…
男性の美容師さんに髪を触られるだけでちょっとぞくっときてしまう…
頭皮に性感帯があるのかなぁって思うくらい…
でも実際には顔を顎で持ち上げて息をさせてくれたけど、私が暴れまくったのであえなく終了。。
いつも生意気(らしい、彼にいわせると)な私が必死にもがいてる姿がみれて彼は満足だったでしょう。。。そう思うとかなり悔しい…
SMホテルへ行ってきました。これで彼と会うのは二度目。(仮名Aさん)
ホテルに着いて部屋を一通り物色して、少し話をした後
「シャワー浴びといでよ」
と言われたのでお風呂へり、でてくるとビデオカメラやデジカメがもうテーブルの上においてありました。
ソファに座ってるAさんの隣に、バスタオル一枚で座ると、かれは首輪を買っていました。以前首輪の話をしていたのだけれど本当に買ってるとは思わなくて…小型犬用かなとも思える幅の細い赤の首輪でした。
元々首輪は好きなのですが、もう長い間つけられることはなかったし、私にとってそれは主従の象徴のようなものであったから、つけられることに抵抗しました。
彼のペットでもなんでもないんだから…そう頭の中で反発していたから…
抵抗も虚しく簡単につけられてしまい、心地よい圧迫が首にありました。
すっかりおとなしくなった私を彼は立たせ、目隠しをしました。
ストレッチフィルムを直立状態でまかれていきます。。。
”あぁ、これで抵抗できなくなる…なすがままになってしまう…”
そう思いながら身を任せていました。
顏以外を巻き終えると、天井からのびている、手枷の鎖と首輪を繋いでしまいました。。後ろには磔台みたいなものがあって、そこにもたれた状態で足枷もはめられ、全く動けない状態にされ、目隠しをはずされました。。。
そして…
「哀希がよろこぶと思ってもってきたよ」
そういった彼の手にはセロテープが…
前にセロテープで顏をぐちゃぐちゃに変形させられる動画を彼にみせられたことがあったので、それと同じようにさせられるのだと瞬時にわかり、恥ずかしくて泣きそうでした。。
「豚鼻にさせられるの好きだったよね~?」
と…私の鼻を上げてセロテープで固定します。。。必死で顏を背けても、片手で顎をつかまれるとひとたまりもなく…
恥ずかしくて目もあけられません…
彼に目を開けるようにいわれてもあけないでいると…
「そんなに開けたくないのか~じゃあもう見えなくていいね?」
そういうと彼は私の目があかないように、かつ変な顔になるように、セロテープを縦にはってしまいました…
自分ではどんな顏になってるかわからないけど恥ずかしい顔になってることは確実だし、恥ずかしくて恥ずかしくて…
抵抗すらできず…きっともうその時点で私は濡らしていたんだろうな、と思う。。
ただでさえ惨めな顏になっているのに、彼はそんな私の顔を、磔台と一緒にラップでぐるぐる巻きに…
顏すら動かせない…
恥ずかしくて、惨めで…涙が溢れそうでした。
呼吸穴すらなく、必死で口を開けて少しだけでも漏れる空気を吸おうとしていました。。。きっとすごい顏になっていたんだろうな。。。
やっと口に呼吸穴をあけてもらったのもつかのま…口に何かをいれられます。。。ホースだ…
ホースをくわえた状態でまた上からラップが…
「しっかり咥えとかないと、もう助けられないよ。」
と脅され、ホースを咥えているしかありませんでした。。。
なんて惨めな格好だろう…見えないけれど容易に想像がつきました…
どうしてこんなことをされて私は感じてしまうのだろう…
身動きもとれず、視覚も奪われ、聴覚もラップで巻かれているので半分ぐらいしか聞こえず、呼吸さえ、管ごしにしか与えられず…
恥ずかしいのに、苦しいのに、私の躯はそれを求めてしまう。。。
ホースごしになんとか呼吸をしているのに、彼は無情にも。ホースに指をつっこんで、酸素を遮るのです…ひどい…
彼は普段気の強い私に弱音を吐かせたかったらしく、
「助けてっていったら、指はずしてあげる。」
「ごめんなさい、許してください、でもいいよ。」
と、私を屈服させようとそんなことばかりいいます。。
