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Another me~完全拘束に身を委ねて~

Another me~完全拘束に身を委ねて~

圧縮袋やラップでの完全拘束、呼吸制御と窒息、マミフィケーションなどのSM的嗜好を持つ二人のことを書き綴っています。


先天性

Category: 徒然   Tags: ---
SMバーなんかに行くと、よく飛び交っている質問ですね。

Sですか?Mですか?


Sと答える男性の半分くらいはM男性。


Mと答える女性の半分くらいは寂しんぼ。




あ、私の主観です。






SやMって先天性と後天性の二つに分かれていると私は信じていて。


もしその二つが存在するなら、私は明らかに先天性だと思います。


性教育も受ける前から、SMという言葉を知る前から、私はSMに惹かれていたんですから。



小学生の頃、親がいない隙を見計ってはラップを体に巻いて遊んでいた。
お腹に巻いたりして、特に拘束していたわけではなかったけど、なんだか興奮していた。

薬箱にある包帯をこっそり取ってきて巻いてみたり。
もとに戻すの大変だったな…。


手元にある拘束できる長さのものって毛糸くらいしかなかったから、毛糸を使って足を拘束してみたり。
↑これは親にばれた記憶がある。おまじない!とかいってごまかした記憶が…。(笑)



高校生くらいになってSMという言葉を知った。

家に持って帰れないから、高校の近くでレディコミを立ち読みしたり、

掲示板で知り合った男性にリモートで虐められたり。

オナニーの仕方もリモートで教えられたな。(笑)


この頃のことは結構インパクトがあって今でも覚えてる。

一度も会わなかった広島の既婚男性。
朝が早い人で朝5時とか6時に通勤していたような気がする。

私は実家だったけど、夜寝るときはいつも部屋にカギをかけて寝ていた。

両手には綿ロープを巻き付けて、両足は綿ロープでベッドの足に縛り付けて。


朝、毎日電話がかかってくる。

私はその着信音だけで発情していて。
イヤホンが自動応答するようになっていた。と思う。


優しくも意地悪な声色で散々言葉で責められその人は仕事へいってしまう。


私は悶々としながら、また少しの眠りにつく。

決して自由にイカせてはもらえなかった。
その頃既に私は脳イキを覚えていた。そんな言葉あることすら知らなかったのに。

どこにも触れていないし触れられていないのに、言葉だけでイキそうになる感覚はこの時培ったなぁって思う。(笑)



その人とは一度も会わずに終わったけれど、今でも覚えている位記憶に残っている。


高校を卒業してからは「ご主人様」を探すべく精力的に動いてた。

掲示板に投稿しては、会話のキャッチボールができる人を探すだけで一苦労だった。


あと、「縛れる」といって実際縛れた人は一人くらいしかいなかった。(笑)



20代前半までが一番好奇心旺盛だったなぁと思う。


本当はもう少し心が成熟してから知った方がもっと豊かな気持ちになれたかもしれないと残念に思う気持ちもある。


でも、本能だったんだろうな。




親にばれるかもしれない実家であんなことしてたなんて、頭おかしいとしか考えられない。(笑)




そんな私も年と共に、SM欲はおさまってきていたのでSMなくても生きていけるんだなぁって思った。

私はSMなしでは生きていけないと本気で思っていたから。

ほとんどのM女さんは心が満たされればSMしなくても大丈夫な場合が多いと思う。


私にもそういう部分はあるけど、やっぱりマゾヒズムは消えないんだなって今回改めて思い知らされた。




先天的なんて本当はないのかもしれない。でもやっぱり不思議なのは何の情報もない幼少時代にSMを感じていたこと。

ただ、時々思ったのは、私は本当はサディストなんじゃないか。自分を虐めて楽しんでるんじゃないかって思うことがあった。

スイッチャー時見ていて責めることもあったし、その時はMの気持ちがわかる分より興奮もした。



私の生き方次第ではサディストに育っていたのかもしれないなぁ、なんて思う今日この頃。



テーマ : SM    ジャンル : アダルト
今回の動画は、さすがに7年ぶりということもあり、比較的ソフトだったのかもしれません。

これまでとか後日アップする予定の後半のに比べれば、の話ですけど。


私からすれば十分ハードだったので・・・。


後日アップする後半の動画は最後の方かなり悲鳴がうるさかったです。
イヤホンつけて編集してたんですけど、悲鳴上げだすと突然音大きくなるから自分でびびってしまいました。(笑)

