「いらないよな、」
そういうと手と足を折った状態にしてラップで巻き始めた。
四足歩行しかできない犬のように…
拘束される前位から私はおしっこに行きたくて…でも口枷でうまく喋れないから、言葉にならないのを聞かれるのも恥ずかしくて我慢してた…でもどんどん行きたくなってきて…
「おひっこ……」
というと…彼は首輪に繋いだロープをもち…
「仕方ないなぁ…」
というと…私をそのまんま歩かそうとしはじめた…
彼の足と床しか見えない屈辱…
あまりにも惨めで…涙ぐみそうになる…立つこともできない…自分の自由にならない体……
見上げることはできなかった…そんな勇気がなかった…彼の目をみるのが怖かった…
いっそう惨めな気持ちにさせられるような気がして…
ようやくトイレに着いた…彼は楽しそうにいう
「どうやってするつもり?」
と。
もがく姿をみせたくなくてそのままでいると痺れをきらしたのか(きっと時間がなかったから)
片足だけ解いてくれた。
ひょこっとのっかりやっとおしっこができたことにほっとする…
「どうやって拭くつもりなんだろうね(笑)」
う……
結局拭いてもらうはめに…恥ずかしい…
だけどなんだか拭いて貰うのは心地よかった。
そして、また四足歩行で部屋に戻る……
その後にまちうけていた屈辱なんてしるよしもなく…
首が楽になったら、今度は呼吸が気になって仕方ない…
彼はわざと恥ずかしい顔になるように顔にビニールを張り付かせて、そして体にかいた落書きがよく見えるようにビニールをきれいに整えて掃除機のスイッチをいれる…
顔に張り付く…目も開けていたはずなのに自然と閉じてしまう…そして開こうと瞼に力をいれても開けない…
開いたとしてもきっと余計恥ずかしい顔になるだけなんだけど…
彼の目がみたかった。
どんな目をして私をみているのか、
どんな表情で…?
そう思っている間にも中の酸素は減ってきて…
苦しい…わめき声を軽くあげても彼はあけてくれる様子もない…
おもいっきりわめいていたら、やっとあけてくれた。
曇ったビニール越しに彼が見える…
表情はわからなかったけど…
少し優しい顔に見えたような気がした。
…のは気のせいだったのかも…汗
またすぐに口をしめ始めた…
最初のように息を止めておくのも、もうすでに辛く、すぐに限界がきてしまう。。
この中でずっと息ができれば、もっと長い間ものでいられるのに…
呼吸しなくてもいきられたらいいのにね…
3回位かな、圧縮を繰り返され、やっとだしてもらえた…
拘束も解いて貰えた。
だけどこれで終りじゃなかった…
私は会った次の日から予定が入っていたのだけれど、キャンセルになってしまい、急に時間がたくさんあいてしまった。
彼にそれを伝えたら、
午前中の1時くらいまで時間が空く日があったようで、私の家で会うことになった。
私は彼に苛められたかったのか、彼に会いたかったのか、ちょっとわからなくなっていた。
両方だったのかもしれない。
だけど、会いたい、なんて…そんなのありえない…
そんなのおかしいよ…
だって彼は彼氏でもなんでもないんだから…
変態な行為しかしてないような相手なんだから…
出会いが変態行為からだったから、後から心がついていくことには抵抗があった。
だけど…よくわからない…今は…
でも、自宅に入れる気なんて最初はさらさらなかったのに、
それをこうして迎え入れたということは、ちょっと気持ちに変化があったのかな、と自分の気持ちを客観的にみてしまっていたりする…
そして、朝。
会ったばかりなのにすごく久しぶりに感じたのはなぜだろう。
少し話をして、彼は私の部屋を詮索して…汗
彼は何かをつくり始めた。
500mlのペットボトルから2cm位わっかにきりとり、それを少し小さいわっかに修正して、ビニールテープでまいていく。
なんとなく想像はついていたけど、私の口には絶対はいらないぞ!と思ってみていた。笑
私はあまり口が大きく開かない、骨格の問題なのか、なんなのか。
だから彼が作った簡易口枷はまったく入らなかった。
何度か修正し、私の口に、はめられてしまった。
そして、首には首輪が…
首輪をはめられる瞬間、ぞくっとする…胸がきゅんってなる…
ほんとの犬ならきっと嫌がるはずなのにね…