だけど、私もMのスイッチが入りきってないのか、そういわれると我慢強い性格と負けず嫌いが先にたって、そんな言葉を言うことができません。
結局先に折れるのは彼で、この晩一度も私はその言葉を言わずに済みました(笑)
酸素を遮ったかと思えば、今度はホースから自分の息を吹き込んできます、すると、急に空気に圧迫されて変な声がでてしまうんです。
やだ…恥ずかしい…そう思っても私に抵抗する術はもう全くなく、彼のやりたい放題でした。。。
それに飽きると彼はシャワーへ行くといい、私を放置してお風呂場へいってしまいました。。。
一人にしないで…そう思いながらも、そんなこと言えるわけもなく、たとえ口がきける状態でも、私の性格からは言える訳もなく。。。ただひたすら待つしかありませんでした。
どこまで愛せば、この想いは尽きるのだろう
もう苦しすぎるのに、忘れて楽になりたいのに、貴方はそれを許さない
私はずっとリードのない首輪をした犬のよう
強制するわけでもないのに、私は貴方の元へ戻るしかない
どれだけ経てば
私は首輪を気にせずに歩きまわれるようになるのだろう
そう思いながら、それを心底望んでいる自分はいないような気がする
嫉妬にまみれ、愛にうえ、貴方の愛を欲し、
私は貴方の足元をうろうろするしかないんだ…
愛してる
この言葉を
私は貴方以外に
囁ける日がくるのだろうか…
大好きだった彼に再会した…
だった、とはいえないんだろうな。。
両想いのまま別れたという、あの彼だ。。(Sさんと称す)
実は彼には妻子がいた。
それは別れた理由のひとつではあったけれど、それ抜きにしても別れざるをえない状況になり、私たちは別離を選んだ。
別れて何ヶ月かの間に2回ほど彼のところへいった。
それから少しして、彼氏ができた。いや、つくったといった方がいいかもしれない。
そして彼へ連絡をすることは自粛し、携帯番号も消した。
もう二度と会えないのだと思うと苦しかった。。。
だけどその当時つきあっていた人を大切にしよう、と思っていた。
1年以上がたち、私は2つの恋愛を終え、一人になった。
思い出すのは、Sさんのことばかりだった。
会いたい、会えない。
だけどまったく連絡をとる手段がないわけではなかった。
それはずっとわかっていた。
だけど勇気がなかった。声をきけば、顏をみれば、また彼への想いを甦らせてしまう。。
必死であきらめたつもりだったし、忘れようとがんばってきたのに、それが水の泡となるような気がした。
だけどそんな想いより何より、会いたい気持ちは日に日に強くなっていった。
そして、昨日ついに再会した。
友達に遠路はるばるついてきてもらい、(二人っきりで会えない理由があったので。)
帰りは彼の車でその友達の家まで送ってもらいました。
友達を先におろし、車の中でやっと二人っきりに。。。
すると彼は…プレゼントを用意してくれていた…
「就職祝いもなにもしてやれなかったから。」…と。
そんなのあたりまえなのに…だって私が連絡しなかった、携帯番号すら勝手に変えてしまっていて向こうからも連絡をとれない状況にしたのは私なのに…
思ってもみなかったプレゼントに、私は胸が熱くなった…そして目頭も…
なんでこんなこと…してくれるの…
また貴方を好きになってしまう…
彼からのプレゼントは、かわいいネックレスだった。
すごくすごく嬉しかった…こんなに嬉しいと感じたことは彼と別れてからなかった。。
大切にするからね。。。ありがとう…
そしてキスをした。
久しぶりの貴方の唇…
だめだ、発情してしまう。。。
ホテルへいける時間はなく…周りが住宅街なだけに青姦もできず…笑
CAR SEXには狭すぎる車で…
あきらめました…
したくてたまらなかった。
快感がほしかったわけじゃない。
貴方とひとつになりたかった。
今を逃がしたらきっと後悔すると思った。
自分の口から、したいよ…なんて言葉がでるとは思わなかった。
彼の肌を感じたかった
彼の声を耳元で感じたかった
彼に愛してもらいたかった
あきらめたとき、
「また今度」
といわれた。
おあずけだね、と。
今度?