どんだけ悲鳴あげるねん!うるさいわっ!てなった。(笑)
編集中はマゾモード封印するので、超冷静ですw


でも、一方でこんなに辛そうなのに、どうして解放してあげないんだろう。ひどい人だなぁ。

って本気で思います。


私は頭の中に冷静な私がいることがほとんどなので、多分中々パニックにはなれない人だと思うけど、
もしかしたらきっかけひとつでそうなるかもしれない。


責める側は怖くないのだろうか?

いつもそう不思議に思う。


彼とプレイ後別れたあとやり取りしている時に彼が言った言葉。

「なんか久しぶりに人の命弄んでるなぁって思った。」

命を弄ぶって凄いフレーズですよね。
でもなんだか気に入って使ってしまう。


命を弄んで楽しめるって相当拗らせてますよね。


それを受ける私も相当拗らせてるけど。(笑)


先日私は私の思ったことと気持ちを彼に伝えました。

彼に対して今までこんな熱量で気持ちを伝えたことはなくて、こっぱずかしかったけど

伝えておきたいと思ったから。


伝えておかないと後悔すると思ったから。恥ずかしくても言っておくべきだと。

別に、愛の告白をした訳じゃありませんよw



先月、彼が7年経った今もまた私とプレイしたいと思ってくれたこと、声をかけてくれたことがとても嬉しかった。


その気持ちを伝えてくれた時にちゃんと私の気持ちを伝えられてなかったなって思っていたから。




久しぶりに再会して、久しぶりにプレイして、思った以上に酷い目にあって、思った以上に辛くて。

私の感覚からすると、手加減してくれたのは最初の方だけ。

私じゃ彼の相手なんて務まらないと思うほどにはきつかった。
本当に私でいいんだろうか?
もっと可愛くてもっとスタイルよくてもっとハードなM女もいっぱいいるんじゃないかって。

前のパートナーの話を聞いたりするとそんな風に少し不安に思ってしまう。
過去のプレイの話とか楽しそうにしてるし。

ほんとに、私じゃないとだめなのかなぁって。そんな気持ちがよぎる。





でも、彼と別れて家に帰ってきて冷静になった時に私が感じたのは、「幸せ」だった。


最初は「幸せ」なんて言葉思い浮かばなかったんだけど、言葉を文字にした時、あぁそうだなって思った。
ふと思いついたこの言葉がしっくりきた。



そこにはプレイがどうとかじゃなく色んな理由がある。
彼にもそれは言ってないので、敢えてここでは文字にしないけれど。



彼に気持ちを伝えた時、


「本当に無理になった時は正直に言ってね。」

と言われた。


そんな日来るんだろうか。

ぞんざいに扱われたらそりゃあそんな日すぐ来るかもしれないけど。

今は想像つかないな。


SMに関わらず私は順応力が高い方だと思う。


だから彼のサディズムに順応していって、もっと深みに堕ちていくんだろう。


それは少し恐いけれど、堕ちるところまで堕ちていってみるのもいいかもしれない。



私のマゾヒズムで彼のサディズムを一度でも満たせられたらいいなと、今は思ってる。



あくまでも今は。

気まぐれなので、いつ気がかわるかはわかりません。(笑)