それだけで、少しスイッチが入り、ちょっとおとなしくなる私。
そんな私をラップでまいていく、あぐらのような状態で、手は後ろでにして…
そして首と足をロープで繋ぎ、短くひっぱる…
辛い…体の硬い私には特に…
座っている状態から後ろに倒され仰向け状態になると足がさがろうとするから首がすごく痛かった…
そんな私にはおかまいなく…彼は…
左右の頬にわけて
「変・態」
と大きく書いた…
そしてとれにくいとこ、という理由で首に
「放置中」
と…
首なんかに書かれるのは初めてで…
すごく恥ずかしかった…
やだぁ…恥ずかしい…
泣きそうになる…好きだけど嫌い…だって恥ずかしいんだもの…
そしてそんな状態で圧縮袋へ…
首痛い…だけどそれを訴えることもできない…
必死にもがいても喋ろうとしても、何をいってるかなんてわからない…
あんな簡単につくられた口枷のせいで…
そうこうしてる間に、掃除機のスイッチが入る…
あ、息すっとかなきゃ…
最初はまだそんな余裕があったけど、やっぱり首の痛みがきになり、必死で喚く…
そして2回位圧縮された後やっと、首のロープだけはずしてくれた。
それでだいぶ楽になりほっとしていると、また袋の口が閉められる…
と、思うと何を思いついたのかあけ始めた。
「買ってください、てかいとこっか」
そういって、彼はまた私の肌に
「買ってください、変態女
100円から」
そう書き、また袋を閉め始めた…
ほとんど寝させて貰えなかった…
眠っていてもすごく浅い眠りのようだった…
彼の手が私の口を覆うとすぐさま反応してしまう…
顏を背けても逃げることなんてできないんだ…
彼も仕事の後で疲れていないはずなかったし、こんなに何度も起こされるなんて思ってもいなかった。
朝が来たのか本格的に起こされた。
そして拘束を解かれたと思いきや…
体育座りで私を拘束しようとし始めた…
ところが、私の体は硬いので、満足に体育座りもできず。。。汗
すると、手と足を折った状態で拘束し、更に手はその状態から、顏の横へあげさせられ、固定されてしまった…そして、体にもラップが巻かれ…繭で覆われたかのようなひとつのものになってしまった…
彼のなすがまま、ひっくりかえされたり、揺らされたり…
自分ではどうしようもない…
手があるせいで珍しく顏に張り付かず私の視界をさえぎるラップをぼや~っとみていた…
呼吸穴をくれたから、呼吸はそんなにしんどくなかった…ただ手が、つらくなってくる…
そんな私をよそに、
「ごみみたい…捨ててくださいってかいて帰るわ。掃除のおばちゃんがきっと捨ててくれるだろうから。」
なんてひどいことを言い、ラップの上から本当に
「すててください」
って書いてしまった…
なかなか根をあげない私には負けたようで、拘束を解いてくれた。
彼としてはなんとしてでも私の弱音を聞きたかったようだけど…
そういわれると…ねぇ…
いいたくないというか…
よっぽど追い詰めてもらわなきゃ…いえないよ…
そして、これでお盆休み彼と会える時間は終わったはずだった。
拘束を解かれてベットに部屋に戻り、私はベットに寝転がりました。
すると、四隅にある手枷足枷に固定されてしまいました。
「ベットで寝かせてあげるけど、そのまま寝かす訳ないだろ~」といわれ、
え、もう寝るのか…と貪欲な私はちょっとがっかり…
だけどがっかりすることもなかったようでした。。
お約束のようにラップを顏に巻きつけられ…呼吸すら彼の支配下で…
ただでさえ恥ずかしい顏になっているはずなのに、たこ糸なんか持ってきて…顔に巻くのです…
苦しくて私自身はそれどころじゃなかったんだけど…画像とかも残ってなかったからどんな顔になっていたかはわかりません…
彼は私にラップを巻いたまま横で寝ようとしはじめました。
口に少しの呼吸穴を残して…
十分に呼吸はできているはずもなく、わめいていると
彼は起こされて不機嫌、という雰囲気で私を圧倒しつつ、また私を弄り…その繰り返しの夜でした。
手はドラえもんのようにラップで巻かれ指も使えないようにされてしまいました。。。
「指なんか必要ないよね…」
と囁き…
抵抗できない私に彼は落書きしはじめました…
今度は肌に直接、油性ペンで…
「好きに使ってください」とか