今度っていつ?
いつ、会えるの…?
聞くのが怖くて聞かなかった、聞けなかった。
今でもやっぱり私は大好きなんだ…
貴方の口からでた、本気、の二文字。
私は信じたい。
子供がいなかったら、私たちの未来は幸せだったと、二人でひとつの道を歩んでいたと、そう、信じたい。
もはや叶わないことだけど、そう信じることだけが私にとってせめてもの救い。。。
人の幸せを壊してまで、自分が幸せになろうなんて思わなかった。
不倫なんて最低だと、ずっと思ってきた。
だから私は最低だと思う。
だけど好きになる気持ちは理性ではとめられない。
彼を奪ってしまいたい、私だけのものにしたい、貴方だけのものになりたい。
だけどたとえ奥さんを傷つけても、子供傷つける権利なんてないんだ…
誠実な男は家庭を裏切らない…
子供を裏切らない…
仮定の話でしかないけれど、子供ができていなければ、一人だったなら、一緒になれた、と、それだけを信じてたい。。。
貴方が私を愛してくれていたことが真実なら、それだけで十分なんだ。
愛してる、貴方を…
なんだかずっと発情している。まだ一度会っただけだけど、彼との行為は私の的を得たものだったから。。
これが、愛する人ならどんなにいいだろう。
彼と話しているとよく思うのだ。
拘束され、自分では何もできない状態で、あそばれ放置され、私は泣いて出してと懇願し、でも全ては彼の支配下で・・・
彼の妄想話をきいていると、私が考えたことや、見たり聞いたりして、興奮したことを彼はほとんどいってのける。
2年くらい前にレディコミをよんでいた時期があって、漫画家の小林澪子さんが書くストーリーと絵が大好きだった。
支配され、人形のように。。
「お仕置きの名の下に、
朝、主人公は拘束され、クローゼットにとじこめられる…
彼が帰ってくるまで、バイブとローターは震え続け…
視界を奪われ、体の自由も奪われ、ただ、襲い来る快感に耐えるのみ…
」
そんな彼女(女か男かわからないけど 汗)の書く漫画はいつもストーリーがあって、ただのエロ漫画という感じではなく、「支配」がよくテーマとされている。
彼女の漫画をみては興奮しては憧れていた、私もこんな人に出会えたらな…と
そんな彼女の漫画にあるようなことを彼はいっぱい妄想してるのだ…
驚いた。。。
真性のMと
真性のS
であってしまった果ては
どうなるのだろう…
私には忘れられない人が二人いる。一人はブログにも書いた人。
もう一人は、中学時代に好きになった男の子。
彼との恋は実らなかった。
だから余計に忘れられないのかもしれない。
あれほどにも純粋に恋をすることはもうできないだろう。
今でも心にひっかかるこの想いがどういう感情なのかよくわからない。
憧れなのか懐かしさなのか、はたまた恋の残骸なのか…
彼はすごく優しく少し強引で、そしてお調子者で、一途で、かっこよかった。
彼のことは中学で終わった恋なのになぜか今でも心に残っている。
中学時代の集まりがあるときくと彼が来るのかどうかすごく気になってしまう。
高校になっても彼への想いをひきずり、彼さえ手にはいるなら私はMとしての快感や満足を得られなくてもいいと思うこともあった。
彼とつきあえるならなんでも我慢できるような気がした。
片思いで終わったからこそ未だにひきずっているのかもしれない、たとえ新しい恋をいくつしても、彼を忘れることはないだろう。
私の心には片思いのままの彼と、両思いのまま別れざるをえなかった彼とがずっとずっと居る。
そして私を苦しめるんだ…
SEXは必要としないと書いたけれど、一人だけ例外がいた。心から私は彼を愛してた。
彼にされることはなんでも嬉しかった。私が苦手とする痛みを伴うことも、奉仕することも。そしてSEXも。
彼とのSEXは私にとって特別だったし、これからもそれは変わらないんじゃないだろうか。
彼がうまかったとかそういう次元の話ではなくて、彼に抱かれることはすごく嬉しかった。
私は、苛められたい、と思うことがあってもSEXしたい、いれてもらいたい、と思うことはまずほとんどない。だけど彼とは違っていた。