テーマ : M女のつぶやき    ジャンル : アダルト

昨日はめちゃくちゃ眠かったのに、結局夜更かししてしまって、なのに今日も早くに目が覚めてしまって。


今まさにめちゃくちゃ眠いのでちょっと寝ようかと思っていた矢先。

COCOASOFT様のツイートで私の動画がサイトに掲載されたお知らせが。


そんなわけで、PC立ち上げてブログを書いています。


1本目は序盤のストレッチフィルムのみのマミフィケーションからテープマミフィケーションで柱に拘束されている辺りまでです。

↓Talaat.netのサイトへ飛びます。
久しぶりの呼吸制御と初めてのテープマミフィケーション


関連するプレイ記事はこの辺り。
全てを動画に撮れているわけではないので、記事にあって動画にないということもあるので、その辺りご了承下さい。

7年ぶりの完全拘束vol.1~ストレッチフィルムで柱に磔~

7年ぶりの完全拘束vol.2~ストレッチフィルムで柱に磔~

7年ぶりの完全拘束vol.3~ストレッチフィルムで柱に磔~

7年ぶりの完全拘束vol.6~テープマミフィケーション~

7年ぶりの完全拘束vol.7~テープマミフィケーション~


自分の動画を見ていると、他人が映っているのを見ている気分になる。
羞恥心も強いほうなのに、どこかかけ離れたところにいて、そんな気持ちにならない。

例えば彼と一緒に見て色々意地悪言われた恥ずかしくなるんでしょうけど。(笑)


元々2012年に動画を公開し始めましたが、その経緯も残ってなくて覚えてない。
なんで公開に至ったんだっけかな。忘れちゃった。


これは自己顕示欲なのだろうか。動画を見てほしいという気持ちは。
これに関しては自分の感情がちょっとよくわからない状態ですが、
誰かの心が疼いたり、興奮させられたりしたとしたら、M女冥利につきるなと思っています。



テーマ : SM    ジャンル : アダルト

「これ、着て。」


と渡されたのは全身タイツ。


事前に私の住所に送れてきていたピンクの全身タイツ。



なんでピンク・・・ただでさえ全身タイツって私からすると恥ずかしいのにピンクとか尚更恥ずかしい・・・。



そしてもちろん圧縮袋の再登場・・・。

もう圧縮袋は終わりだと思っていたのに…。



一回目だけは早めに解放してくれた。
でもそれ以降は本当にひどかった。


壊れていると思っているから、少しでも私が息出来ているのをみるとすぐに空気を抜いてしまう。

壊れているといってもそんなにすぐ沢山の酸素が入ってくるわけじゃないのに。


これ以上抜けないくらい空気を抜く。


吸引ポンプのスイッチが入るだけで怖くてたまらない。


空気を抜かれながらすでに暴れていた。



壊れていても、タイミングによっては中々まったく空気が入ってこない時もある。

それに今吸いたい空気がないんだから当然窒息するわけで。


圧縮袋に入れられるといつも思う。必死になるとこんなに暴れてしまうんだなと。


回を重ねるごとに限界は引き上げられていく。


怖い、怖いよ・・・。


やっぱり圧縮袋は苦手・・・。



会う前に圧縮袋に入れた状態で電マとかローターで快楽責めもいいねと言われてた。


電マはもってなかったし、ラブホにもなかった。ローターは多分目にとまらなかったのかな。


こんな状態で快楽責めなんて耐えられるわけないって思った。


今回は免れたけれどきっといつかされるんだろう。


快楽責めというのはあんまり経験がないので未知の世界。

全く興味がないかと言われれば嘘になるけどやっぱり怖い。



何度か圧縮されては解放されを繰り返し、やっと圧縮袋から解放された。


ソファに座った彼の前に私が座り込んでいるカタチになって、乳首に触れられる。


「こんなピンクの全身タイツでこんなに乳首たたせて恥ずかしいね。」


と彼はいい、私は恥ずかしくも体を震わせイキそうになる。


こんなにたくさんひどい目にあった後なのに、私はこんな簡単なことでイキそうになってしまうんだ。



全身タイツを脱がしてくれて、

「シャワー浴びといで。片付けしとくから。」


終了の合図。


途端に私はもう終わりなの?と物足りなさを感じてしまう。


もう、そんな体力も余裕もないはずなのに、もっと色々されたいって思ってしまう。



本当にどうしようもな変態だ。





 Fin

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息ができないってスイッチが入ると悲鳴を上げ続けるしかなかった。