「いじめてください」とか…
「変態」とか…
胸からおなか、太もも、腕…
乳首は「乳輪小さいね」
といわれ、一回り大きくなぞられました…
恥ずかしくてたまらない…なのに私は落書きされるのが好きです…
外にでなくていい日なら、体中に落書きされたいって思う…足も体も腕も手も顔も背中もお尻も…
恥ずかしくて惨めでたまらないのに…そんなことで私は興奮してしまう…
なぜだろう…単純に痕をつけられること自体好きというのもそこに関係してくるのかもしれません。
体中にキスマークをつけられたい、って思うし、それと同じようなことなのかもしれない。。。
”貴方以外の誰にも見せられない体にしてほしい”
そういう思いからかもしれない…
ラップを巻かれ落書きをされ、拘束されている私をほって彼は寝てしまいます…
私も眠気には勝てずしらないうちに浅い眠りについていたようで、
急に口を塞がれ現実に引き戻されるのです…
彼は寝かせない、といっていたけど、本当に寝かせてくれなかった…
何度も私は彼に起こされ、呼吸を奪われ、言葉で散々苛められ…
私はそういう状態が嫌いじゃなかった…
ただなすがまま、相手の思うがまま、眠ることさえも…
この上ない無力な存在…
自分ひとりでは何もできない状態…
私それに憧れていた…
泣いてもわめいても私に自由は与えられず、支配の下でしか生きることができない。
そんな存在であることに…
彼がすること全ては
私の全てを知っているかのようだった…
この日私は、待ち合わせの時間に遅刻してしまいました。半分道に迷ってしまい、ついた時ちゃんと謝ったのに…
磔にされた私の体にはラップの上から
「私は今日遅刻しました。
反省中です。」
とかかれてしまいました。
後から見せてもらったムービーをみると、なんとも無様な姿でした。
こんな顏をみせていたのかと思うと…
こんな体をみせていたのかと思うと…
実際されていた時よりも今の方が数倍恥ずかしい。
そして、そんなことをされて濡れていたのだから。。。
彼がシャワーから戻るとやっとベットに横にしてもらえました。
体の拘束はまだそのままでしたが…
そして、クリトリスにローターをあてられ…ピンポイントにあたっていないだけに…もどかしくてもどかしくて…
彼は首輪を上から垂れている手枷にまた紐でつなぎました。。。
まるで飼われているよう。。。
そんな私の顔を自分の股に挟みこみ…
セロテープもとってもらえていないままなのに、一枚のラップを私の顔に思いっきり引っ張って張り付かせました。
嫌だ…絶対すごく無様な顔になってる…やめて…そう思っても私には抵抗する術はなく…彼はビデオを撮るために手を使わず太ももでラップをおさえつけ…息もできない変な顔になった私の顔を楽しんで撮っていたようでした…
恥ずかしい…苦しい…必死に呼吸を求めれば更に顏は歪んでしまう…
こんな顏を撮られているなんて…耐えられない位の屈辱でした…
そんな遊びに飽きたのか、彼は全ての拘束を解きました。
そして、手を後ろ手にし、足は曲げた状態でラップにまかれ、海老反り状態にされました。
足と首輪を繋がれて…
私はこれを一度違う人にされたことがあって、その話を彼にしていたことがありました。
それを覚えていたのか、彼自身の中にあったのかはわかりませんが…
顏をさげようとすると、首が絞まります…
だけど、正直気持ちよかった…
頭の奥がジーンと痺れる感じ…
別に首絞めが特別好きというわけではなく、きっとこの状況に酔っていたんだと思います。
一人で首をあげたり下げたり…それしかなす術もなく…哀しい位無力でした…
一度首輪にくくっている紐を時、口にかませられ、余った分は目に巻きつけられました…
今度は顔に縄が食い込む…
苦しさよりも、今度は恥ずかしさでした…
だけどやっぱり首輪に繋いでおくほうが反応がよかったのかなんなのか、また首輪に戻してしまいました。
そして、必死で顔をあげる私を嘲笑うかのように、首輪と足の間の紐をくいっと上に引張るのです…
そのふいうちに私は…
苦痛の声ではなく…
歓喜の声をあげていました…
その彼の行動に体はしっかり反応していました…
苦しさは…あまりなかった…
気持ちいい?というのも少し違う…
なんだか不思議な感覚…