彼がほしくてたまらなかった。いれて、とねだったこともあった。
こんなにもMな私が、SEXをなくてもいいと考える私が、そう思えたことは自分でも驚きだったし、特別なことだと思った。
彼をものすごく愛していたから、ほしかった。彼の全てが。
彼の為ならいつも必死になれた。
なんでもできるような気がしていた。
自分がこんなにも人を愛することができたことも嬉しかった。
彼との日々は幸せだった、つらく哀しいこともたくさんあったけど、思い出すのは楽しかったことだけ…
そして、苛められ、泣いた日々のこと…
その優しい声に欲情し、
その冷たい声に発情し、
その目に私は懇願し、
貴方は私を抱きしめる
私の肌に触れるその指は
時には強く
時には優しく
私をいつも支配する
貴方の全身が私の全てを支配する
貴方の目には抗えない
貴方の声には抗えない
そして私は
跪き
貴方の足に
キスをする
「愛しています、心から」
と…
きっと彼が思っていた以上に私は感じていた。それを彼に悟られたくなくてできる限り平気なふりをした。
自分をさらけ出すのは私にとって甘えることと同じで、恋人でもない、友達とすら呼べない人にそれはしたくなかった。
ならどうして会ったのかという矛盾はでてしまうのだけれど…
拘束をとかれてベットでたわいのない話やさっきの圧縮袋の話をしていた。
彼は私が圧縮袋にいれられたときの反応は布団ごしでみえなかったはずだった。
少し欲情させたくなってその時の気持ちをいった。
「袋が私を圧迫し始めた瞬間ぞくっとした。感じて涙目になりそうだった。」
と。。。
すると彼は、やはり私がそんなように感じていたとまでは思っていなかったらしく、それを聞いて圧縮袋の中に入れたがりはじめた。
ただもう時間は夜中。
騒音にもなるし…というとすごく残念そうで、でもやっぱりあきらめたくなかったのか、掃除機の音の実験を始めた。
そして掃除機に布団を被せれば多少音は防げるといい、再度圧縮袋へ…今度は裸のまま…
怖くないわけじゃなかった。
私は基本的に暴れるのが苦手だ。
控えめな暴れ方じゃまだ大丈夫だと勘違いされたりしたらどうしようとか思う。
外の人間に限界を見極める術は中の人間の表情と動きだけなのだから。。。
だけど彼の行動をみて少し安心した。
すぐに圧縮袋のチャックを開けれるようにあけやすいように、暴れだしたらつまみにくくなるからとテープを口にはってあけやすくしていたようだった。
そして掃除機の音が聞こえた…
周りの空気がなくなっていく…奪われていく…
私を物にするために…
自分では自由にならない自分の躰。
私はそんな状態が好き。
なすがままされるがまま…
そして圧縮袋の中では呼吸までも制限される…
どんどん苦しくなっていく…
残り僅かな空気を吸おうとするとビニールが余計に私の体を締め付ける。
自分の呼吸で…
限界が近づき必死でもぞもぞと体を動かし「出して…」と願う…
苦しい…お願い、出して…
限界の少し前に開放された。
袋が開き、彼が私の顔を覗いた。
その表情は少し心配そうに案ずる顔と、楽しそうで、でも理性を保とうとつらそうな顏…そんな風にみえた。
息もすこしあがっていて、苦しかったけど、なんだかその目にみつめられると恥ずかしくなって思わず微笑んでしまった。。。
彼はあまりセックスに執着がないらしい。
私と似ているな、と思った。
私は元々、セックスを必要としない、基本的には相手が望むなら、という感じ。決して不感症ではないし、したらしたで気持ちいい。
だけど私が欲しているものじゃない。
拘束されたり苛められたり…そんな時に感じるゾクゾク感、胸の奥からこみあげるような快感、それはセックスでは得られない。
セックスも奉仕も、サービスされるのも苦手。相手を好きだからできることであって自分からしたいとは思わない。
セックスに1時間かかるなら、その間拘束されて放置されて、たまに遊ばれて、言葉で苛められて、泣いて…そんな方が私にとってはずっと満足感が得られるのだ…
どこまで私は変態なんだろうと思う…