私が寝かされている左側にソファがあったはずで、彼の気配もそのあたりにあった。

私は彼にアピールするように、左をむいて暴れていた。

あんなに動けないと思っていたのに、本気なると上半身持ちあがってた。


ずっと左側を向いていた。こんなひどい目にあわせているのは彼なのに、彼に救いを求めてた。


取って、お願い、ねぇお願い・・・助けてって思いながらずっと彼の気配がある方に暴れて、悲鳴をあげてた。



もうさすがに解放してくれると思っていた。



そんな私の気持ちをよそに彼は新しい遊びで私を責め始めた。


また、テープで息を遮られる。

一度苦しいってスイッチが入るとなかなか「無」にはなれなくて、すぐに悲鳴をあげてしまう。

もう限界・・・と思った瞬間解放されてほっとする。


なのに、息をしっかり吸う前にまた彼は私の呼吸を遮る。

何度も何度も繰り返されているうちに、酸素を感じても息をするのがこわくなった。

「吸おうとしたら塞がれる。」

そう思い始めると私はいつ息をしたらいいのかわからなく、ずっと苦しかった。

息を吸える一瞬のチャンスさえ自ら手放していた。


もうそうなってしまったらテープで塞がれていようが塞がれてまいが一緒だった。

終わらない苦しみ。

「気が狂いそうだよね。」


みたいなことを言われたような気がする。


あぁ、楽しんでいる。


私の命で彼は楽しんでいる。


一呼吸おいては何度も繰り返された気がする。


気が狂ってしまえば楽なのに、パニックになればきっと解放してくれるのに。

気絶してしまえば何もわからなくなるのに・・・。


私はそのどれにもなれなかった。



何度も何度も繰り返され、やっとテープを外してくれてこれで解放されると思っていた。

「もう出たい?」

首を横にふる。

「そうだなぁ、そろそろかなぁ。」


そういいながら、彼はまた私の鼻にテープを貼る…。

あまりよく前後の状況は覚えていないけれど、インパクトが強すぎて、絶望感が強すぎて覚えていることがある。


ビニール袋を被されて、その上から何かを被された。


その何かがなんなのか、なぜかすぐわかった。


全頭マスク・・・。この瞬間が一番怖かった。絶望感が強かった。

すぐに助けて貰えない恐怖。

後ろの編み上げまでは絞められていなかったけれど、もうほとんど私に体力は残っていないなか、

全頭マスクから解放されても私の顔にはビニール袋が張りついている。

ビニール袋から解放されても私は鼻でしか息が出来ないのに…。


そんな風にあの状況下で正しく恐怖を感じていた。


パニックになんてなれるはずないんだ。


怖くて怖くて、でも逃げることもできない。

私は、無力だった。



これが最後だっただろうか。



「仕方ないからそろそろ出してあげようかな。」


やっと本当に解放してくれた。



怪我をしないように丁寧に丁寧にテープを切ってくれる。


首辺りを切る時に


「動くなよ。」


と言われ、彼は普通に危ないから言ったんだけど、つい萌えてしまった。あぁどうしようもないマゾ心・・・。


解放されると寒くて寒くて自分で抑えられないほど体がぶるぶると震える。


自分の体なのに、なにこれっておもしろかった。


水分補給をして少し休憩した。


まだ、チェックアウトの時間には余裕があった。


きっとこれで終わりじゃないんだろう。次は何をされるんだろう・・・。


恐怖なのか期待なのかよくわからない感情だった。

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「腕、痛い?」


喋れないから首を横にふる。
いつもなら首を縦にふる位の時間は経っていた。

きっとうまく巻いてくれたんだろう。痺れは一切なかった。


でも、怖くて一瞬だけ迷った。痛いふりして解放して貰った方が…なんて。

どうにも嘘がつけない性格なので、結局素直に首は横に振っちゃったんですが。


「じゃぁ、まだこのままで大丈夫だね。」

と彼はいうけれど、私には

(じゃあ、まだまだきつく責めても大丈夫だね。)