しばらくすると彼は…私をお風呂場に…
湯船に…
怖がっている私をよそに、彼は楽しそうでした…
最初は仰向けで体育座り状態だったからまだましだったけど…
すぐにひっくりかえされ、また海老反りの状態に…
そして無情にもお湯は足されていく…
これは結構怖かった…
水自体は平気な私だけど…なんだかむしょうに怖かった…
結構なめてたかもしれない…
会う以前のメールで、告知されていたことだった。
ほんとにやるとも思ってなかったけれど、
「沈んだら、たまに髪の毛鷲掴みにして顔上げさせてあげるよ」
といわれ、ちょっとドキドキしてたりした…
私は髪の毛を触られるのが弱い…
男性の美容師さんに髪を触られるだけでちょっとぞくっときてしまう…
頭皮に性感帯があるのかなぁって思うくらい…
でも実際には顔を顎で持ち上げて息をさせてくれたけど、私が暴れまくったのであえなく終了。。
いつも生意気(らしい、彼にいわせると)な私が必死にもがいてる姿がみれて彼は満足だったでしょう。。。そう思うとかなり悔しい…
SMホテルへ行ってきました。これで彼と会うのは二度目。(仮名Aさん)
ホテルに着いて部屋を一通り物色して、少し話をした後
「シャワー浴びといでよ」
と言われたのでお風呂へり、でてくるとビデオカメラやデジカメがもうテーブルの上においてありました。
ソファに座ってるAさんの隣に、バスタオル一枚で座ると、かれは首輪を買っていました。以前首輪の話をしていたのだけれど本当に買ってるとは思わなくて…小型犬用かなとも思える幅の細い赤の首輪でした。
元々首輪は好きなのですが、もう長い間つけられることはなかったし、私にとってそれは主従の象徴のようなものであったから、つけられることに抵抗しました。
彼のペットでもなんでもないんだから…そう頭の中で反発していたから…
抵抗も虚しく簡単につけられてしまい、心地よい圧迫が首にありました。
すっかりおとなしくなった私を彼は立たせ、目隠しをしました。
ストレッチフィルムを直立状態でまかれていきます。。。
”あぁ、これで抵抗できなくなる…なすがままになってしまう…”
そう思いながら身を任せていました。
顏以外を巻き終えると、天井からのびている、手枷の鎖と首輪を繋いでしまいました。。後ろには磔台みたいなものがあって、そこにもたれた状態で足枷もはめられ、全く動けない状態にされ、目隠しをはずされました。。。
そして…
「哀希がよろこぶと思ってもってきたよ」
そういった彼の手にはセロテープが…
前にセロテープで顏をぐちゃぐちゃに変形させられる動画を彼にみせられたことがあったので、それと同じようにさせられるのだと瞬時にわかり、恥ずかしくて泣きそうでした。。
「豚鼻にさせられるの好きだったよね~?」
と…私の鼻を上げてセロテープで固定します。。。必死で顏を背けても、片手で顎をつかまれるとひとたまりもなく…
恥ずかしくて目もあけられません…
彼に目を開けるようにいわれてもあけないでいると…
「そんなに開けたくないのか~じゃあもう見えなくていいね?」
そういうと彼は私の目があかないように、かつ変な顔になるように、セロテープを縦にはってしまいました…
自分ではどんな顏になってるかわからないけど恥ずかしい顔になってることは確実だし、恥ずかしくて恥ずかしくて…
抵抗すらできず…きっともうその時点で私は濡らしていたんだろうな、と思う。。
ただでさえ惨めな顏になっているのに、彼はそんな私の顔を、磔台と一緒にラップでぐるぐる巻きに…
顏すら動かせない…
恥ずかしくて、惨めで…涙が溢れそうでした。
呼吸穴すらなく、必死で口を開けて少しだけでも漏れる空気を吸おうとしていました。。。きっとすごい顏になっていたんだろうな。。。
やっと口に呼吸穴をあけてもらったのもつかのま…口に何かをいれられます。。。ホースだ…
ホースをくわえた状態でまた上からラップが…
「しっかり咥えとかないと、もう助けられないよ。」
と脅され、ホースを咥えているしかありませんでした。。。
なんて惨めな格好だろう…見えないけれど容易に想像がつきました…
どうしてこんなことをされて私は感じてしまうのだろう…