だけど、つきあってもいない、愛してもいない、はじめてあった彼のその目をみたとき、あぁこんな人が彼氏だったらいいな、と一瞬だけ思ってしまった。
もちろん性癖だけでお付き合いはできないし、性癖よりも性格や気があうことの方が大切だからそれだけで好きになったりはしないけれど、
私の性癖ととことん合う人かもしれない、そう思った。
そう思えば思うほどなんだか素直になるきがしなくて、なぜか憎まれ口ばかりたたいてしまう。
あぁ、だけど私は昔からそうだったな、と思い出した。
かまってもらいたくて毒を吐く、苛めてもらいたくて苛めようとしてしまう。
子供っぽくかわいくないやりかただな。。。昔からプライドが高く気が強い、なのに甘えたでさびしがり…そんな私にはこういうやりかたしかできないんだ…
直立のまま少し放置され、なぜかバランスをとることが辛く今にも倒れそうだった…
「早く横になりたいだろ。」
私の心理状態がまるわかりだった。さすがは経験豊富なだけあるなあと思いつつも、少し恨めしく感じながら倒れないようにいることに必死だった。
早く横になりたいのにそれをねだることもできずただされるがままだった…
そしてやっとのことで横にして貰えた。だけど横にされると余計に体が圧迫されるように感じた。
足先さえもラップ(=ここではストレッチフィルムの意)に包まれ鼻以外は全て外界から遮断されたようだった…
唯一の呼吸穴…非情にも彼はその上にラップをかける…すきまから少し空気が入ってくるぐらいに…
吸おうとすると鼻にはりついて空気が入ってこなくなる…静かに呼吸をすればまだましだったのかもしれない…だけど圧迫感と「物」になった興奮で息があがっていた。そしてクリトリスに当てられたローターがたまに動く時、体はピクピク反応してしまう…
きっと彼は初めてでどこまでしていいのか不安だったのだろう、あまり苦しくなるほどではなかった。。
放置というほどの放置もしないうちに、腕が圧迫に耐えられなくなってきた…手首を縄で長時間縛られてゆびが痺れる時のように腕全体が痺れて痛くて…
私はこういう痛みを伴うと素に戻りそうになる。
もぞもぞすることでしか腕の痛みを訴えることができず…
やっとのことで解放され、その瞬間汗だくの自分にきづいた。
中にいると汗をかいてるかどうかなんてまったくわからなかったしそんな余裕もなかったから…
すぐにタオルを渡してくれた。
う~ん全てを見越しているなぁと思いつつ…汗をふいた。
少しずつまわりの空気が吸いとられて行く…ゆっくりと…だけど一定の量を越えると急激に早く吸いとられて行くように感じる…
布団が私を包んで圧迫していき始めた頃私が感じたものは、恐怖ではなく快感だった。
縄で縛られ始めるあの感じとよくにてる。ドキドキとゾクゾクがまじりあった感じ…
危うく涙目になるところだった…ゾクッとして胸の奥から何かがこみあげる感じ…その感覚に襲われるとその気持ちよさに私はよく涙を流す。。この時もそうだった。でも彼には強がりなことも色々言っていたり虚勢をはっていた。だから怖いと言っていたのに気持ちよくて涙が溢れそうになっている、だなんてなんだか恥ずかしいし悔しいから必死で我慢した。
息が苦しくなる前に彼は私を出してくれて、でかけていたM性を必死で抑えつつ私は圧縮袋から出た。
笑ってごまかしつつ私はシャワーを浴びにいった。ストレッチフィルムに巻かれる為に…
シャワーからでて少し話をしてからついに巻かれる時がきた…
気を付けの状態でたたされて、まずは抵抗できなくする為が上半身を何重かまかれた。。それだけでも圧迫感は結構なものだった…
感じた顔をみられるのが恥ずかしくて平気なふりをしてた。
そのうちに平気なふりをする必要もなくなった…
ストレッチフィルムは足元から順に顔まで巻きあがってきたから…どんな表情をしてても気付かれることはない…
だけどその変わりに恥ずかしく無様な顔にされていった…
その時はわからないけれど後日DVでとった動画をみると、そこには私とはわからないような顔になった私、がいた…