にしか聞こえませんでした・・・。


呼吸ができるのは鼻の穴だけ。


テープの音がしたら、もう次自分がどんな目にあるかすぐわかってしまう。


なんとか貼られまいと頭を左右に動かす。
意味のない抵抗だとわかっていながら、そうせずにはいられなかった。

「まだ、なにもしてないでしょ」

と少しイラついた声が聞こえる。


あぁ、呼吸ができなくなる…。


彼は丁寧にテープを鼻に貼り付ける。
執拗なくらいに鼻に密着させていく。


息が荒くなっている私はもちろんすぐに苦しくなる。

いつ取ってくれるのかもわからない恐怖の中、しばらくは悲鳴をあげる前に解放してくれた。


でも、終わらない。

何度も何度も…。

時には馬乗りになった状態で私の呼吸を管理する。

私は彼の体の重みを感じながら・・・興奮しているのか苦しいのか辛いのかもうよくわからなくなっていく。


何度も何度も繰り返され、私の体力も少しずつ削られていく。

喚く元気もなくなっていく。



もう、どうにでもして・・・。


そう思った瞬間が何度かあった。


悲鳴の上げ方がわからなくなる瞬間がある。

静かに呼吸をして解放してくれるのをまってしまう。

呼吸していたのかもあやしいくらい、静かだったと思う。


「無」になっていく。


そんな私を見ると彼は不満そうなオーラ全開で私の体を揺らす。


みえないけど、わかった。


静かに耐えるのとか求めてないと言わんばかりのオーラが。



わかってる、彼は私の悲鳴が聞きたいんだって。


でも悲鳴あげる体力もうないんだ。

不思議と静かにしていると以外と苦しくなくて、このままでいられるんじゃないかって。

もしくは苦しまず気絶できるんじゃないかって。



そう思ってしまう。


でも、一旦「苦しい」ってスイッチが入ってしまうと、もう一瞬も耐えられなかった。


あの感覚は本当に不思議で、表現がとても難しい。


「パニックに陥る」か「無になる」か、どちらかなのかもしれない。


「無」になってしまう時は楽しませてあげられなくてごめん…そんな感情が多くを占めてた。

彼もきっとよくわからなかったんじゃないかな。

まったく規則性もなく悲鳴をあげてみたり、静かになってみたり。


何度も何度も繰り返される。


「悲鳴が聞きたいな。」


と私に馬乗りになった彼が鼻にテープを貼る。


そんなこと言われたら、「無」でなんていられないじゃない・・・。


辛いのに苦しいのに、もう悲鳴あげる元気すらないのに。


何度も何度も・・・


私の悲鳴を引き出すべく私を責める。


もう許して・・・お願い・・・もう嫌、もう無理だよ、もう耐えられない・・・もう限界だよ・・・


頭のなかはそんな感情でいっぱいだった。


「出してほしい?」


力なく頷く。


「まだに決まってるでしょ。」


そんな問答を何度もしたような気がする。


辛かった。本当に今までで一番くらい終わりが見えなくて苦しくて余裕がなくなっていた。

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暫くして、柱から解放されると床に寝かされた。

まだこの時点で腕は、全然痛くなかった。

せっかく丁寧に巻いて貰ったから、痛くて解放して貰うしかないなんて状況にならないでほしいと願っていた。


モノになって横たわっている私を、彼は自分の体全体で圧迫するような体勢で強く抱きしめる。
私は、圧迫されるのに弱い。
足で踏まれた時もそうだったけど、圧をかけられるって好きみたい。