身動きもとれず、視覚も奪われ、聴覚もラップで巻かれているので半分ぐらいしか聞こえず、呼吸さえ、管ごしにしか与えられず…
恥ずかしいのに、苦しいのに、私の躯はそれを求めてしまう。。。
ホースごしになんとか呼吸をしているのに、彼は無情にも。ホースに指をつっこんで、酸素を遮るのです…ひどい…
彼は普段気の強い私に弱音を吐かせたかったらしく、
「助けてっていったら、指はずしてあげる。」
「ごめんなさい、許してください、でもいいよ。」
と、私を屈服させようとそんなことばかりいいます。。
だけど、私もMのスイッチが入りきってないのか、そういわれると我慢強い性格と負けず嫌いが先にたって、そんな言葉を言うことができません。
結局先に折れるのは彼で、この晩一度も私はその言葉を言わずに済みました(笑)
酸素を遮ったかと思えば、今度はホースから自分の息を吹き込んできます、すると、急に空気に圧迫されて変な声がでてしまうんです。
やだ…恥ずかしい…そう思っても私に抵抗する術はもう全くなく、彼のやりたい放題でした。。。
それに飽きると彼はシャワーへ行くといい、私を放置してお風呂場へいってしまいました。。。
一人にしないで…そう思いながらも、そんなこと言えるわけもなく、たとえ口がきける状態でも、私の性格からは言える訳もなく。。。ただひたすら待つしかありませんでした。
きっと彼が思っていた以上に私は感じていた。それを彼に悟られたくなくてできる限り平気なふりをした。
自分をさらけ出すのは私にとって甘えることと同じで、恋人でもない、友達とすら呼べない人にそれはしたくなかった。
ならどうして会ったのかという矛盾はでてしまうのだけれど…
拘束をとかれてベットでたわいのない話やさっきの圧縮袋の話をしていた。
彼は私が圧縮袋にいれられたときの反応は布団ごしでみえなかったはずだった。
少し欲情させたくなってその時の気持ちをいった。
「袋が私を圧迫し始めた瞬間ぞくっとした。感じて涙目になりそうだった。」
と。。。
すると彼は、やはり私がそんなように感じていたとまでは思っていなかったらしく、それを聞いて圧縮袋の中に入れたがりはじめた。
ただもう時間は夜中。
騒音にもなるし…というとすごく残念そうで、でもやっぱりあきらめたくなかったのか、掃除機の音の実験を始めた。
そして掃除機に布団を被せれば多少音は防げるといい、再度圧縮袋へ…今度は裸のまま…
怖くないわけじゃなかった。
私は基本的に暴れるのが苦手だ。
控えめな暴れ方じゃまだ大丈夫だと勘違いされたりしたらどうしようとか思う。
外の人間に限界を見極める術は中の人間の表情と動きだけなのだから。。。
だけど彼の行動をみて少し安心した。
すぐに圧縮袋のチャックを開けれるようにあけやすいように、暴れだしたらつまみにくくなるからとテープを口にはってあけやすくしていたようだった。
そして掃除機の音が聞こえた…
周りの空気がなくなっていく…奪われていく…
私を物にするために…
自分では自由にならない自分の躰。
私はそんな状態が好き。
なすがままされるがまま…
そして圧縮袋の中では呼吸までも制限される…
どんどん苦しくなっていく…
残り僅かな空気を吸おうとするとビニールが余計に私の体を締め付ける。
自分の呼吸で…
限界が近づき必死でもぞもぞと体を動かし「出して…」と願う…
苦しい…お願い、出して…
限界の少し前に開放された。
袋が開き、彼が私の顔を覗いた。
その表情は少し心配そうに案ずる顔と、楽しそうで、でも理性を保とうとつらそうな顏…そんな風にみえた。
息もすこしあがっていて、苦しかったけど、なんだかその目にみつめられると恥ずかしくなって思わず微笑んでしまった。。。
彼はあまりセックスに執着がないらしい。
私と似ているな、と思った。
私は元々、セックスを必要としない、基本的には相手が望むなら、という感じ。決して不感症ではないし、したらしたで気持ちいい。
だけど私が欲しているものじゃない。
拘束されたり苛められたり…そんな時に感じるゾクゾク感、胸の奥からこみあげるような快感、それはセックスでは得られない。
セックスも奉仕も、サービスされるのも苦手。相手を好きだからできることであって自分からしたいとは思わない。