「いいねぇ。このまま持って帰って抱き枕にしたい・・・。」

と満足そうな声が聞こえる。見えなくても声色でわかる。楽しそう。


心地よい圧迫とこの異常な状況と彼の言葉に息が上がってしまう。

厳しい呼吸制御をされてなかったら、私はホテルを出るまでに何回脳イキしていたんだろう。
本当に、憎いくらい私のツボをついてくる。
呼吸制御もほどほどだったら気持ちよくなれるんだけどなぁ。(笑)


彼に呼吸制御をされると生きるのに必死になるから、そういう快感は感じる余裕がない。。


ふいに圧迫感が消えた。


何も見えないので彼の動きがわからない。

突然お腹に軽い圧がかかる。

足で踏まれてるんだって思うと、自然とはしたない声が出てしまう。
本当にどうしようもな体だ。

暫く足置きにされ、またビニール袋を被せられた。

鼻しか息できないのに・・・。

テープの音がする。

いやだ、袋の口閉じないで・・・。ほとんど動かせない首でいやいやする。

案の定、首元にテープが巻かれる。

「さて、ちょっと仕事のメールするね。終わるまでそのままだよ。

 大事に呼吸しないと、メールし終わる前に酸素なくなっちゃうよ。」


そういうと、私のお腹の上に何かを置いた。
PCの立ち上がる音がした。ノートパソコン置かれてる・・・。

お腹の上で鳴る早いタイピングの音、少しずつPCの熱であつくなっていくお腹。
不思議な感覚だった。

本当にモノになったかのよう・・・。


でも、モノにはなりきれなかった。
真綿で首を絞めるように少しずつ息がしづらくなっていく。

ビニール袋を外してほしくて、ずっと鳴いていた。

「うるさいなぁ。 ちょっと空気減らしこっか。」


そういって私の顔を触り、ビニールを押し付け空気を逃がす。

実際には、首できつくテープ巻いてるわけじゃなかったと思うので、そこまで大きな影響はなかったかもしれない。
でも、その言葉と手で私はまた余裕をなくしていく。少しずつ少しずつ。

お仕事の邪魔しちゃいけないみたいな殊勝な気持ちもあったり、
でも早く終わってほしかったり、かまってほしかったり・・・。

少し緩やかな呼吸制御だったからか、そういった色んな感情が渦巻いていた。


「よし、終わった。」


そういうと、PCを片付けて今度は布団にくるまれた。

鼻でしか息が出来ない私には、布団の厚みは窒息するのに十分すぎた。


暑さなんてもはや感じない。ただただ、息苦しい。


「このまま圧縮袋いれちゃおうかな・・・。」


という声がかすかに聞こえてまた怖くなる。
でも、直立じゃ入れられないはずだし、きっと冗談だ・・・。と自分を落ち着かせる。

案の定、圧縮袋には入れられずにすんでほっとした。


布団から解放された後はまた、厳しい呼吸管理が始まった…。


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柱に固定され、当然の如く彼の手が私の唯一の呼吸穴を奪う。

彼の手だけで、彼の指だけで、たったそれだけで、私の全てはなすがままだった。


そして、また頭も柱に固定された。

ストレッチフィルムだけの時よりも、覆っているものが多いからか絶望感は大きかった。

鼻だけ残してぴったりと柱に固定された。

この後起こることを想像したら怖くて怖くて、か細い声で鳴いていた。


もう、何も動かせない。身じろぎすらできない。
自由に出来ることは鼻の穴で呼吸をすることだけ。

そんなささやかな自由も彼は楽しそうに奪う。


視界も奪われている私は突然息苦しくなって怯える。
鼻にテープをぴったりと貼られた。鼻に密着するように丁寧に指で押さえていく…。


暴れることもできないのにどうやって限界を伝えたらいいの・・・。

ほんの少しだけどこからか入ってくる酸素で耐えていた。
限界が来る前に解放してくれて、ほっとしたのもつかの間またテープを戻された。


この絶望感を味わうと、さっきのようにかすかな酸素を探すこともままならなくなる。


また、私は体を上下に揺らす。


「せっかく綺麗につくったのに、暴れられたら困るからね。」

と、激しく暴れる前に解放してくれた。


あぁ、きっと本当に簡単には解いてくれないんだなと、その言葉で覚悟するしかなかった。


そして、限界が来る前に外してくれる変わりに、何度も繰り返された。
終わりのない恐怖を私に与え、私は少しずつ追いつめられていく。


テープの後は、ストレッチフィルムで鼻すら柱と一緒に巻かれてしまった。
巻き付けられるというのはテープを貼られるより怖い。
ただでさえ簡単には外してくれないのに、その上外す時もすぐ外れないんじゃないかって不安になってしまうからだと思う。