セックスに1時間かかるなら、その間拘束されて放置されて、たまに遊ばれて、言葉で苛められて、泣いて…そんな方が私にとってはずっと満足感が得られるのだ…
どこまで私は変態なんだろうと思う…
だけど、つきあってもいない、愛してもいない、はじめてあった彼のその目をみたとき、あぁこんな人が彼氏だったらいいな、と一瞬だけ思ってしまった。
もちろん性癖だけでお付き合いはできないし、性癖よりも性格や気があうことの方が大切だからそれだけで好きになったりはしないけれど、
私の性癖ととことん合う人かもしれない、そう思った。
そう思えば思うほどなんだか素直になるきがしなくて、なぜか憎まれ口ばかりたたいてしまう。
あぁ、だけど私は昔からそうだったな、と思い出した。
かまってもらいたくて毒を吐く、苛めてもらいたくて苛めようとしてしまう。
子供っぽくかわいくないやりかただな。。。昔からプライドが高く気が強い、なのに甘えたでさびしがり…そんな私にはこういうやりかたしかできないんだ…
直立のまま少し放置され、なぜかバランスをとることが辛く今にも倒れそうだった…
「早く横になりたいだろ。」
私の心理状態がまるわかりだった。さすがは経験豊富なだけあるなあと思いつつも、少し恨めしく感じながら倒れないようにいることに必死だった。
早く横になりたいのにそれをねだることもできずただされるがままだった…
そしてやっとのことで横にして貰えた。だけど横にされると余計に体が圧迫されるように感じた。
足先さえもラップ(=ここではストレッチフィルムの意)に包まれ鼻以外は全て外界から遮断されたようだった…
唯一の呼吸穴…非情にも彼はその上にラップをかける…すきまから少し空気が入ってくるぐらいに…
吸おうとすると鼻にはりついて空気が入ってこなくなる…静かに呼吸をすればまだましだったのかもしれない…だけど圧迫感と「物」になった興奮で息があがっていた。そしてクリトリスに当てられたローターがたまに動く時、体はピクピク反応してしまう…
きっと彼は初めてでどこまでしていいのか不安だったのだろう、あまり苦しくなるほどではなかった。。
放置というほどの放置もしないうちに、腕が圧迫に耐えられなくなってきた…手首を縄で長時間縛られてゆびが痺れる時のように腕全体が痺れて痛くて…
私はこういう痛みを伴うと素に戻りそうになる。
もぞもぞすることでしか腕の痛みを訴えることができず…
やっとのことで解放され、その瞬間汗だくの自分にきづいた。
中にいると汗をかいてるかどうかなんてまったくわからなかったしそんな余裕もなかったから…
すぐにタオルを渡してくれた。
う~ん全てを見越しているなぁと思いつつ…汗をふいた。
少しずつまわりの空気が吸いとられて行く…ゆっくりと…だけど一定の量を越えると急激に早く吸いとられて行くように感じる…
布団が私を包んで圧迫していき始めた頃私が感じたものは、恐怖ではなく快感だった。
縄で縛られ始めるあの感じとよくにてる。ドキドキとゾクゾクがまじりあった感じ…
危うく涙目になるところだった…ゾクッとして胸の奥から何かがこみあげる感じ…その感覚に襲われるとその気持ちよさに私はよく涙を流す。。この時もそうだった。でも彼には強がりなことも色々言っていたり虚勢をはっていた。だから怖いと言っていたのに気持ちよくて涙が溢れそうになっている、だなんてなんだか恥ずかしいし悔しいから必死で我慢した。
息が苦しくなる前に彼は私を出してくれて、でかけていたM性を必死で抑えつつ私は圧縮袋から出た。
笑ってごまかしつつ私はシャワーを浴びにいった。ストレッチフィルムに巻かれる為に…
シャワーからでて少し話をしてからついに巻かれる時がきた…
気を付けの状態でたたされて、まずは抵抗できなくする為が上半身を何重かまかれた。。それだけでも圧迫感は結構なものだった…
感じた顔をみられるのが恥ずかしくて平気なふりをしてた。
そのうちに平気なふりをする必要もなくなった…
ストレッチフィルムは足元から順に顔まで巻きあがってきたから…どんな表情をしてても気付かれることはない…
だけどその変わりに恥ずかしく無様な顔にされていった…
その時はわからないけれど後日DVでとった動画をみると、そこには私とはわからないような顔になった私、がいた…