恐怖心と息苦しさで、私はまた精いっぱい体を上下に揺らす。

こんなことぐらいしか出来ない自分の無力さを実感し、恥ずかしくて情けなくてたまらなかった。

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休憩を挟んでくれて、彼が買ってくれていたサンドイッチを食べる。

封をあけてくれて、一つ渡してくれる。
彼はソファの上にいて、私は床にいてソファにもたれかかっていた。

テレビをつけて、少し普通の時間が流れる。

サンドイッチを食べ終わり、緩やかな時間が流れる。

「そんなんでテープマミーなんて耐えれる?言っとくけど巻いたら1,2時間はださないよ?」

何も言い返せない…汗


そんな話をしながらなぜか彼は私の髪を触り続けてた。
なんか色んな新しい行動に戸惑う。嬉しいから戸惑っているんだな、とちょっと照れくさくなる。


暫く迷っていたみたいだけど、巻くことを決めたようでまた私を部屋の中央に立たせた。


手も一番楽な場所を決めさせてくれて、

「そこでいいんだね、痛くなってももうだしてあげないよ。」



気を付けの姿勢で巻かれていく。


どうか、腕が痺れませんように。そう願いながら巻かれていく。


「巻かれてる間暇でしょ?」

と、またビニール袋を被せられた。

珍しく巻くことに集中していてあまり構って貰えなかった(笑)

ストレッチフィルムを巻き終えると、何か所か縦に上から下までテープを貼っていく。
ほんと作品作ってるって感じがした。

そして、白いビニールテープで巻かれていく。


丁寧に丁寧に巻かれていく。
まるで美術品でもつくっているかのようだった。

体を全部巻き終え、

「後は顔と足だけだね。」

と言う。


ストレッチフィルムだけよりもやっぱり圧迫感が違う。

また、これで全部奪われる。

そう思うと、怖いくせにドキドキした。


「鼻と口どっちにしようかな…」

もともとラップの時点で開いていたのは口元だったけれど、彼は鼻呼吸を選択し、口元はぴったりと閉じられた。


鼻の穴に指を突っ込んで遊ばれる。


もう、この小さな二つの穴でしか私は息が出来なくなったことを実感させられた。


鼻の穴しかあいていないのに、またビニール袋を被せられた。
袋の口を絞られ呼吸制御される。

せっかく出来たのに暴れられたら困るから、と喚く前に解放してくれた。

彼の手が私の顔に触れると、その振動と音が顔中を巡る。
その振動に私はまた息を荒げるしかないんだ。



全部巻き終えたら横にしてくれると思っていた。
ふいに持ち上げられ、また柱の前に立たされる。

そしてまた、私の体と柱が一体化するようにストレッチフィルムで巻かれた。


もうただでさえ動けないのに。

視覚も奪われ、喋ることも許されず、ただ少し身を捩ることすら奪われた。

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昔話

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彼と改めてパートナーになった事は決して後悔してません。

久しぶりのプレイは私にとってかなりハードに感じたしきつかったけれど、寂しくなかったから。


8年前、7年前は会った後いつも寂しくて虚しかった。


だから今やっと本当にパートナーになれた気がしています。
独りよがりかもしれませんが。





15年前の2005年、偶然彼のサイトを見つけました。
どうやって見つけたかはもう覚えてません。

でも、なんだか凄く気になってメッセージを送った。


そんな出会い方をしたのに、私は負けず嫌いでプライドが高くて、そんなプライドをへし折られたくて
いつの間にか生意気な態度をずっととっていた。

彼をばかにしたような態度を取っていて、でも彼は私が本当にばかにしてるわけじゃないのもわかっていて。


昔彼が言っていた。

「抵抗する方が虐めがいあるけど、素直になったらなったでそれ相応の虐め方するし。」

と。


当時はその言葉の意味がわからなかった。素直に従うなんて選択肢がなかったから。


私は自分に言い訳していたかったんです。
無理矢理だから仕方ない、自ら望んだ訳じゃないって。
拘束されて、抗えなくて、仕方なく受け入れてるんだって。

そう、思いたかった。
変態な自分を否定したかったのもあるんだと思う。

それはきっと、人間としても女性としてもマゾとしても自信がなかったから。


時々会う関係が細く長く続いていた。


その中で彼は家庭を持ち、私は彼氏が出来たり。


私にご主人様が出来てもう会えないと伝えたこともあった。

本当に私の勝手で会ったり会わなかったりしてきた。

私がそのご主人様と別れた後、また彼と会うことになった。


そして、ネット上でパートナーとして公表したのが2012年。


動画もアップし始めた頃でした。



でも、プレイをした後どうにも寂しかった。
なのにプレイはハードになるばかり。



こんなにハードなのに、それを耐えたとて、彼は私をプレイメイトとしてしか扱ってくれなかった。

これ以上は無理だと思った。心が壊れると思った。寂しかった。

でも彼の気持ちは理解していたつもりです。だから仕方のなかったことだとも思っていました。


自然消滅のようなカタチだったけれど、結果的には多分私は逃げたんだと思います。

最後に会ったのは2013年。その後も時々メッセージのやりとりはしていたし出張の折りには飲みに行く約束もしていた。


でも、結局そのまま疎遠になり連絡を取ることもなくなった。


もう会うこともないんだろうなと思っていた。


Twitterで哀希のアカウントを覗くこともほとんどなかった。



ストレスが大きくなって、SMしたいなって思ったらつぶやけるのはこのアカウントしかなくてそのまんま呟いた。
それが今年の夏。

彼は1週間に1回程度しかTwitterをみていなかったらしいのに、そんな私のツイートを1日も経たないうちにみつけた。
そしてメッセージをくれた。


そんなわけで今に至ります。(笑)


運命なんて言葉を信じるほど乙女ではありません。

でも、途切れない縁ってあるんだなと今実感しています。



一期一会。
そんな言葉が頭に浮かぶ。


彼から貰った言葉はとても嬉しかった。
それでもやっぱり不安になる。

「私に声かけたの後悔してない?別に私じゃなくてよかったって思ってない?」

って聞いてしまう愚かな私。


私じゃなくて、ハードなこと受け入れられるMならそれで別によかったんじゃないかって。
私である必要なんてなかったんじゃないかって。


結局今になっても私は自信をもてないまま。


聞いてもしょうがないことを聞いてしまうのは悪い癖。



太ったし…老けたし…ヘタレだし…


そんなぐずぐずの私のメッセージに、

「楽しめてるのに後悔はしないでしょ。」

と彼は答える。


そんなこんなで会った後も満たされています。

プレイはちょっとハードすぎて逃げたかったけど…。(笑)



私は30代で彼は40代。
いつまでこんな危ないことできるんだろうか、とか思うけど

先のことを考えても意味がないので今は今を楽しめたらいいのかなと思っています。




へへ、酔っ払いです。
ご飯食べずにストロング2本…効きますな。
寝よ・・・。(笑)
テーマ : M女のつぶやき    ジャンル : アダルト
プロフィール

哀希-aki-

  • Author:哀希-aki-
  • 振り返れば幼少時代からMでした。根本は羞恥系M女。そこからSMといわれる事は一通り経験し、完全拘束という世界を知りました。呼吸すら相手に委ね、なすがままのこの世界が好き。7年の休息期間を経てまたJ Master様のパートナーとなり戻ってきました。
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